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概要編集

ベラルーシ共和国(BY:Рэспубліка-Беларусь)は、東欧国家

面積20万7600平方km(日本の約半分)、人口約916万人(2024年)、首都ミンスク


東はロシア、南はウクライナ、西はポーランド、北はリトアニアラトビアと国境を接する。

1985年のチェルノブイリ原発事故の影響をモロに受けており、耕地の5分の1が汚染され、放射線が原因のガン患者も多い。


ロシアとは旧ソ連時代からの付き合いで国家連合を組むほどの深い関係。しかし、主導権を巡る対立から国家統合の実現には至っていない。


またEU加盟を目指していたらしいが、ヨーロッパで唯一死刑制度が残っている上、ウクライナ問題でロシアとの連帯を表明したため、逆に制裁の対象となっている。


白ロシア編集

国名は「白のルーシ」を意味する。

この白は、ベラルーシがタタール人やリトアニアの支配から自由であったことを意味するという説や、雪や毛髪の色だとする説など諸説あるが根拠に乏しい。

ソ連時代まではロシア語の「ベロルシア」の名で呼ばれ、日本でも部分的に翻訳された「白ロシア」の名前で呼ばれていた。


情勢編集

1994年に大統領に就任したルカシェンコがソ連の復活を目指した強権的な政策を敷き、野党勢力を強引な手段で排除し30年近く大統領の座に居座り続けているため、「ソ連の遺物、「欧州北朝鮮、「ヨーロッパ最後の独裁国家」とも呼ばれている。


歴史編集

現代ベラルーシにあたる地域はキエフ・モスクワを中心としたロシア側からも、キリスト教世界の側からも「辺境の地」であった。

比較的長い間キエフ・ルーシの影響下にあったこの地域は、12~13世紀ごろから西方に勃興したリトアニア大公国の支配下となり、さらに同君連合を組んだポーランド王国の影響を色濃く受けていくが、地方全体は「ルテニア」(ルーシの意)と呼ばれ続けていた。


18世紀末、ポーランド・リトアニア連合は周辺諸国に分割され、ロシア帝国領となる。

現代ポーランド領となる地域が「ポーランド会議王国」として一応の自治をのちに与えられたのに対し、ベラルーシ側はロシアの一部として扱われた。

ロシア革命の中でベラルーシはソビエト連邦の一構成共和国となる。

国土は第二次大戦後のポーランド領西方移動に伴い西に拡大し、その後のソビエト崩壊に伴う独立後も引き継がれた。


日本との関係編集

チェルノブイリや福島原発の関係で民間交流が進んでいたが、covid-19のパンデミックで中断。さらに、ウクライナ問題を受け日本の外務省も渡航中止を勧告


関連項目編集

ヨーロッパ 東欧  ソ連

ロシア連邦

北朝鮮・・・何かと例えられる

カザフスタン・・・同じくソ連時代の要衝

仙台・・・ミンスクとは姉妹都市

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