概要
所謂大きいお友達との対義語である。「ちいとも」「小友」等と呼ぶほか、女児限定で幼女先輩と呼ばれることもある。
ニチアサキッズタイムやNHK-E等の子供向け番組の本来のメインターゲット層の事で、大体は幼児から小学生を指す。
昔は子供向けだった作品(現在は大友向けと化している作品)作品や、R指定表現のが無い大人向けの作品を嗜む子供を指す場合でも呼ばれる。この場合は上述の意味では無く早熟と言う意味合いになる。
特に地方都市で子供向け番組が激減をした1990年代後半からは、子供間でもゴールデンタイムの大人向け(といってもゴールデンの番組、特にバラエティは子供を含めた全世代に向けて作られているものも多いが)番組が話題の中心となった。しかし、2000年代中盤頃からは子供でも楽しめるドタバタ企画モノバラエティ番組やコント番組などが徐々に姿を消し、トークバラエティやクイズ番組、大人向けテレビドラマ、情報番組を中心とした中年から高齢者向けの色合いが強くなっていった。
そんな中、上記のような全日帯アニメや子供番組の減少に加えて、ネット配信と児童へのネット普及、録画技術の向上や見逃し配信の普及、2020年代以降に相次いでいる23時台や午前0時台などの早めの時間の少年向け原作深夜アニメ全国ネット放送作品の増加などにより、深夜アニメの視聴者層の低年齢化=深夜アニメを視聴する小さなお友だちの急増という現象もおきている。
おもちゃ売り場にてニチアサやポケモンなどにまじって鬼滅の刃やSPY×FAMILYの子供向け玩具が並んでいたり、天下のヒーロー雑誌てれびくんから葬送のフリーレンの増刊が出されたり、長寿子供番組おはスタでもジャンプ系作品や東京ミュウミュウにゅ〜♡などの深夜アニメの宣伝をする状況下からもそれが見て取れるだろう。
アニメの眩しさには、その他のコンテンツは敵わないのだろうか(?)。
創作以外
創作界隈はR-18、エログロという特性から、「大は小を兼ねる」の逆と化してしまうことが多いが、それ以外のホビーでは大人中心のコンテンツの小さなお友達は多く、スポーツの観戦ファンや居酒屋の酒以外の肴ファンなどが挙げられる。
創作関係でもメタい要素の小さなお友達は多く、小学校で使われがちな田舎で売っている画材ではなく、創作オタクが使いがちなマセた画材(特に体に安全な材料を使った扱いが難しくないもの)に興味を持ってしまう子どもや、コミケやコスプレや身長140から着れる中高生用の衣服に興味を持ってしまう子供もいる。
グルメ向けの高級料理ばかり食べて舌が肥えてしまうマセた子供もいて、知識欲が旺盛な子どもに通じる。