概要
元は「プラント」という名前の惑星で、ツフル人が在住していたものの、母星「惑星サダラ」が崩壊したことで押し寄せた(最後の君主である)ベジータ王率いる大猿化したサイヤ人により殲滅され、サイヤ人の星にされてしまった。重力は地球の10倍で、満月は8年に1度しか訪れない。
ベジータ王がフリーザ軍と同盟を組み惑星強奪業の下請けを行った際には拠点としてにぎわったものの、超サイヤ人の存在を危惧したフリーザ(後にもっと上からの示唆があったことが判明する)により破壊され、消滅した。
当時不在だった残るフリーザ軍傘下のサイヤ人戦士であるベジータ、ナッパ、ラディッツの三名に対しては「巨大隕石の衝突で破壊された」と虚偽報告がなされた。
惑星の外観はアニメ『ドラゴンボールZ』やドラゴンボールマイナスで語られている。また、過去の惑星プラントと思われる星は『エピソードオブバーダック』に登場している。
後に映画『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』にて惑星ベジータから追放処分されたサイヤ人戦士・パラガスが荒れ果てた惑星を開拓し「新惑星ベジータ」と名付け、ベジータを招聘したものの、実際は単にベジータをグモリー彗星との衝突で暗殺するための方便に過ぎなかった。
余談
『ドラゴンボールZ』のアニメオリジナルエピソードである第20話 「よみがえるサイヤ人伝説! 悟空のルーツ」にて、界王様が惑星ベジータの神について語っている。ローブを羽織った人物で詳細な姿は確認できない。
界王様「だが惑星ベジータにも神がおった。流石にサイヤ人の悪行に堪り兼ね、巨大隕石を自らの力で引き寄せ、惑星ベジータに衝突させ、爆発させてしまったのじゃ」
実際のところは惑星ベジータを破壊したのはフリーザであるがこの時はまだフリーザが登場していないためその設定はなかった。悟空をフリーザに近づけないため嘘をついたと無理矢理説明することもできる。また神と神でビルスがフリーザに惑星ベジータの破壊を指示していたこともうかがえる。