概要
『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦』に登場するサイヤ人の戦闘集団。
下級戦士出身でありながら戦闘力1万前後のバーダックをリーダーとし、サブリーダーに彼の親友トーマ、その他セリパ、パンブーキン、トテッポから成る5人組で構成されている。
フリーザ軍所属の宇宙の地上げ屋として、これまで様々な惑星を侵略してきた。
カナッサ星侵略後、バーダック以外のメンバーは惑星ベジータ崩壊当日までミート星を侵略していたが、侵略後、突如現れたドドリア率いるフリーザ軍兵士に4人とも殺害された。
バーダック以外のメンバーは原作に出てこないアニメオリジナルキャラクーでありゲームに参戦する頻度は少ないが『ドラゴンボールヒーローズ』や『ドラゴンボールZドッカンバトル』では全員集合しており、バーダックチームを結成することも可能である。
原作連載当時、本作を視聴した原作者・鳥山明はそのストーリーに感銘を受け原作に設定を逆輸入したという裏話がある。
近年銀河パトロールジャコやドラゴンボール超などで描かれたサイヤ人達の過去の話は本作と繋がらない要素が多い。
(といっても、本作のバーダックが原作に登場している事実があり、「ジャコ」や「ドラゴンボール超」自体も後付け設定である為、どちらを正史とするかはファン次第ともいえる。)
ドラゴンボール超の劇場版『ブロリー』では、コルド大王とフリーザが惑星ベジータを訪れた際にそれを出迎えたベジータ王率いるサイヤ人の軍勢の中にトーマ、セリパ、パンブーキン、トテッポがカメオ出演している。フリーザがスカウターを装着した際に、その姿を一瞬ではあるが確認出来る。
また漫画版「超」の作者とよたろうは公式の企画の中で、その延長線としてたったひとりの最終決戦を連想させる一枚絵(本人曰く妄想)を書き下ろしている。
内容は全サイヤ人に帰還命令が下る中、トーマ達には連絡がなく、彼らはバーダックと行動を共にしていた戦士リークの通信からそれを知り不信に思うが、その頃にはもう遅く背後にはドドリア達の姿があり、4人は殺され、突然トーマ達と連絡が取れなくなったバーダックはよりフリーザへの不信感を募らせていった…というもの。
関連イラスト
関連タグ
ギニュー特戦隊:同じく五人体制の集団。
関連リンク
【スペシャル企画】とよたろうが描いてみた!!【2019年1月】(外部リンク)
※第14回目は「パンブーキン・セリパ・トテッポ・トーマ」! TVスペシャル『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦』で初登場した、バーダックの仲間たち。 原作には登場していませんが、とても強く印象に残っているサイヤ人たちです。