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ニーアレプリカント

にーあれぷりかんと

『ニーアレプリカント』(NieR Replicant)とは、スクウェア・エニックスから発売されたアクションRPG。『ニーア(NieR)』シリーズの第1作。 2021年4月22日にはバージョンアップ版の『NieR Replicant ver.1.22474487139...』が発売。
目次 [非表示]
  • 1 概要
  • 1.1 『NieR Replicant(ニーアレプリカント)』
  • 1.2 『NieR Gestalt(ニーアゲシュタルト)』
  • 1.3 『NieR Replicant ver.1.22474487139...』
  • 2 ストーリー
  • 3 ゲームの特徴
  • 4 登場人物
  • 5 『ver.1.22474487139...』版での追加要素
  • 6 設定資料集『GRIMOIRE NieR』
  • 6.1 ショートストーリー
  • 6.1.1 「ソシテダレモイナクナッタ ver.1.00」
  • 6.1.2 「石ノ花 ver.1.00」
  • 6.1.3 「赤ト黒 ver.1.22...」
  • 6.1.4 「小公女 ver.1.00」
  • 6.1.5 「魔ノ山 ver.1.00」
  • 6.1.6 「魔女ノ夜宴 ver.1.00」
  • 6.1.7 「人魚姫 ver.1.00」
  • 6.1.8 「狭キ門 ver.1.00」
  • 6.1.9 「八十日間世界一周 ver.1.00」
  • 6.1.10 「失ワレタ世界 ver.1.00」
  • 6.1.11 「失ワレタ世界 appendix ver.1.22474487139...」
  • 7 ドラマCD『ウシナワレタコトバトアカイソラ』
  • 8 小説『ゲシュタルト計画回想録』
  • 9 関連作品一覧
  • 9.1 設定資料集
  • 9.2 小説
  • 9.3 ドラマCD
  • 9.4 楽曲CD(一部BDMや配信限定含む)
  • 9.4.1 OST
  • 9.4.2 アレンジ
  • 9.4.3 その他アレンジ
  • 9.5 楽曲レコード
  • 9.6 コンサートBlu-ray
  • 9.7 アート
  • 10 スタッフ(※ver.1.22474487139...版)
  • 11 CM
  • 12 関連動画
  • 13 関連イラスト
  • 14 関連タグ
  • 14.0.1 シリーズ
  • 14.0.2 DOD
  • 14.0.3 総合
  • 14.0.4 コラボ・外部出演
  • 14.0.5 登場武器
  • 14.0.6 users入り
  • 14.0.7 発売元・開発元
  • 14.0.8 媒体
  • 14.0.9 略称
  • 14.0.10 表記揺れ
  • 15 キャラクター記事・タグ一覧
  • 16 時系列
  • 17 年表
  • 18 外部リンク
  • 一人のために、全てを滅ぼす。

    そして、狂気はもう一つの世界へ(オリジナル版)

    遠い約束。千年の嘘。(ver.1.22474487139...)


    概要編集

    『ニーアレプリカント』とは、スクウェア・エニックスから発売されたアクションRPG。『NieR』シリーズの1作目にあたる。2010年4月22日にオリジナル版が発売された。


    続編の『NieR:Automata』がSF色強めだったのに対し、本作はファンタジー要素が色濃い。魔法やマモノが登場したり、喋る書物やマモノ憑きが仲間だったり、王道RPGのような町並みや景色が広がっている。


    ゲームジャンルこそアクションRPGに分類されているものの、蓋を開ければ突然サウンドノベルが始まったり、戦闘に弾幕シューティング要素が含まれていたり、釣りや栽培が可能だったりと、様々な要素がごちゃ混ぜになっている。

    またパロディが数多く存在し、ゼルダFFバイオハザードと枚挙にいとまがない(参考→ガジェット通信)。


    また本作の特徴の1つとして、視点によって見え方の変わるストーリーが挙げられる。

    ゲーム1周目では主人公(ニーア)視点のみが描かれるが、2周目以降になると敵であるマモノやカイネ視点の情報が加わり、プレイヤーは登場人物たちの様々な内情を知ることとなる。

    心優しき者同士が啀み合う話や、他者への好意が却ってその人を苦しめてしまう話、見方次第では主人公側が悪に見える話も多く、その救いのなさから本作を鬱ゲーと称するプレイヤーもいる(ただし『ドラッグオンドラグーン』や他の鬱ゲーと比較すると『NieR』はその美しさや儚さを強調されることが多い)。


    美麗で壮大な世界観、ジャンルがごちゃ混ぜなゲーム性、明確な悪が存在せずやるせないストーリー。これらの要素は『NieR』らしさとして後発作品にも引き継がれている。


    本作は『ドラッグオンドラグーン』(以下『DOD』)の製作陣によって開発された。

    事実上の裏設定として、『ニーアレプリカント』は『DOD』のEエンド(通称:新宿エンド)からおよそ1400年後の世界が舞台となっているが、ストーリー上の関係はない。


    本作にはバージョン違いが存在し、『ニーアゲシュタルト』がそれにあたる。内容はほぼ同じだが、主人公の年齢等が異なっている。


    続編の『NieR:Automata』や『NieR Re[in]carnation』とも世界観を共有している。

    『オートマタ』は『レプリカント』から約8000年後の世界が舞台となっている。メインストーリーの繋がりはほぼ無いに等しいが、クエストやアーカイブなど本筋とは関係ない部分で本作の情報が少し登場する。

