戦兎「俺がスマッシュを引き付ける。その間に行け!」
データ
- 身長:207.2cm
- 体重:112.2kg
- 特色/力:分身能力
概要
『仮面ライダービルド』第3話「正義(せいぎ)のボーダーライン」に登場。
ファウストの工作員の1人・鍋島正弘を素体として誕生したスマッシュと呼ばれる怪人の一種。
ちなみに素体となった鍋島はがたいの良い屈強な体付きをしていたが、スマッシュ化した姿は(大人の事情で)スリムな体型をしており、両肩には頭部に似た部位を備え得ている。
万丈龍我の抹殺を使命としており、自身の分身体を生み出す器官“ミラージュサモナー”を使って無数の分身を生み出し、敵を攪乱しつつ専用剣“スライスマッシャー”を用いた集団剣技で敵に襲いかかる戦法を得意としている。また、ガーディアンたちを一撃で難なく破壊できる程の怪力を持つ。
なお、鍋島が素体に選ばれたのは本人が志願して進んでスマッシュになったのではなく、描写から龍我の起こした冤罪事件の真相を知っているため、その口封じも兼ねているようだ。
鍋島の訴えで、彼の家族を助けるために西都へ密航しようとする龍我と紗羽の前にガーディアンたちを蹴散らしながら出現(そもそも密航船の元締めがフライングスマッシュの素体にされた女性であったため、密航しようとしたこと自体がファウストに仕組まれていた可能性が高い)。
2人に襲い掛かっている所に駆けつけたビルドに阻まれ対決。
“ミラージュサモナー”で生み出した分身体たちを使った集団戦法でビルドを翻弄するが、最後はホークガトリングフォームにフォームチェンジしたビルドのホークガトリンガーの『ボルテックブレイク』で全ての分身体と共に本体も撃ち抜かれて敗北。
その後、ビルドに成分を抜かれ元の姿を取り戻すが、突如として出現したファウストの新たな刺客によって何処かへと連れ去られてしまう。
そして続く第4話では再びスマッシュの成分ガスを吸入され、別の姿をした刺客としてビルドの前に姿を現すことになる(この行為は秘密を知り過ぎている彼の口封じを行うためであり、重傷を負ったスマッシュの被験者は記憶全てが破壊されてしまうというスマッシュのもう1つの特性を利用した非情な手段である)。
抜き取られた成分は、第4話で石動美空に浄化されて忍者フルボトルになった。
余談
モチーフは忍者。また、「分身」がテーマということで、両肩に頭部を配置して残像をイメージしている。
スーツはストレッチスマッシュに改造された。