曖昧さ回避
- あまがみ堂の作品『ちっちゃい先輩は彼女ですか? 』。キャラの本名は葉所萌葱。
- 隣(ID=/44345491)の作品『幼女先輩(20)』。キャラの本名は椎名くるみ。
- 電撃文庫レーベルのライトノベル作品『キラプリおじさんと幼女先輩』の略称。
- もしかして⇒ロリ先輩
ざっくりした概要
主にスーパーやデパートを中心に各所に配備されたアーケードゲームのうち、女児向けのものをプレイする女児プレイヤーのこと。
何故「先輩」か
元々この用語はデータカードダスを使用したアーケードゲーム「アイカツ!」のプレイヤーのうち、いわゆる大きなお友達の間で生まれたもの。
本来のターゲット層である女児に対する遠慮と尊敬の念をこめて送られた愛称なのだ。
そもそも「女児向け」とされるように、そのターゲット層はこの手のジャンルが生まれた時から決まっていたものであり、大きなお友達、主に成人男性は(禁止されていないにせよ)「想定外」のプレイヤーといえる。
したがって、実際の年齢やプレイ年数に関わらず、彼女たちに対して大きなお友達は「新参者」であり、常に彼女たちを優先する志を持とうという意を込めて彼女たちを「幼女先輩」と呼ぶようになった。
他にも「女児先輩」という呼称もあるらしい。なお、これに対して大きなお友達のことを「アイカツおじさん」と呼ぶ。
この「アイカツおじさん」との対比として、女児プレイヤーを呼称することになったのが用語の誕生の直接のルーツ。
用語の発展
「アイカツ!」をきっかけにして、女児向けアーケードゲームに対する大きなお友達の動向が注目されるようになり彼らはプレイするゲームによって「プリパラおじさん」など個別に呼ばれるように。
対して「幼女先輩」にはゲーム名などの固有名詞を持たない汎用的なネーミングであることから、プレイするゲームを問わず一律にこの呼称が使われている。
したがって、先行して生まれた「アイカツおじさん」よりもより使用範囲が広くなったといえる。
中には、男児向けゲームをプレイする女児たちをこう呼称することもある。
彼女たちとの付き合い方
どんなアーケードゲームにおいてもそうだが、本来のターゲット層であるかどうか以前に、子供に対してはできる限り譲ってあげようというのが社会のマナーと言える。
半ば自虐的にアイカツおじさんの名を生み出した大人たちにとって、そうした社会的マナーをあらためて考え、やはり日本の習慣として定着している「先輩・後輩の上下関係」に結び付けて女児たちに対するチャイルドファーストの精神をこの用語に乗せている、とも言える(あんまり深く考えていないかもしれないが)。
したがって、実際に幼女先輩に遭遇した時は、1プレイしたら変わってあげるなどの配慮をするのが望ましい。
一方で、彼女たちは時に残酷に話しかけてきたりすることもある。
何気ない会話やたまたま近くにいただけでも通報だ事案だとうるさい世の中ではあるが、適切な関係性を保ちながらお話に返答してあげるなどの軽い交流をしてあげるのもいいかもしれない。
もちろん向こうから交流を求めてきた時にそうするべきであって、わざわざ話しかける必要はない。
やってはいけない付き合い方
いくら定職につき、自分の財力に余裕があるからといえ、通常は1店舗に1台~多くて数台しか設置されておらず、しかも連コ(連続コイン投入)に理解あるゲームセンターとかならまだしも、街中のスーパーやデパートのアーケードゲーム筐体を長時間占拠するのは普通に考えても迷惑行為だ。
無論、利用者があまりいない時間帯(主に平日の昼間)であれば、自らの多少の名誉をコストとしてそれを続けることもある程度は許容されるかもしれないが、問題は「後ろに待っている人がいる」場合。
ましてやそれが女児だったとしたらどうだろうか。
もっとも悪質なのは、自身のトイレ休憩などの間にも物などを筐体付近に置いてプレイ権を奪ったままにする行為だ。
度が過ぎる占拠行為は、店舗の警備員などに通報される可能性もあるので、絶対にやめよう。
なお、筐体近辺で別の目的を理由に声掛けなどを行うのは犯罪行為に抵触する可能性があり、最悪の場合普通に逮捕される。