概要
『ドラゴンボール』のサイヤ人の王族であるベジータ王・ベジータ・ターブルの一家が描いた作品に付けられるタグ。由来はいずれも「ベジタブル」から来ていることに由来する。ちなみにベジータ王の妻(女王、ベジータ&ターブルの母親)はまだ不明。
「ベジータ」という名前は、劇場版『ブロリー』によれば襲名・名跡であり、今のベジータが4世でありベジータ王が3世が明かされている。
(その場合、次男である「ターブル」については、同じく襲名であるかどうかは不明)
劇中では3人揃って共演したことは無いが(ベジータ王とターブルが共演した事が無い)、『スーパードラゴンボールヒーローズ』の超サイヤ人ゴッドSSベジータのカードの中には、ファイナルフラッシュを放つ彼の後ろに親子ギャリック砲を放つベジータ王&ターブルといった構図が描かれているイラストが存在してる。
なお、ベジータ王の登場頻度が、同じサイヤ人の父親にして家系図が広まっているバーダックに比べると少ない上に3人で共演したことが劇中でも存在せず、またベジータ王のイラスト数が少ないのもあって、ベジータ王やターブルがベジータ家であるトランクスやブラ、ないしブルマらCC一家と関わっている作品はまだ無いに等しい。
また、名前の命名規則の関係でトランクスやブラはここには入らないが、トランクスが王族の子供であることを意識したシーンもそれなりに存在している。パラガスはトランクスがベジータの子供(ないしベジータ王の孫)である事を知っており、彼は未来トランクスを「ベジータ王の血を引くトランクス王子」と呼んでいた。
ちなみに、王・ベジータ・未来トランクスの三世代に渡ってフリーザに歯向かったことのある経緯を持ち、ターブルはフリーザ軍の残党であるアボとカドに追われていたこともあった(こちらは後に和解している)。その際、ターブルと現代トランクスは交流しており、ベジータから「トランクス、叔父さんの敵をとってやれ!」と親族関係を意識した台詞を発していた。
逆に、第二子・ブラに対しては王族を意識したシーンは見られず、『超』ではベジータがサイヤ人らしい名前として「エシャロット」と名付けようとしたシーンが見られ、上記のような王族特有の命名規則から外れていた。(最終的にはブルマが命名したが、トランクスも同様に彼女から名付けられた可能性が高い)
また、『GT』では髭を生やし始めたベジータに対してブラが「似合っていない」と言ってくるシーンがあるが、見方によっては間接的ながら父方の祖父にも飛び火してしまう台詞となっている。
なお、『GT』ではベジータ王の末裔となるベジータJr.が登場するが、ベジータ家から超サイヤ人について伝えられていなかったらしく、Jr.は超サイヤ人について知らなかった。ただし、後付け設定だが前述した名跡と設定的に合致している。
ちなみに、王族であるためベジータと王は大猿になっても理性を保っておりターブルも理性を保てる可能性が高いが、地球人との混血であるトランクス(未来・現代共々)やブラが改めてしっぽを生やす・無理やり大量のブルーツ波を浴びる等といった何かしらの方法で大猿になった際に理性を保てるかは不明。