    『リィンカネ』は『オートマタ』の更にその後の話で、メインストーリー終盤に『レプリカント』の内容やとあるキャラクターが登場した。


    『NieR Replicant(ニーアレプリカント)』編集

    発売日:2010年4月22日

    プラットフォーム:PS3


    オリジナル版にあたる作品。

    開発はキャビア


    『NieR Gestalt(ニーアゲシュタルト)』編集

    発売日:2010年4月22日

    プラットフォーム:Xbox 360


    『レプリカント』のバージョン違い。同日に発売された。

    それぞれ主人公の年齢が異なっており、『レプリカント』では兄妹の愛、『ゲシュタルト』では父娘の愛が描かれている。また、海外版『NIER』は『ゲシュタルト』の内容に準じている。


    『NieR Replicant ver.1.22474487139...』編集

    発売日:2021年4月22日

    プラットフォーム:PS4 / Xbox One / Steam


    『レプリカント』のバージョンアップ版にあたる作品。

    詳細は後述するが、新たに『Eエンド』や『人魚姫』のシナリオが追加されており、ほぼ完全リメイクと呼べる内容になっている。

    開発はトイロジック(オリジナル版の旧スタッフが在籍)。監修には前作『NieR:Automata』を手掛けたプラチナゲームズスタッフも加わっている。



    以下、バージョンアップ版に関する詳細。


          ↓


    2020年3月29日に行われたNieRシリーズ10周年記念生放送にて、『NieR Replicant ver.1.22474487139...』が発表された。(※ちなみに当日、新型コロナによる都市圏自粛問題と同時に都内で大雪が降ったのは全くの偶然である)。

    2020年9月24日、オンライン上で開催されたニーアTGS2020特番にて、初のプレイ動画と発売日が公開され、同日のうちに予約開始となった。

    市場規模等の諸般の事情により、国内パッケージ版現物の販売はPS4版のみとなる。通常版には各店舗・通販ストアでそれぞれ特典が付く他、スクエニe-STORE・ローソンLoppi・HMVにおいて数量限定生産で、ピンバッジセット・収録台本セット・限定アレンジサウンドトラックを同梱する豪華版『White Snow Edition』も発売される。


    兼ねてから開発側から「旧作オリジナルのバージョンアップ版」と称されていた本作だが、設定資料集などに収録されていたシナリオを本編に追加完全新録の音声収録(オリジナルではボイスが無い箇所も全てフルボイス収録)ゲーム内BGM・サウンドも全てアレンジ新録、更にキャラクター・背景3Dモデリング/モーションデータも全て1から作り直して刷新している

    アクション周りには前作オートマタを手掛けたプラチナゲームズスタッフの監修も加わっているため、モーション全体の挙動や攻撃動作の操作感など、大幅に刷新されたアップデートが施されている。

    キャラクターデザインにおいてはオリジナルを担当したD.Kが現在日本国内で活動していない経緯から、元のデザインはそのままに前作『NieR:Automata』から続投する形で吉田明彦がメインキャラクター・パッケージのイラストを手掛けることとなった。

    2022年11月時点で、本作は累計出荷本数150万本を達成している(これは11年前のオリジナル版累計本数を遥かに超える販売ペースである)。


    ストーリー編集


    ──2053年、東京。

    街は廃墟と化し、黒い化物たちが徘徊していた。鉄パイプを持った少年ニーアと病弱な妹ヨナは、建物内にて潜伏していた。

    襲い来る化物たちから妹を守るための力を欲したニーアは、人語を話す書物『黒の書』に触れ、強大な魔力を手に入れる。

    しかし、同じく黒の書に触れたヨナの体には、不可解な黒い文様が浮かび上がってしまう……。


    ──時は流れ、3465年。

    奇病が蔓延し、マモノの存在する世界。

    小さな村に、少年ニーアと妹のヨナが暮らしていた。ヨナは生まれつき病弱で、謎多き不治の病『黒文病』を患っていた。

    あるとき、ニーアは人語を話す書物『白の書』と出会う。

    伝説に従い、白の書と共に『封印されし言葉』を集めればヨナの黒文病を治せるかもしれない──。そう考えたニーアは妹を救うため、各地のマモノを倒し、封印されし言葉を集めていく……。


    ____________________________________________________________________________


    要約すると、主人公ニーアが妹ヨナのためにひたすら頑張る物語。

    道中はみ出し者として苦しんでいたカイネエミールを仲間に加えながら、ある種盲目的にニーアはマモノを殺していく。その行為が、どんな意味を持つかも知らぬままに。


    ゲームの特徴編集


    本ゲームの大きな特徴は、ストーリーを周回するごとにエンディングが変化する点

    具体的には「Aエンド」〜「Dエンド」(バージョンアップ版は「Eエンド」まで)が存在し、それぞれ内容が異なる。また、周回するごとに一部ストーリーにもシーンが追加され、1周目ではわからなかった謎が明かされていく。

