張本智和

はりもとともかず

日本の卓球選手。世界ランキング5位の実力を持つ。

概要

2003年6月27日生。

両親は中国四川省出身の元卓球選手、張本宇・張凌。

父が日本の宮城県仙台市の仙台ジュニアクラブのコーチとして招かれたことをきっかけに移住。その後母と結婚した。本人も仙台で生まれ育ち、2014年に父・妹とともに帰化。日本国籍となった。

父の張本宇はかつて男子ジュニア日本代表のコーチを務めたこともある。また、妹の張本美和も卓球選手である。

優秀な選手であった両親の指導のもと、わずか2歳で卓球を始め、小学校時代には全国大会バンビ部門で6年間連続優勝するど早くから頭角を表していた。

中学校入学後は将来の五輪候補として有望視され、2016年にはITTFワールドツアー・ジャパンオープン荻村杯（U-21）で初優勝し以降国際大会で華々しく活躍するようになる。

2018年にはITTFワールドツアーグランドファイナルで優勝し、世界ランキング3位にまで上り詰めた。(2020年現在は5位)これは、当時4位であった水谷隼を抜いて日本人トップの成績である。

その後も、2019年にはワールドカップ準優勝、2020年には全日本選手権準優勝、ワールドツアー・ハンガリーオープンで優勝など、数々の大会で優秀な成績を収めている。

尊敬する選手は樊振東(ファン・ジェンドン、中国)と水谷隼。

得点を決めた時の「チョレイ！」という叫び声が有名だが、本人曰く「特に意味はない」とのこと。

同じく中学生から大きな大会で活躍している者同士として、藤井聡太棋士をリスペクトしている。

野球好きを公言している。仙台出身であることから東北楽天イーグルスを応援している。田中将大と茂木英五郎のファン。

2018年から妹とGakken「学研教室」のCMに出演している。日本の男子卓球選手としては史上最年少での抜擢である。本人も小学一年生から教室に通っていた。