太田雄貴
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おおたゆうき
太田雄貴とは日本のフェンシング選手。現・公益社団法人日本フェンシング協会会長。
滋賀県出身、同志社大学商学部卒。
京都クラブ(所属選手は太田1人)⇒森永製菓所属。
2008年、無職のまま北京オリンピック(男子フルーレ個人)に出場し、第一回大会から日本にメダルの無いフェンシングで見事銀メダルを獲得した。
ちなみに、フェンシングを始めたきっかけは、競技経験のある父にスーパーファミコンを買ってあげると言われたから。
スーパーファミコンを買ってもらったらすぐにフェンシングをやめるつもりだったが、父の指導により、当初は嫌がっていたものの小学生の大会で優勝して以来競技の虜になり、風邪を引いても足を怪我しても椅子に座って練習を続け、中学校の時の宿泊行事では先生に泣きながら練習の許可を貰い、同級生が大勢いる中お寺の境内で父と練習をしたという。
ちなみにスーパーファミコンは買ってもらえたが、毎日練習したため一度もやっておらず練習中に兄たちが遊んでいるのを見て腹が立ったとのこと。
2012年、ロンドンオリンピックで男子フルーレ団体戦(太田、千田健太、三宅諒、淡路卓)に出場、銀メダルを獲得。
2016年8月7日、リオデジャネイロオリンピックの個人フルーレの初戦で敗れ、試合後に現役引退を表明。
選手時代から『フェンシング普及』に力を入れ、国際フェンシング連盟の選手委員(2013年)・理事(2016年)、アジアフェンシング連合アスリート委員会委員長・日本フェンシング協会理事及び会長(2017年)に就任。
2018年3月に森永製菓を退職、同年12月に国際フェンシング連盟副会長に就任。(任期は2020年12月まで。)
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