概要
アフリカでそれまでで最も新しい独立国は、1993年に独立したエリトリアであった。
長年、イスラム教が多いスーダン北部に対してキリスト教と伝統宗教が多い南部は独立戦争を続け、その果てに勝ち取った独立である。だが独立翌々年の2013年、キール大統領とマチャル前副大統領派との対立が内戦に発展。そのまま2018年6月の停戦合意に至るまで内戦が続いた。
豊富な石油資源を有する上に、豊かで広大な農地も有しているが、独立戦争から内戦へと戦争が続いているせいでインフラは完全に破壊されており、経済復興は遠い。国内人口の半数が飢餓に直面し、半数が難民として国内外に避難しているという。