ごきげんよう。わたくし、アイムと申します。
演:小池唯
※戦隊ピンク初の平成かつ1990年代生まれ
注意
普通にアイムで検索すると第2次スーパーロボット大戦Zのアイム・ライアードも一緒に出て来る事があるので注意しよう。
概要
懸賞金の推移は、50万ザギン(当初)→200万ザギン(第19話)→400万ザギン(第39話)
宇宙帝国ザンギャックによって滅亡したファミーユ星の元お姫様。一人称は『私(わたくし)』。
また地球人である伊狩鎧を除いて唯一出身星が判明しているメンバーである。
ファミーユ星をザンギャックに滅ぼされ両親を目の前で失った後、ゴーミン達との戦闘を終えたゴーカイジャーの面々の前に姿を現して、仲間になりたいと懇願した。
最初は断られるも、自分が生き延びて賞金首となることで逃げ延びた元ファミーユ星の人々を勇気づけるという信念を明かすことにより、マーベラスに気に入られて加入することになった。
初期メンバーの中では最後にゴーカイジャー入りしており、仲間になった当初はまともに武器を扱えず、家事をやらせても失敗ばかりだった。
だが、当時メンバー同士の衝突が多かったゴーカイジャーの中で彼女は一服の清涼剤的存在でもあった。そのためか、他の船員たちに手を出したり雑に扱うマーベラスも彼女には態度が少し軟化する。
得意ではなかった戦闘術や家事も経験を重ねて次第に上手になっていっている。
出生が出生なのか困っている人を放っておけないかなりのお人好し。
また、元姫という立場から庶民の生活や学校での生活に憧れを抱いており、メガレンジャー回では学校に行くことを一番楽しみにしていた。
メンバーの中ではルカとハカセと仲が良く、特にハカセとは一緒に料理を手伝うほどの仲。
⇒お花ちゃんコンビ参照。
普段はおしとやかだが、タガが外れると口調も変わってマーベラス以上に大胆な行動をとる。
地球人を「庶民の方」(これも出生が関係している)、ゴーミン(ザンギャックの戦闘員)を「ザコさん」呼ばわりしたり、一時的にレンジャーキーを渡した際「いざとなったら力ずくで奪い返す」と発言するなど、彼女なりの海賊らしさも身に付きつつある様子。
実際に立ち回りを注意して見てみると肘鉄や踏み付け、ゴーカイガンのグリップで殴るなどワイルドな動作も混ざっている。
さらに第46話では鍛錬とはいえ男である鎧を一本背負いするというお姫様らしからぬとんでもない荒業を披露している。
第41話ではファミーユ星を滅ぼし両親を目の前で失うこととなった張本人であるザンギャックの皇帝親衛隊メンバー、ザツリグを目の前にして周囲の制止も振り切るほどに怒りを露にする場面も見受けられた。
スピンオフドラマ『ツーカイザー×ゴーカイジャー ~ジューンブライドはたぬき味~』ではフリント・ゴールドツイカーが変身したツーカイザーと共闘。
フリントにはゴーカイサーベルを借し、自身のゴーカイガンと共に2人同時にファイナルウェーブを披露した。
容姿
ピンク色のドレス風コートを着てティアラ風のヘアバンドを着用するなどいかにもプリンセスらしい外見をしていた。
夏場以降はポニテにロリィタファッションとなっているが、この髪形になったのは戦闘シーン撮影の際、髪で顔が隠れてしまう為に小池本人が考案した事によるもの。
変身バンクはロングヘアのままではあるが、カチューシャを外した状態に変更されている。
スカートも最初は長めだったのだが、戦闘時邪魔になる為か日に日に短くなりつつある・・・。
2013年公開の劇場版『特命戦隊ゴーバスターズVSゴーカイジャー THE MOVIE』では他の4人共々以前とは変わり果てたやさぐれた姿で登場する事が予告されているが、特にアイムはこれまでの衣装とまるっきり雰囲気が違うために一番変化が目立っている。端的に言えば非常にエロい。
余談
- 名前のアイムはフランス語で「愛する」を意味する「aimer(エメ)」に由来するものと思われる。
- 苗字であるファミーユ(famille)とはフランス語で「家族」という意味の女性名詞。英語のfamilyに相当。
- ついでに「海賊でお姫様」という共通点は、あるRPGのおかしらに似ているが、アイムの性格はどちらかと言うと妹に近い(そのRPGの元ネタと噂されてる戦隊もあったりする)。
- ちなみに以前、アイムを演じた小池氏はスーパー戦隊のオーディションを受けており、2009年の侍戦隊シンケンジャーが最終選考まで残っている。2009年にドラマ出演デビューでトミカヒーローレスキューファイアーにカメオで見られる。