概要
2008年7月7日生まれ。
イギリス人の父・ストゥ・ブラウン(スチュアート・ブラウン、Stuart Brown)と、日本人の母・美枝子の間に日本の宮崎県宮崎市で生まれる。
その為日本の国籍も有しており、戸籍上の日本名はブラウン澄海(ぶらうんすかい)。
両親や弟・オーシャン(大海)共々スケートボードとサーフィンに親しみ、スケートボードのコーチがいない代わりにYouTubeからトリックを学び、時々スノーボードでオリンピックのメダルを獲得したショーン・ホワイトと練習を行っている。
2016年、8歳のときにブラウンはバンズUSオープン(Vans US Open)に史上最年少で参加。
2017年、アジアコンチネンタルファイナルで2位になり 、2018年のバンズパークシリーズ(Vans Park Series)にてトップ10でフィニッシュした。また10歳にしてブラウンは世界最年少のプロスケートボーダーとなった。
2019年2月、ブラウンはエストニアのタリンで開催されたスケートボード&BMX PARKの国際大会「SimpleSession」で優勝。翌月には、英国スケートボード協会の「よりリラックスしたアプローチ」を選んでイギリス代表として大会に出場することを明らかにした。
夏季オリンピックで初採用となる2020年東京オリンピックのスケートボード競技に出場しようとした5人の英国人の1人であったが、2020年5月28日、カリフォルニアでのトレーニング中に、ブラウンはハーフパイプ(ヴァートランプ)の外に飛び出してバランスを崩しそのまま地面に落下、頭蓋骨骨折及び左手首・左腕骨折という重傷に見舞われた。
それにもかかわらず、ブラウンは1年延期となった東京オリンピックに出場し、金メダルを争う決意を固め、2021年6月に東京オリンピックのスケートボード競技におけるイギリス代表に選出。
2021年7月に、ブラウンはXゲームのスケートボード・女子パークの種目で金メダルを獲得。
翌月8月4日に有明アーバンスポーツパークで行われた、2020年東京オリンピックの本大会では
スケートボード・女子パークで銅メダルを獲得、13歳28日でのメダル獲得はイギリス史上最年少でのメダル獲得となった。(金が四十住さくら、銀が開心那の日本勢。)
2024年のパリオリンピックにも出場、スケートボード女子パーク銅メダルを獲得。