概要
資本主義の既得権益を擁護する立場や、ファシズムや王党派などのイデオロギー的観点からの他、共産主義者が政権を握った際に往々にして発生する残虐行為や人権の抑圧行為への反発から発生することが多い。また、共産国が非共産国へと侵略した際にも発生することが多い。
冷戦時代にはアメリカ合衆国を中心とした西側こと資本主義国(日本国・大韓民国・中華民国(台湾)など)がこれを掲げた。共産主義による脅威に対抗するための同盟や協定(日米同盟、米韓同盟やGSOMIAなど)の締結、NATOやEUの結成、レッド・パージなどが起こった。
統一教会、幸福の科学など反共主義を掲げる宗教も多くある。カトリックやプロテスタント諸派などの伝統宗派も冷戦期にはしばしば反共主義的な政治運動の拠点となっていた。