    なお、このマルチエンディングシステムは『DOD』から引き継がれたもので、続編『NieR:Automata』にも使用されている。


    戦闘システムには『ワードエディット』と呼ばれる強化機能が存在する。

    敵を倒すと手に入る「ワード」を組み合わせることにより、武器や魔法の攻撃力を上げたり状態異常を付与することができる。『NieR:Automata』に登場する「プラグイン・チップ」に近い。


    『NieR Replicant ver.1.22474487139...』からは作中に『ウェポンストーリー』が追加された。

    いわゆるショートストーリーであり、武器を入手、強化すると、元の持ち主に関する小話を読むことができる。

    DOD』から続く伝統システムで(そちらでは武器物語という名称)、他の『NieR』作品にも存在する。内容は繋がっていたりいなかったりとまちまち。

    本作には『DOD』シリーズで登場した武器やキャラクターたちにまつわる武器が登場。また、無料DLCを入れると『NieR:Automata』のキャラクターが持っていた武器を入手できる。


    登場人物編集



    ニーア(CV:岡本信彦/遊佐浩二

    ちびニーア青年

    主人公の少年。幼い頃に両親を亡くし、妹のヨナと村で二人暮らしをしている。特徴的な髪の結い方をしているが、これには公式で理由がある。作中で時間が経過すると青年の姿になる。

    正義感が強く、かなりのお人好し。大変仲間想いで、白の書やカイネ、エミールを始め、村の人々にも優しく接する。何より妹のヨナを大切に想っており、彼女の抱える不治の病『黒文病』を治すために日々頑張っている。

    戦闘では剣、槍、白の書による魔法を使って戦う。


    白の書(CV:ピーター/安元洋貴(ver.1.22474487139…))

    白の書

    人語を喋る書物。宙を漂って移動する。目覚めた際ニーアに強く打たれたせいで記憶を失っているが、大して気にしていない。仲間からは『シロ』と呼ばれることが多い。カイネからは『クソ拭き紙』などと呼ばれている。

    世界の全てを知り尽くしているように振る舞ったりするも、実際はおとぼけな一面が多々見られる。荘厳な口調で毒舌を吐くが、根は優しいお爺ちゃん。仲間を大切にし、特にニーアにはいつも寄り添っている。彼の過剰なお人好しにも渋々付き合っている。

    戦闘ではニーアと共に魔法を使って戦う。倒したマモノの血を吸収することで『封印されし言葉』を手に入れ、力を取り戻すことができる。


    カイネ(CV:田中敦子

    センシティブな作品

    『マモノ憑き』の少女。崖の村の住人から差別を受けている。大胆な下着姿をしており、半身には包帯を巻いている。祖母を殺したマモノに復讐するために剣を振るっている。シロからは『下着女』と呼ばれる。両性具有である。

    ぶっきらぼうで不器用な性格。非常に口が悪く、彼女が喋るとよく規制音が入る。差別されていた故に素直になれないだけで、実際は家族や仲間を想う優しさを持ち合わせている。

    戦闘では双剣と魔法を使い、荒々しく戦う。


    エミール(CV:門脇舞以

    泣く

    見たモノを石化させる能力を持つ少年。それが理由でいつも目隠しをしている。南平原にある洋館に執事と二人で住んでいる。ストーリーが進むと、彼の身にとある変化が起こる。

    おだやかで優しい性格。話し方も丁寧。恐ろしい能力を持つ自分を受け入れてくれたニーアとカイネを慕っている。

    戦闘では杖と魔法(石化)を使って戦う。


    ヨナ(CV:野中藍

    おにいちゃん

    主人公ニーアの妹。彼と村で二人暮らしをしている。生まれつき病弱だったが、更に不治の病『黒文病』を患っており具合が悪い。時折ニーアの役に立とうと料理を作ってくれるが、その出来はどれも壊滅的。

