概要
CV:根谷美智子(PS版)
「ドラゴンナイト4」の主要人物で、実質的に2周目のヒロインとなる。
エルフの村トリアノンが壊滅した際の生き残りで、エトに救助されてルシフォンと戦う人間側の軍に参加するが…
実は、エルフの生き残りと言うのは真っ赤な嘘でその正体は魔王ミナクスの娘イノ。
密かに想いを寄せていた魔界四天王の筆頭ルシフォンが自分の姉マノと深い仲になっている事に嫉妬し、父に密告した。
この事が三千年にわたる時空の狭間へのルシフォン追放に繋がり、更にミナクスが過去の人間界に干渉し、神の血を持つ者を抹殺して歴史を改変すると言う企みの為にマノとルシフォンを利用するに至ってしまう。
ルシフォンと共に過去の世界に赴き、正体を偽りカケル達の前に姿を現したのは、ルシフォンの元へ神の血を引くカケルを生かして連れてくるためであった。
魔王の娘故か人間の情愛と言うものを信じてはいなかったが、次第にエトに惹かれていく。しかし、エトがナターシャと関係を持った事に嫉妬し、彼等の元を去ってしまった。
ちなみにPS版では、正体を偽ってカケル達に同行していたルシフォンの部下ベイリットに正体をばらされそうになり、口封じにベイリットを殺して離脱する。
彼女が離脱した後ルシフォンの元に向かったカケル一行はルシフォンの圧倒的な魔力によって石にされた後で粉々に粉砕されて戦いにすらならず全滅してしまう。カケルは生かされるものの罰として魔族によって支配され変貌した人間界を見せつけられ、絶望の中で殺す為強制的に眠らされた。
数年後、目覚めたタケルに衛兵の鎧とルシフォンから盗んだ時空を超える黒い石を渡すと、過去に戻り、過去の自分を説得してナターシャやみんなを救うよう告げた。
ここから、ゲームの2周目は始まり、1周目の主人公カケルはエトとなる。
2周目では、エトがナターシャと関係を持つのを思いとどまった事もあり一時離脱するものの決戦時に姿を現しルシフォンの魔力を封じる。
これにより、エト達とルシフォンの戦いは純粋な力勝負となり、勝利を収める事が出来た。
しかし、本懐を遂げたエトは自らの正体が未来から来たカケルである事をこの時代のカケルに告げ、消滅してしまう。
残されたマルレーネは、一度はセイルの説得に応じて彼の家に身を寄せるが、父や姉、同族を裏切った自責の念、あるいは愛するエトを喪った悲しみ故か、誰にも告げずに姿を消してしまった。
彼女の悲劇は、情愛が深すぎた事にある。その行動原理は深すぎる愛情にあり、姉を裏切ったのも、父や同族を裏切ったのも、愛する人を喪ったのも深すぎる情愛が招いたことだった。
バルカン市長に想われていたが、多分終始眼中に無かった。
ある意味では、ドラゴンナイト4における悲劇の元凶とも言える。
関連タグ
エルフ(ではない)
ダークエルフ(ではない)
ピロテース(色味が似ている?)