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スケートボード(競技)

きょうぎとしてのすけーとぼーど

此処ではスケートボードを使用した競技を記載する。 2021年に開催された令和東京オリンピックでは正式競技として追加された。
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概要編集

スケートボードそのものについては当該項目を参照。

日本では主に小学生から高校生の玩具・遊びとしての一面が強かったスケートボードだが、アメリカを中心とする海外で、滑り方に独自の技術を追求していった結果、その滑り方を競う競技を開催するようになった。

その結果、日本以外の国々では大規模な大会を開催するプロスポーツとして認知されるようになり、令和東京五輪から正式種目として追加採用された。


10代前半でも年齢無制限の大会でチャンピオンになれる可能性を秘めており、実際に東京オリンピック女子ストリート部門の金メダリスト西矢椛は当時13歳で、他の参加選手・メダリストも15歳未満の選手が名を連ねている。


競技のルール内容編集

大会に応じて幾つかルールが存在するが、ここでは特に、東京オリンピックで採用された『ストリート』と『パーク』について記載する。

基本的なルールとして言えば、難易度の高い技を決めて芸術点を獲得する。という形式であり、傾向としては体操競技やフィギュアスケートのような競技になる。


ストリート編集

街中を模した階段や手すりをモチーフにしたコースを用意し、そのコースを滑ることで技を競う。

東京五輪で採用された時点でのルールでは、「ラン」と「ベストトリック」の二つの演技の合計得点を競う。

「ラン」では、選手は45秒の持ち時間で自由演技を行う。この「ラン」は二回行なわれる。

「ベストトリック」では、コースを利用して一つの技の出来を競う。この「ベストトリック」は五回行われる。

「ラン」と「ベストトリック」で合計七回滑るが、このうち高得点の4本の合計を選手の得点し、より高い得点を得た選手が優勝する。


パーク編集

直線的なコースで行われるストリートに対して、パークはお椀を組み合わせたようなくぼ地状のコースを使う。選手は急な斜面を利用しながら加速をつけて空中に飛び出し、技の難易度を競う。

ストリートとは違い、三回の「ラン」を行い、そのうちの最高得点を得点とする。


採点基準

 ランの場合、滑りの構成や、難易度、高さ、スピードを総合的に見て点数をつける。

 対してベストトリックの場合は、難易度が重視され、難易度の高い技を決めれば高得点となる。


審査の仕組み

 審査員は5人プラス、ヘッドジャッジと言う形で行われ、最高点と最低点がカットされる。

 基本的に選手は後半にいけばいくほど難しいトリックをやり始めるので、最初にあまり点数がどんと出すぎてしまうと、後の方がどんどん詰まって行ってしまう。そのバランスを調整するのがヘッドジャッジの役割となる。


関連タグ編集

東京オリンピック(2020年)

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