概要
『宇宙メカライオン ギャレオン』より齎された概念図を基に造られた『Gストーン動力炉』を『GGG』が解析し、再現させたモノ。無限情報サーキット『Gストーン』を触媒に、エネルギーを抽出、3つの電極を『Gファイバー』内部の『Gリキッド』へ通し、全体に伝達させる。『ビークルロボ』は元より、『ガンマシン』や『ガオーマシン』にも搭載される。『GSライド』を用いた動力部分は『Gドライブ』と呼称。この機関の登場により、今迄夢物語であった巨大ロボを動かせられると共に原発などの環境エネルギー問題にも福音を呼び込む事になるが、『Gストーン』の希少性や、軍事転用される危惧も指摘されてもおり、市井に触れられるのは広域的に見ても不可能である。
完全にコピーした代物ではないのは『Gストーン』を含め、ゾンダーシップ形態の『EI-01』との衝突で概念図の一部欠如や文面の見解読、未解明部分を多く出し、短期間での完成に至り試験運用時に起きるであろう想定事故時のある種の不確定さや不安要素も開発関係者陣営から多大にあったと思われ、地球上でも限りなく近い素材を基に独自のアレンジを組み込んだ為に、初期段階では想定数値の達成には至っておらず『ビークルロボ』は出力不足に陥り、人型への『システムチェンジ』が自在に行えず途方に暮れたが、理不尽な破壊行為を続けるゾンダーロボ『EI-06』への怒りと、遊びに夢中で通報を怠り、やり場のない悲しみと後悔の念を抱いた『護』の悲しみから来る覚醒により変形行為が円滑になり、これ以降『勇者ロボ』達が不具合で変形しない要素は解消された。