    あまり外に出られないからか、世間擦れしない無垢な感性を持ち合わせている。ニーアとは共依存の関係で、いつも彼の帰りを今か今かと待ちわびている。


    デボル&ポポル(CV:白石涼子

    シンキングバード

    主人公ニーアの村に住む双子の姉妹。赤い髪が特徴的。親のいないニーアとヨナをいつも気遣ってくれる。

    姉のデボルは活発な性格で、よく村の噴水や酒場で歌を歌っている。

    妹のポポルは温和な性格で、村の図書館の館長を務めている。また村の長としての役割も受け持っており、ニーアに仕事を斡旋してくれる。


    テュラン(CV:森久保祥太郎


    カイネの半身に住まうマモノ。猟奇的な考えの持ち主。

    ストーリーでは2周目以降から登場する。


    仮面の王(CV:榎木淳弥/綾里まる

    カイザム

    砂漠にある仮面の街の王様。若いながらに民を統べている。「掟は自由を知るためにある」という考えを持つ。

    奔放な性格で側近を困らせることもあるが、国と民をきちんと想っており、王としての尊敬を集めている。


    フィーア(CV:綾里まる

    新作動画上げました

    仮面の街に住む少女。掟に倣って言葉を使わず、身振り手振りで意思疎通を行う。以前狼の襲撃から助けてくれたカイネのことを恩人として慕っている。

    誰にでも優しいおおらかな性格だが、逆境に負けない強い心も持ち合わせている。


    ルイーゼ(CV:悠木碧

    ルイーゼ

    リメイクにあたって追加されたシナリオで登場する謎多き少女。漂着した難破船の中にいるところを発見された。

    文字の読み書きができず、上手く喋ることができない。海岸の街に住む郵便配達員のハンスにだけは心を開いている。


    魔王

    【ネタバレ】魔王【ではないはず】

    マモノでありながらも日光で消滅せず、黒の書を連れている謎の存在。どこか主人公ニーアと似た容姿をしている。


    『ver.1.22474487139...』版での追加要素編集

    『NieR Replicant ver.1.22474487139...』では、原作になかったストーリーや機能が追加されている。以下がその内容。


    • 設定資料集に載っていた『Eエンド』が本編に追加。
    • 同様に、『人魚姫』のシナリオが本編に追加。
    • 同様に、ウェポンストーリーが追加。
    • オートバトル機能が追加。これによりゲームが苦手な人でも簡単にプレイできるように。
    • 敵のロックオン機能が追加。
    • 原作にあった有料DLCが最初から搭載。クリアすると原作準拠の追加コスチュームが手に入る。
    • 作中BGMを『NieR:Automata』の曲に差し替えて本編をプレイできる。
    • 無料DLC『4 YoRHa』の配布。『NieR:Automata』に出てきた主人公たちのコスチュームと武器が手に入る。
    • その他、武器やワード、クエストが一部追加されている。



    設定資料集『GRIMOIRE NieR』編集

    2010年5月28日に発売された攻略本+設定資料集。

    本書籍はオリジナル版『レプリカント』と『ゲシュタルト』の関連書籍であり、オリジナル版の物語や攻略情報、イラストの他、ここでしか読めないショートストーリーや制作陣の対談等が収録されている(参考→電撃オンライン:前編/後編)。


    2021年7月9日に発売された攻略本+設定資料集。

    前述の書籍をベースに内容をアップデートしたもので、攻略情報やスクリーンショット等が『ver.1.22...』準拠に更新されている。また、「人魚姫」や「Eエンド」の物語、『ver.1.22...』の設定資料、制作陣の対談等が追加されている(参考→ファミ通)。


    ※以下、後者を基準に解説している。


    ショートストーリー編集

    本書籍には11作品ものショートストーリーが掲載されている。その中には、世界観やキャラクターの裏設定に迫る重要な内容も多い。


    ※以下、ネタバレを含みます。

    「ソシテダレモイナクナッタ ver.1.00」編集

    著:映島 巡

    原案:cavia/横尾 太郎


    主人公はハーメルン機関に所属する青年。

    レギオンと戦い続ける生活に嫌気がさした彼は、退役を条件に所属組織から持ち出された「極秘任務」を承諾し、封印の書の製造計画に巻き込まれる。


    2033年、黒の書計画開始のため13冊の封印の書が作られる。本作ではその過程を描いている。

    主人公の男はかつての白の書である。一人称は俺で、年齢は推定19歳。口調も全然違うのだが、ゲーム本編で白の書がバグった際に発した「無茶してくレレレレ……るぜ。」はかつての彼と少し似ている。


    「石ノ花 ver.1.00」編集

    著:映島 巡

    原案:cavia/横尾 太郎


    主人公はエミールの姉であるハルア

    国立兵器研究所の実験で兵器に改造されたハルアは、エミールを助けるために暴走する。


    2026年6月に起きた、6号事故を描いている。


    「赤ト黒 ver.1.22...」編集

    著:映島 巡

    原案:cavia/横尾 太郎


    主人公は少年ニーア

    黒文病を発症したヨナの薬を買うため、ニーアは男娼やマモノ退治で金を稼ぐ。


    ゲーム本編から少し前の出来事。


    「小公女 ver.1.00」編集

    著:名取 佐和子

    原案:cavia/横尾 太郎


    主人公は幼い頃のフィーア

    顔のケロイドが原因で両親に捨てられ奉公に出されたフィーアは、やって来た仮面の街で王子(仮面の王)と出逢う。


    「魔ノ山 ver.1.00」編集

    著:映島 巡

    原案:cavia/横尾 太郎


    主人公はロボット山に住む兄の少年。

    母親が出ていってしまい、弟の面倒を1人で見ることになった兄は酷く苦悩する。


    最終的にはゲーム本編へと続くような終わり方をしている。


    「魔女ノ夜宴 ver.1.00」編集

    著:名取 佐和子

    原案:cavia/横尾 太郎


    主人公はモブの女性。

    全ての者を等しく救おうとする女性は、崖の村で差別されているカイネの話を聞きつけ、彼女の元を訪れる。


    「人魚姫 ver.1.00」編集

    著:菊池 はな

    原案:cavia/横尾 太郎


    ニーアカイネ、郵便配達員のハンス、少女(ルイーゼ)視点で描かれる。

    ある日、ハンスは海岸の街で難破船を見つけ、その中で少女と出逢う。ハンスは彼女にパンやリボンを与え、歌を教えた。次第に少女はハンスに心を開いていく。

    その一方で、ニーアたちは海岸の街でマモノを探していた。カイネが感じた気配を元に難破船へと赴いたニーアたちは、中で少女と遭遇する。


    『ver.1.22...』で追加されたシナリオ「人魚姫」の元となった小説。ゲームのストーリーと大筋は変わらないが、本作ではルイーゼに名前がない。


    「狭キ門 ver.1.00」編集

    著:名取 佐和子

    原案:cavia/横尾 太郎


    主人公はカイネ

    カイネとエミールは、ポポルからニーアの村で行われる祭りの見張りを頼まれる。決して祭りには参加できず、村の外で歓声だけを聞く2人。ニーアが様子を見に来るも、村の少女によって連れ戻されてしまう。なおも見張りを続けるカイネに、突如マモノが話しかけてくる。


