概要
2021年に開催された東京オリンピックでメダルラッシュに湧き俄然注目が集まったスケートボード。
そんな中、NHKで解説者として登場した瀬尻稜の「ヤベー」「アツいっすね」といった実にフランクな語彙が注目を集めた。
瀬尻はもともと選手としてもかなりハイレベルな実力を持ちつつ自分のポリシーや方向性ゆえに本大会にあえて出場しておらず、そのギャップと解説のわかりやすさにも注目が集まった。
そんな中で瀬尻から飛び出したのが「ゴン攻め」という謎ワードだったのである。
意味としてはハンドレール(手すり)やステア(階段)といった怪我や失敗のリスクが高いトリックを積極的に狙っているプレーのことを指しているらしい。
成功させると高得点だが、失敗すれば得点はゼロになるだけでなく、打ち所が悪ければ大けがや選手生命に繋がる危険と隣り合わせの行動でもある。
それでもこういった難関トリックに挑んでいくことがスケートボードの醍醐味だが、一般の人も歩いているような街中でこういったゴン攻めは自分だけでなく、他人にも迷惑をかけてしまう行為なので、練習する場合は専用の練習場や熟練の指導者がいる場所で行う必要がある。
余談
twitterでこの言葉が話題となると、良からぬ方向の連想をした者たちが多数いたらしく、全く関係ないはずの某漫画の腐向け用語がトレンドに入るという珍事が発生した。
ちなみに、某漫画のアニメ版で主人公を演じている潘めぐみもこのことをネタにしていた。