ナショナリズム
なしょなりずむ
ナショナリズムは英語で「nationalism」と書き、本来の訳語は「国民主義」だが、「愛国主義」「国家主義」「民族主義」と訳されることもある。これはそもそもnationという語自体が国民とも民族とも日本語では訳されるためである。
非常に多義的かつ複合的な概念であり、文脈によってその指す思想の内容は様々であり、一義的な定義は困難である。
あえて広く定義するならば、ネイション(国民/民族)と呼ばれる集団を文化や血縁、歴史などと一定の土地を結びつけることで指定する思想と言える。原語自体はラテン語natioに由来し、現代イタリア語における「生まれる」などの語源となった語である。
この現象が特に注目されるのは18世紀後半~20世紀初頭にかけてのヨーロッパにおける諸国の「ネイション」形成運動と独立の動き、および日本を含む19世紀後半~現代にかけてのアジア・アフリカにおける独立・自立運動とのかかわりである。
「ナショナリズム」を批判的意味で使う場合、「外国人や外国の文化を排斥しようとする思想・運動」と捉えられる事もあり、また極右と呼ばれる人達が自らを「ナショナリスト」と称する事もあるが、これはショービニズム(排外主義)であり、ナショナリズムの一側面でしかない。「愛国主義」を中立的なニュアンスで議論したい場合、「パトリオティズム」と言い換えた方がよいだろう。
グローバリズム:地球全体を一共同体と捉え世界の一体化(グローバリゼーション)を進める思想。国家・国民の存在を前提とし諸民族・諸国家の協力・共存を図ろうとするインターナショナリズム(国際主義)とは違う。
ファシズム:結束主義。当該記事に詳しいが「指導者への服従」を正当化するために後付けされた思想であるので、イデオロギーとしての一貫性は無い。
オリエンタリズム:元は西洋人が東洋人や東洋文化に興味を抱く事を意味していたが、現在では西洋人が西洋以外を自分達にとって都合良く捉える事、という意味で使われる様になった。
インディビジュアリズム:国家の権威を否定して個人の権利と自由を尊重する思想。個人主義。
エゴイズム:他を無視し、自分さえ良ければ良いという考え方。利己主義。
パシフィズム:戦争や暴力に反対し、恒久的な平和を志向する思想。平和主義。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- L&P 特殊作戦部門
エピローグ
作者01ついに最終回じゃぁ!そしてもう一年じゃぁ!早っ!? 作者02 ここまで書き終えることが出来たのはすべて読者諸兄の皆様の御蔭、作者二名そろって御礼申し上げます。 01 いや、その通り。 01 おそらく、きっとまだまだ拙作を上げていくと思いますので、どうか、暖かく見ていてください! 02 最後となりますが、ここまでのお目汚しをお読みいただいた読者の皆様には、誠に感謝を申し上げます。ありがとうございました。 作者二名より。 ナショナリスト氏(この小説を書くにあたってお手伝いを賜った方)には、心より御礼申し上げます。(人''▽`)ありがとう☆4,638文字pixiv小説作品 - 分裂統合する世界とAI
ひとつのちいさなナショナリズム
家族は最小単位の社会ですから、プロポーズもまた、ナショナリズム運動だと思うのです。 いずれYouTubeにラジオドラマを載せるという構想はありますが、実現するかわからないので、とりあえず脚本のみあげておきます。16,275文字pixiv小説作品