    「八十日間世界一周 ver.1.00」編集

    著:映島 巡

    原案:cavia/横尾 太郎


    主人公はエミール

    砂漠に飛ばされて頭だけになったエミールは、ニーアたちと合流するために体作りに奮闘する。


    Bエンド後のエミールを描いている。全体的にネタ感が強い。


    「失ワレタ世界 ver.1.00」編集

    著:横尾 太郎

    原案:cavia


    主人公はカイネ

    魔王を倒してから3年後、カイネは悪夢にうなされていた。自身の曖昧な記憶に違和感を覚えながらも、マモノを殺して生き続ける日々。ある日、神話の森に訪れたカイネは、巨木の根本で機械の少年と遭遇する。


    『ver.1.22...』で追加されたEエンド「失ワレタ世界」の元となった小説。ゲームのストーリーと大筋は変わらないが、内容が所々異なる。例を挙げると、管理人の少女がいない、少年の喋り方が違う、データ内でフックたちと戦うやり取りがない、白の書がはっきりとは登場しない等々。

    正確にいえば、本作は『ver.1.22...』とは異なる世界線を描いていると思われる。


    「失ワレタ世界 appendix ver.1.22474487139...」編集

    著:ヨコオタロウ


    主人公は管理人の少年。

    カイネがサーバーを破壊したことで、少年は自我データを吹き飛ばされた。それは予定通りの出来事であり、本来であれば「彼女」のデータも一緒に消えるはずだった。だが、少年は知らない世界で1人目覚める。


    『ver.1.22...』のEエンド後を描いている。また、本作での出来事が『NieR Re[in]carnation』のメインストーリーに続いている。

    終盤、少年が彼女を求める展開は『NieR:Automata』に登場する2号と9号の運命を意識しているものと思われる。

    ちなみに、本作は設定資料集のカバー裏に掲載されている。


    ドラマCD『ウシナワレタコトバトアカイソラ』編集


    2011年4月27日に発売されたドラマCD。CD2枚組となっている。

    Disc1ではゲーム本編以前の新宿で起きた出来事が、Disc2ではニーアカイネエミールのショートストーリー1本ずつと、公式学パロ「私立レプリカント高等学校」が描かれている。また、初回盤にはボーナストラックとしてエミールの「ハナウタ」が収録されている。


    本作には16ページのブックレットが付属。タイムラインの記載とともに内容の細かい解説がなされている。その他、私立レプリカント高等学校の学校案内が(無駄に細かく)記載されている。


    なお、本作にはレギオンやレッドアイ、十字軍や世界浄化機関といった用語が登場する。これらの用語は設定資料集で解説されているため、先に設定資料集の一読を推奨する。


    作品紹介+声優陣へのインタビュー記事↓


    小説『ゲシュタルト計画回想録』編集

    2007年発売の『NieR:Automata Black Box Edition』には、『レプリカント』の長編小説『NieR RepliCant Recollection《ゲシュタルト計画回想録》』が同梱されていた(参考記事)。


    そして2021年6月28日には、上記の作品を加筆修正した完全版が発売された。以下、こちらを解説する。



    『NieR Replicant ver.1.22474487139...』のノベライズ。

    File01とFile02の計2冊で構成されている。


    File01では、SS「赤ト黒」の内容に始まり、少年期から青年期冒頭までが描かれる。

    File02では、青年期からEエンドまでが描かれる。また、File02からはニーアカイネの2人の視点を交えて話が進んでいく。


    本作は原作ゲームに忠実でありながらも、キャラクターの掘り下げがしっかりとなされている。

    特筆すべきはキャラクターの心理描写がゲーム以上に詳細である点と、オリジナル描写を含む点。


    File02の物語はカイネ視点で進むことが多い。彼女の心情を詳しく知れるのは本作の魅力といえる。

    また、話の区切りには毎回デボルとポポルの報告書が掲載されている。ときに残酷な彼女らの心情を知れるのは面白い点である。


    ノベライズ化にあたって、本作にはオリジナル描写が数多く存在する。キャラクター同士の関係や設定等を掘り下げた内容が主である。

    例を挙げると、エミールと赤い鞄の男が仲良くなっている、白の書ニーアにゲシュタルト計画の全容を説明している、ニーア消失後のカイネが密かにヨナを見守っている等々。

    大きなものとしては、File02の「双子の章」において、デボルとポポルがレプリカントを複製する様子が見られる。また、図書館の地下が描かれているのも本作だけである。

