概要
発足経緯
2003年、地球外知性体『エクストラ・インテリジェンス』認定ナンバー1号『EI-01』が、『ギャレオリア彗星』の調査に向かうスペースシャトル『スピリッツ号』と接触。東京都付近に墜落した火災により、卯都木命の両親を含む多数の死傷者を出させ、その追跡を振り切り雲隠れしたのを期に秘密裏に催された国際会議の全会一致を受けて『G計画』を発足。『Gアイランドシティ』郊外で宇宙メカライオン『ギャレオン』を『宇宙開発公団』が回収、一連の事件への警告文とオーバーテクノロジーの産物『カインの遺産』を入手後は急ピッチで戦力を整えつつ、迎撃準備を推し進めていた。同時に日本が超科学を独占した事で『シャッセール』をはじめとした世界各国の諜報機関や『バイオネット』などの闇組織が裏で暗闘を繰り返してもいたが、結局は日本側から概念図を基に解析再現した『GSライド』や、勇者ロボの素体を(上書きされていない超AIも含め)僅かながらも提供し、後の後継組織への地盤固めとして協力関係を打診された。
日本国内閣府調査機関『インデミタブル・ディフェンダー5』(ID5)を母体に、所属していた当時のメンバーと、その血縁関係者をメインスタッフとして構成される。
組織として
『勇気ある地球生命圏の守護者』又は『地球防衛勇者隊』。表向きは科学技術庁の傘下である『宇宙開発公団』の下部組織と位置付けられているが、有事の際は警察や消防、自衛隊の権限以上の行使を繰り出せる。防衛と言う便宜状、攻撃力の高い武器を極力持たず、人類の勇気と叡智を以て対処する(諜報部には自衛手段として火器類は持つが、『ガオーマシン』等には機関砲は一切搭載されていない)。拠点は『宇宙開発公団タワー』内から水深80m下にあるGGGベイタワー基地。
全体としては長官の下に予算調整の会計課、前線管轄担当の参謀部に実力行使を行う機動部隊、整備と点検を行う整備部、情報収集、護衛任務の諜報部と後方支援のR&D(研究開発部)の下に、勇者ロボの開発、隊員の治療、敵の生態、分析を行う研究部に分割される。
職員は長官やエグゼクティブスーパーバイザー以外臍辺りまで下げられるつなぎ状の制服を着用(カラーリングや形状で部署は大別する)。全員に所在確認用にデバトロン型極超短波を発する『GGGポケベル』を所持させており、『ゾンダー』出現の際は文字数で暗号化され任務に当たる。作戦に従い超緊急時のみ動く『エリアⅢ』以外を『ベイタワー基地』より分離発進させ、日本の管理する各地へ赴く。予算獲得の為には国会会議にも召集、活動経緯の口頭弁論から質疑応答のリップサービスまで行う。
『機界文明』の先発隊から攻撃第一対象にされ、幾度の襲撃を受けながら戦力の一部を消失しつつ退けたものの、本隊である『機界31原種』の第一陣との『Gアイランド』での交戦により、『タワー基地』内にあった残存戦力の大部分を潰され壊滅状態に至るが、中央部分を構成する『ヘキサゴン』は内蔵された『GSブースター』で大気圏外に脱出し、衛星軌道上の『GGGオービットベース』へ難を逃れ収容された。
3体の『原種』が出現した事が契機になり国連緊急会議の即時締結によって『GGG長官』の下、解散・消滅の宣言と同時に後継組織『ガッツィ・ギャラクシー・ガード』として始動される。
ガッツィ・ジオイド・ガード構成メンバー
メインメンバー
獅子王麗雄:GGG初代エグゼブティブスーパーバイザー。ID5を影から支援する覆面科学者Mr.Lその人。
猿頭寺耕助:GGG諜報部オペレーター及びGGGオペレーターチーフ。元ID5メンバー、『ブルーモンキー』の遺児。
牛山一男:GGG整備部オペレーター。
スワン・ホワイト:GGGR&Dオペレーター。
卯都木命:GGG機動部隊オペレーター。
獅子王凱:GGG機動部隊隊長。
天海護:GGG特別隊員。
GGG機動部隊
GGG諜報部
GGG整備部
R&D
メカニック
GGGベイタワー基地
ディバイディングドライバー輸送貨車
諜報部専用部員輸送車
諜報部専用ヘリコプター