プロフィール
性別 | 男性 |
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年齢 | 前編10歳/後編15歳 |
身長 | 前編130cm/後編175cm |
武器 | 槍 |
髪の色 | 赤みがかった銀色 |
瞳の色 | 水色がかった灰色 |
出典:設定資料集『GRIMOIRE NieR』
概要
砂漠にある「仮面の街」の若き王様。奔放な性格で側近を困らせることもあるが、国と民を誰よりも想っており、王としての尊敬を集めている。
少年期で初登場した際はまだ王子であり、砂の神殿で王家の仮面を手に入れてからは王として認められる。ちなみに第93代目の王子らしい。
本名はゼクス。ドイツ語で「6」を意味する。
しかし、作中で本名を呼ばれることは一度もない。仮面の人々が彼を呼ぶ際に使う「カイザン」や「カイザム」といった言葉はそれぞれ王子と王を意味する。また、ニーアも彼のことを「王子」や「王」と呼んでいる。
人物
民のことを何よりも優先して考える心優しい性格。10万以上にも及ぶ「掟」を遵守する街で生まれ育ち、それゆえに掟に縛られることを嫌う。「掟は自由を知るためにある」という考えを持つ。
仮面の街特有の言語で話すため、字幕を見なければ何と言っているのか理解しがたい。最初はニーアと白の書も困惑していたが、ふたりは短い間で聞き取れるようになっている。
仮面の人々全員にいえることだが、掟に縛られる彼らは逆に掟に書かれていないことは一切気にしない。偏見を持たずに接してくるため、他の村では差別を受けるカイネやエミールも仮面の街では快く受け入れられている。
設定資料集『GRIMOIRE NieR』
短編小説「小公女」にて、フィーアと王子の出会いが描かれている。
ドラマCD『ウシナワレタコトバトアカイソラ』
Disc2の「私立レプリカント高等学校 体育祭編」に登場。
ニーア(弟)たちと同じクラスの留学生。
あだ名は「王様」。実は本当に異国の王様で妻のフィーアもいるが、クラスメイトたちはその事を信じていない(というか深く考えていない)。本編と変わらず異国の言語で話すため、ニーアやエミールを除いて言葉が通じない。にもかかわらずやたらと喋っており、ブックレットの解説文も彼のセリフ翻訳が大半を占めている。
NieR:Automata
ゲームでは登場しないものの、クエストやDLCなどで仮面の街について触れられた際に王の話題も上がっている。
アニメ『Ver1.1a』の第3話では、9Sが砂漠の機械生命体にハッキングを仕掛けた際に『レプリカント』本編の結婚式の映像が流れ、一瞬だけ仮面の王とフィーアが登場した。
第13話では砂の神殿にやって来た9Sが貨幣のようなものを拾うシーンがあるが、それが仮面の王の服の装飾と酷似している。
SINoALICE
2020年6月19日より開催された『ニーアレプリカント』復刻リニューアルコラボにおいて、仮面の王&フィーアが初登場した。
仮面の王&フィーア/パラディン
武器は「侘寂」。ウェポンストーリーには仮面の街の投票の儀の様子が、ジョブストーリーには結婚前夜のフィーアの心情が綴られている。
余談
『ニーアレプリカント』は元々仮面の王が主人公という設定だったが、彼を主人公格にしてしまうと色々と問題が起こるために変更された。
仮面の街の人々は日本人の成れの果てである。
仮面の街の造語は、ひらがなを自動で謎の言葉に変換する独自のツールで作られている。日本語っぽく聞こえるのはプログラムのバグが原因だが、良い味になっていたのでそのまま使用された。
→出典:GAME Watch/4gamer.net
続編の『NieR Re[in]carnation』に仮面の王は登場しないが、ニーアのコスチューム「異心円の青年」が狼モチーフとなっており、仮面の王を連想させる。
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