    なお、オリジナル描写はFile02に多い。


    関連作品一覧編集

    設定資料集編集

    ※1:前者のバージョンアップ版。迷った際はこちらを買うと良い。

    ※2:ほんの数ページだけレプリカントの内容に触れている。


    小説編集

    ※1:エミールの話にレプリカントキャラの名前が登場。また挿絵が1枚載っている。


    ドラマCD編集


    楽曲CD(一部BDMや配信限定含む)編集

    OST編集

    ※1:「オバアチャン/破壊」「エミール/ショップ」「イニシエノウタ/贖罪」等を収録。

    ※2:「エミール/絶望」等の原曲他、コラボ楽曲「カイネ/Final Fantasy Main Theme Version」を収録。BDM。


    アレンジ編集

    ※3:後者の『NieR Gestalt & Replicant Orchestral Arrangement Album』と『NieR:Automata Orchestral Arrangement Album』に加え、本商品だけの新規アレンジ楽曲(計4曲)がセットになったBOX。

    ※4:「イニシエノウタ」「エミール」のアレンジを収録。

    ※5:「イニシエノウタ/贖罪」「カイネ」「Ashes of Dreams」のコンサート音源を収録。


    その他アレンジ編集

    タイトル発売日
    SQUARE ENIX JAZZ Vol.2 ※62018年12月19日
    SQUARE ENIX MUSIC CHIPS SELECTION ※72019年10月31日
    SQUARE ENIX - Mellow Minstrel Mix ※82022年3月19日
    SQUARE ENIX - Mellow Minstrel Mix Vol.3 ※92024年2月21日
    SQUARE ENIX - Airship Cruise Beats Vol.2 ※102022年10月26日
    Mellow Minstrel Mix and Airship Cruise Beats - Chill DJ Mix / EDM DJ Mix ※112023年9月25日

    ※6:「イニシエノウタ」のジャズアレンジを収録。

    ※7:『ニーアゲシュタルト&レプリカント 15 Nightmares & Arrange Tracks』に収録の「ニーアの伝説 〜8ビットの勇者たち〜」を含む。

    ※8:「カイネ/救済」のメロウアレンジを収録。配信限定。

    ※9:「ヨナ/Ver. 弦その1」「Ashes of Dreams / English Version」のメロウアレンジを収録。配信限定。

    ※10:「エミール」「光ノ風吹ク丘」のダンス・ミュージックアレンジを収録。配信限定。

    ※11:『SQUARE ENIX - Mellow Minstrel Mix』と『SQUARE ENIX - Airship Cruise Beats Vol.2』の楽曲がDJ MIXで再編集されている。


    楽曲レコード編集

    ※1:後者の『NieR Gestalt & Replicant Original Soundtrack Vinyl』と『NieR:Automata Original Soundtrack Vinyl』がセットになったBOX。

    ※2:後述の4つがセットになったBOX。

    ※3:新規アレンジの「魔王/Ver. Sax Ensemble」を収録。

    ※4:新規アレンジの「カイネ/Ver. Oboe and Bassoon Ensemble」を収録。

    ※5:新規アレンジの「エミール/Ver. Recorder Ensemble」を収録。

    ※6:新規アレンジの「イニシエノウタ/Ver. Mandolin Ensemble」を収録。


    コンサートBlu-ray編集

    ※1:『NieR:Automata』がメイン。「イニシエノウタ/贖罪」「カイネ」「Ashes of Dreams」のコンサート音源を収録。

    ※2:『NieR:Automata』と合同。1部がレプリカント楽曲+朗読「エミールの言葉」となっている。またExtra Tracksとして「カイネ (Emi Evans Vocals)」のレコーディング音源を収録。

    ※3:『NieR:Automata』と合同。2nd Stageがレプリカント楽曲+朗読となっている。

    ※4:『NieR:Automata』がメイン。「カイネ」「エミール」「イニシエノウタ/贖罪」のコンサート音源収録の他、遊佐浩二(青年)/野中藍(ヨナ)/ 門脇舞以(エミール)の御三方が朗読で出演。


    アート編集

    タイトル発売日
    NieR Art 幸田和磨アート集2021年6月28日

    スタッフ(※ver.1.22474487139...版)編集

    • 開発:トイロジック
    • 監修・シナリオ・原作版ディレクター:ヨコオタロウ(BUKKORO Inc.)
    • キャラクターデザイン:D.K/吉田明彦(CyDesignation Inc.)
    • コンセプトアート・海外版パッケージイラスト等:幸田和磨
    • 音楽:岡部啓一 / 帆足圭吾(MONACA,Inc.)
    • ディレクター:伊藤佐樹(Toylogic Inc.)
    • プロデューサー:齊藤陽介(SQUARE ENIX HOLDINGS CO., LTD.)
    • アクション・モーション監修:田浦貴久(PlatinumGames Inc.)

