グラントータス
ぐらんとーたす
ライブマンの本拠地である巨大海底移動基地。
その名の通り、巨大な亀のようなフォルムが特徴で、内部には多数のモニターを備えた司令室をはじめ、寝室や医務室などの居住スペースや機関部、開発室や実験室、各種マシン用の格納庫が設けられている。
また、警戒用の多数のレーダーやモニタースクリーンなど、最新の科学で作られた設備の他、コンピューターゲームなどの娯楽メカまで整えられており、これら基地の全機能はコロンによって管理されている。
建造を手がけたのはライブマンの恩師で、科学アカデミアの最高責任者である星博士である。建造は彼らにも秘密裡に進められ、アカデミア島の「希望岬」の沖合1マイルの地点にて潜航状態にあったが、武装頭脳軍ボルトのアカデミア島襲撃に際してライブマンにも初めてその所在が伝えられ、以降は彼らの拠点として本格的に機能することとなる。
普段はボルトからの発見を避けるように海底深くを潜航・移動しており、マシンバッファローを発進させる際には基地の四隅から、4本の脚を伸ばして海面へと浮上。亀の甲羅を思わせる上部のドームが展開し、発進カタパルトが中から現れる。
前述の通り警戒用のシステムを完備している上、唯一の出入口は海中にのみ通じているため、アクセス方法はスキューバダイビング以外にない。作中でもライブマン以外で基地内に入ったのは、ドロテ博士やドーハ星人のエブ、それにボンバーヅノーと極めて少ない。
放送当時には玩具化もなされており、上部ドームの変形が簡略化されていたり、DX超合金など他の商品との連動性こそ有していないものの、付属のマシンバッファローの発進シークエンスが再現されている他、底面に別売のモーターユニットを接続して水面を航行可能という、作中描写に即したであろうギミックも搭載されている。