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星博士

ほしはかせ

星博士とは、特撮テレビドラマ『超獣戦隊ライブマン』の登場人物の一人。

「2年前のあの夜、私の教え子が教え子を殺すなんて、私にとっても痛恨の出来事だった・・・」


演:伴直弥


概要編集

世界中の若き科学者を育成する国際的研究機関・科学アカデミアの最高責任者。

人類の平和や幸せを希求し、「スペースアカデミア号」の建造計画などを通してそのための科学技術の研究に取り組んでおり、天宮勇介を始め多くの教え子からも慕われる存在であった。

一方で、そうした姿勢は選民思想のような考えを抱いていた月形剣史たち一部の教え子とは相容れるものではなく、彼らはアカデミアから離脱し武装頭脳軍ボルトへと身を投じ、その際に矢野卓二相川麻理を喪うという悲しい出来事にも直面している。

教え子たちの離反と非業の死は博士の心に深い傷を残したが、一方でそれに端を発した勇介たちの、亡き友への熱い想いに心を打たれる格好ともなり、その後は彼らが開発中であった3機のマシンに合体機構を組み込んだり、基地であるグラントータスやサポートロボットのコロンの建造などを通して、その活動を秘密裡に支援していた。


そして前述の事件から2年後、自身が主導していたスペースアカデミア号打ち上げ当日にアカデミア島はボルトからの襲撃を受け壊滅、博士もそれに巻き込まれて死亡したかに思われたが、後に奇跡的に助かっていたことが判明する。

満身創痍の身ながらも、助け出した勇介たちに対しグラントータスの所在地を伝えてそこに向かうよう、そして3つの力を合わせるよう託けると共に、ボルトの再度の襲撃に際して数少ない生き残りであった妊婦を助けるべく、自ら彼女を安全な場所まで運ぶ役割を引き受けた。しかしその途上でトンネルの崩落に巻き込まれてしまい、開発を手助けしたライブロボの初陣を見届けることなく落命するに至った。

幸いにして、博士が救おうとした妊婦は腹の中の子と共に無事に生き延びており、彼女からその最期の様子を知らされた勇介たちは、自らの身をもって「命を守る」ことの本当の意味を知らしめた博士への感謝と、今度は自分たちがその意志を継いで地球や生きとし生けるもの全てを守り抜く決意を新たにするのであった。


関連タグ編集

超獣戦隊ライブマン

科学アカデミア

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