    CM編集


    上記の動画タイトルは、

    『NieR Replicant ver.1.22474487139... | CM | 新宿ver.0.25 | 2周目』。

    このCMだが、実はとある秘密が存在する。

    タイトルに倣って、動画の再生速度を0.25倍速にして観てみると……。


    なお、同じくタイトルに『2周目』とあるように、低速で観るのはゲームの2周目に入ってからをオススメする。


    関連動画編集


    原作OP


    関連イラスト編集

    ごめんね、センシティブな作品


    関連タグ編集

    シリーズ編集

    DOD編集

    総合編集

    コラボ・外部出演編集

    登場武器編集

    users入り編集

    発売元・開発元編集

    媒体編集

    略称編集

    表記揺れ編集


    キャラクター記事・タグ一覧編集


    時系列編集

    西暦856年大災厄
    西暦1000年DOD3(小説)DOD3(ゲーム)
    Aエンド
    西暦1096年DOD 死ニ至ル赤
    西暦1099年DOD1(ゲーム)DOD1.3(小説)
    西暦1117年DOD2(ゲーム)
    西暦2003年Eエンド
    西暦3465/3361年ニーアレプリカント/ゲシュタルト
    西暦3470/3473年D or Eエンド(レプリカント)
    西暦5645年(Eエンドの場合)プロメテウスの火
    西暦11945年ニーアオートマタ

