概要
CV:佐藤正治
スーパードラゴンボールヒーローズ第4弾から登場する本作オリジナルキャラクター。
暗黒帝国軍の首領「メチカブラ」に仕える謎の戦士。
フード付きの赤いコートを羽織り、顔は白い仮面で覆われその素顔を拝むことは出来ない。
仮面のデザインは仮面のサイヤ人のものと似ているが、こちらは目のデザインが上向きになっている。また仮面の一部がひび割れした際には、その隙間から赤い瞳を覗かせている。
戦闘力は非常に高く、暗黒ドラゴンボールを埋め込まれパワーアップしたターレス:ゼノを上回り、暗黒魔界の仮面を付けたブロリーダークともある程度戦えるレベル。
必殺技はファイナルフラッシュと似た構えの『ダークキングズフラッシュ』。
SECの通常アビリティには「暗黒仮面の力」を持つ。
活躍
スーパードラゴンボールヒーローズ第4弾「メチカブラ降臨編」より登場。
メチカブラやサルサと共に暗黒四星球を回収するため、それに憑りつかれていたターレス:ゼノのいる時代へと訪れる。そこでは既に主人公らタイムパトローラー達の手によってターレスが撃破されていた為、標的を彼らに変え衝突する。
だが彼らとの戦いの中で暗黒仮面王は「サイヤ人」と「ベジータ」というワードに反応。ベジータもその正体に感づくが、その隙に暗黒仮面王はメチカブラの元へと逃走してしまう。その後メチカブラを加え再びタイムパトローラー達とぶつかり合うが、タイムパトロール陣営が想像以上の力を発揮した為、暗黒四星球を回収し撤収。その正体が明らかになる事はなかった。
それから時は流れ最後の暗黒ドラゴンボールを巡る戦い「メチカブラ復活編」で再登場。メチカブラの野望を阻止しようとするタイムパトローラー達の前に、トワの眼帯により洗脳されたというパラガス:ゼノ達と共に現れ襲いかかる。
しかし、その途中タイムパトロールの一員となったバーダック:ゼノが現れ、彼らを逃がしてしまう。そして暗黒仮面王の事を「サイヤ人の王」と表したバーダックに対し、暗黒仮面王はサイヤ人でありながら愚民に手を貸すバーダックを粛清するとしぶつかり合う。
戦いの中でバーダックに土をつけられた暗黒仮面王は仮面を外し、その正体を明らかにする。その正体はサイヤ人の王、その人であるベジータ王であった。これまでの仮面のサイヤ人や黒仮面のサイヤ人とは異なり仮面が外れてもなお主君に忠誠を誓うベジータ王は、ベジータ王:ゼノに姿を変え、真の力を解放する。
そして一方のバーダックは、逆に暗黒魔界の仮面を装着しパワーアップ。仮面と超サイヤ人3の二つの力で再度戦いに挑む。ベジータ王も認める程パワーアップしたバーダックだったが、やはりメチカブラの魔力を直接取り込んだベジータ王の前には敵わず押されていく。だがそこに突如パラガス:ゼノの攻撃が入り込む。なんとパラガスはトワに洗脳されておらず、ベジータ王に復讐するためにトワ達の暗黒帝国軍に入団していたのだった。
その攻撃が致命傷となってしまったベジータ王は、そのまま倒れてしまう。そして最後は下級戦士に敗北した事実を嘆きながら力尽きた。
……かに思えたが、メチカブラが暗黒王として再起すると同時に彼も復活。
再びメチカブラより魔力をそそがれ、側近として姿を現した。
そして、自らのプライドに泥を塗ったバーダック:ゼノとの再戦を果たす。
が、以前とはうって変わり、超サイヤ人4へと進化を遂げた彼の力の前に、再び苦汁を舐めることとなる。
しかし、バーダック:ゼノはメチカブラ打倒の協力を持ちかけてくる。
そんな申し出を受けるわけがないと激しく拒否する。だが、彼は続けて「メチカブラはサイヤ人はおろか、魔神達にすら気にかけていない」と指摘され、彼との共闘を受け入れる。
そして、案の定部下を切り捨てたメチカブラ。彼をメチカブラ城で迎え撃とうとするが、魔神サルサ、魔神シュルムと相対する。
メチカブラにより暗黒形態へと変貌を遂げた2人の魔神と激闘を繰り広げる最中、かつて自らの地位の為、不当に追放したブロリーダークが乱入。
魔神撃退後、ブロリーからの致命傷により、戦闘不能へ。
最期は自身への因果を受け入れ、力尽るのであった。
その後、バーダック:ゼノはブロリーダークを撃破した後、キーソードをトランクス:ゼノ達に託し、メチカブラを封印。暗黒帝国との戦いは終止符を打つ。