    年表編集

    設定資料集に記載の年表をベースに、特に重要な流れだけを抜き出している。また、その内容がどの作品で詳細に描かれているのかを記載している。

    様々な世界線を一纏めにしている都合上、公式年表と情報が食い違っている可能性がある。それを考慮に入れた上で読んでいただきたい。

    なお、更に細かい情報を知りたい方は『NieR:Automata』の設定資料集の購入をオススメする。


    ※以下、大きなネタバレを含みます。

    西暦時間出来事関連作品
    2003年6月12日15時1分新宿に巨人と赤き竜が出現。2体が交戦し始める。DOD1』、ドラマCD「終末ノ空」
    16時頃巨人が崩壊。ほぼ同時刻に「航空自衛隊 第6航空団 第303 飛行隊:スカーフェイス機」が竜を撃墜する(新宿ED)。DOD1』、ドラマCD「終末ノ空」
    竜の亡骸は政府により研究施設へと運ばれた。『ver1.22...設定資料集』p.8
    12月白塩化症候群の感染者が初めて出現する(この時点では奇病に名前は付けられていない)。
    2004年4月白塩化症候群で性格が凶暴化した者が出現する。
    10月新宿封鎖計画が実行。新宿周辺にエリコの壁が設置される。
    2008年2月エリコの壁が内側から破壊され、レギオンが出現する。
    2月14日四谷〜新宿区間でレギオンの大発生が確認される。自衛隊市ヶ谷第二区部隊がこれに応戦。ドラマCD「白キ軍勢」
    戦闘時にレッドアイが初めて目撃される。ドラマCD「白キ軍勢」
    政府の指示によって空爆が行われる。この際関わっていた国連の一部勢力が後にハーメルン機関となる。ドラマCD「白キ軍勢」
    8月竜の研究所が密かに日本から移転する(移転先はアメリカ説が一般的)。
    10月日本本州全土が戦場化する。
    2009年8月6日新宿への核攻撃が実行される。新宿は壊滅し「グラウンド・ゼロ」と呼ばれるように。
    新宿を皮切りに核による攻撃が本格化。日本全土が焦土となる。
    2010年3月世界中で白塩化症候群が発症する。
    6月竜の研究から多元世界説が立証される。
    巨人が崩壊した際の粒子(G粒子)が発見される。以降、この粒子を「魔素」と呼称。
    白塩化症候群の原因が魔素だと判明する。
    10月竜の亡骸を運び込んだとされる研究所が襲撃を受ける。犯人は不明。竜の亡骸も行方不明となる。
    2014年3月12日ゲシュタルト計画が始動する。『オートマタ』アーカイブ「ゲシュタルト計画報告書01」
    人間の魂を抜き出すゲシュタルト化技術の研究が進む。
    5月魔法についての研究が進む。魔法を使用できるのはゲシュタルトのみと判明。
    2015年ゲシュタルト化が普及せず、各地で反対運動が起きる。
    4月4日ゲシュタルト化のテストを行えた一般人は4名のみ。研究そのものは進んでいる。『オートマタ』アーカイブ「ゲシュタルト計画報告書02」
    2016年2月ルシフェラーゼが完成する。あくまで白塩化症候群の進行を遅らせる薬品であり、病気の治療はできない。また、量産も不可能。
    5月ルシフェラーゼ軍が結成される。
    「第1次十字軍」がブラジルへと派遣されたが、レギオンとの壮絶な戦いの末に全滅。
    12月ルシフェラーゼが若年層、特に年少なほど効果が高いことが判明する。これにより、身体能力の高い子供に軍属を促すように。
    ほぼ10代の者で構成された「第5次十字軍」が組織される。
    ハーメルン機関が設立される。身体能力の高い子供を世界中からスカウトし、戦闘機械としての養成・派遣を行う。
    2018年国立兵器研究所が設立される。人体実験による強化人間の製造を目的に、魔素の研究を行う。
    2025年1月レプリカント化の技術が確立する。ゲシュタルト化した人間から採取した情報を元に作られる器を「レプリカント」と呼称。
    8月23日レプリカントシステムの基本技術が完成間近。『オートマタ』アーカイブ「ゲシュタルト計画報告書03」
    2026年6月国立兵器研究所で実験兵器6号が暴走。急遽実験兵器7号による封印作戦が実行される。SS「石ノ花」
    危険性から研究は頓挫し、研究所自体も大幅に縮小された。一部人員はゲシュタルト計画に受け入れられることに。『オートマタ』アーカイブ「ゲシュタルト計画報告書04」
    2030年第13次十字軍隊長が、エルサレムにて最後のレッドアイを殺害する(実際には政府によって研究用の個体が保管されているため絶滅はしていない)。隊長は戦闘時の傷が元で死亡。ドラマCD「ニーア/混乱」
    2032年レプリカントシステムが構築される。
    レプリカントシステムの管理者として、アンドロイドが世界各地に配置される。
    2033年黒の書や白の書をはじめ、13冊の封印の書が作られる。SS「ソシテダレモイナクナッタ」
    5月5日封印の書のシステムでゲシュタルト体をレプリカント体に戻せることを報告。『オートマタ』アーカイブ「ゲシュタルト計画報告書05」
    黒の書計画が開始される。
    2050年1月24日代々木地区でレッドアイが出現。ニーア、ヨナ、カイネが巻き込まれる。そこに由良正義とエミールも合流、暴走したカイネとエミールがレッドアイを倒す。逃亡した由良正義は警察から指名手配されるも逮捕には至っていない。ドラマCD「ニーア/予感」〜「報告書 #4」
    2053年ゲシュタルト化した魂が高確率で崩壊体となることが発覚する。
    安定個体を探すため、世界浄化機関は貧しい人間相手に黒の書の特殊なクローンを供給、ゲシュタルトを増産する(計画の実施はハーメルン機関が担当)。
    8月1日ニーアとヨナが実験に参加するも、実験の危険性に気づいてハーメルン機関の施設から逃亡する。『レプリカント』「鉄パイプ」
    8月5日ニーアとヨナが新宿のスーパーマーケットに逃げ込む。『レプリカント』「鉄パイプ」
    ニーアとヨナが崩壊体に襲われる。ゲーム本編
    ニーアが自我を持ったままのゲシュタルト化に成功。しかしヨナも事故でゲシュタルト化、すぐに崩壊体化への進行を開始する。ゲーム本編
    ハーメルン機関がニーアと接触。「ヨナを凍結すれば1000年後には病が消え去る世界になる」と説得し、ヨナを無料で1000年間コールドスリープさせる代わりに、ニーアの魔素の提供を要望する。
    ニーアがハーメルン機関の取引に応じる。その後彼は世界浄化機関から「オリジナル・ゲシュタルト」と呼称されるように。
    2058年ニーアは世界浄化機関の監視下に置かれていたが、1000年生き続けることを監視者に約束して施設から去る。ドラマCD「千年ノ約束」
    2764年レプリカントたちに意思が芽生える。
    4月18日複数の地域で意思の芽生えたレプリカントが確認される。『オートマタ』アーカイブ「ゲシュタルト計画報告書10」
    3000前後レプリカントたちが文化を形成する。
    3288年ゲシュタルトたちが目覚める。
    レプリカントとゲシュタルトによる戦いが始まる。
    3300年前後ニーアの魔素を取り込んだにもかかわらず、崩壊体となるゲシュタルトが出現し始める。
    1000年以上魔素を供給し続けていたニーアが、このままではヨナが復活しないという事実に気づき始める。
    3465年ゲシュタルト・ヨナをレプリカントの肉体へ戻すため、ゲシュタルト・ニーアがオリジナルの黒の書を入手する。デボルとポポルはプログラムどおりゲシュタルト・ニーアの動きを補佐するように。
    レプリカント・ニーアが白の書を入手する(小説『ゲシュタルト回想録』p.202によれば、デボルとポポルにとって予想外の出来事)。ゲーム本編
    黒の書計画実現のため、デボルとポポルがレプリカント・ニーアを誘導し、封印されし言葉を集めさせる。ゲーム本編
    黒の書計画を信じていないゲシュタルト・ニーアが、レプリカント・ヨナを強奪。ゲシュタルト・ヨナをレプリカントへと戻す。ゲーム本編
    3470年レプリカント・ニーアがゲシュタルト・ニーアを倒す。ゲシュタルト・ヨナは自らの意志で消滅し、レプリカント・ヨナが意識を取り戻す。ゲーム本編
    ゲシュタルト・ニーアの死亡によりゲシュタルト計画が頓挫、人類の滅亡を余儀なくされる。
    3ヶ月後Dエンド後、カイネは各地の村人のマモノ討伐依頼を受けて生活していたが、ニーアの村で事件を起こす。ドラマCD「獣欲」
    3473年カイネが神話の森の量子サーバーを破壊する。管理人の少年は死亡、少女のみが生き残る(『NieR Re[in]carnation』に続く)。『ver1.22...』本編、SS「失ワレタ世界」、SS「失ワレタ世界 appendix」
    Dエンドで消失したはずのニーアが少年姿で再構築される。『ver1.22...』本編、SS「失ワレタ世界」
    ニーアとカイネが死亡してから280年後北平原にエイリアンが襲来。エミールが応戦する。ドラマCD「宇宙大戦争」
    4198年ゲシュタルトが滅亡する。
    5012年7月世界各地に未確認飛行物体が襲来する。
    NieR:Automata』に続く。

    外部リンク編集



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