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Nルート(Neutral Route、中立ルート)とは、RPG『Undertale』で極端な条件を満たすことなく進めた場合のルートである。


※この記事には、RPG『Undertale』のネタバレが含まれています。
























概要編集

大きく分けて三つあるルートの内の1つで、いわゆるノーマルエンドルートとなる。


つまり、他のルートの条件を満たさないことが条件になる。

他のルートは大きく分けて以下の2つ。

  • モンスターを1人も殺さず、なおかつ必須となる友達関係を作っておく必要のあるPルート
  • すべてのモンスターを1人残らず虐殺して回るGルート

中途半端にモンスターを殺したり、あるいは殺しはしなくても必要な友達関係を作らなかったりすれば容易にこのルートになる。更にPルートに入るには一度Nルートをクリアする必要があるため、1周目からひたすら虐殺を繰り返しでもしない限り、必ず最初に見ることになるエンディングである。


したがって、他のルートの条件を満たしている状態から途中でその条件を決定的に外れてNルートに変更された場合、その周回ではNルートで固定になる。

これらのことから、一口に「Nルート」といってもその内容はプレイスタイルで千差万別なものとなり、ほとんど平和に終わるものもあれば壊滅一歩手前の状況に追い込まれるものまで様々。ある意味では、一番奥の深いルートと言えるかもしれない。


前述の通り、Pルートを目指している場合でも初回は条件を満たせないため必然的にNルートになる。ただし可能な限りPルートの条件に近づいた形でNルート初回を終えた場合であれば、エンディング後にそのデータを使ってPルートヘ結末を変更することも可能。

物語の展開編集

ラスボス戦編集

ルート終盤では、アズゴアの元に辿り着き戦闘に突入することになる。アズゴアは「みのがす」コマンドを破壊して戦闘を挑んでくるため、これまでモンスターを殺害する意志があろうとなかろうと、ここでは「たたかう」で攻撃を加えてダメージを与えていくしか打開方法がない。回復アイテムはここで使いきって構わない。


そして限界までダメージを与えていくとついにアズゴアは戦意を喪失するが、そこに本作屈指の曲者が割って入ることになり、本作全体において圧倒的な異質感を持つラスボスを相手に、非常に特殊なルールでの最終バトルがスタートする。


セーブデータまで上書きされるため、戸惑いしか出て来ないかもしれないが、画面上に流れてくる有益なものは逃さないよう粘りつつ、攻撃を1段階ずつ切り抜けることに集中しよう。緑のエフェクトが回復であることは覚えておくといいだろう。

ラスト編集

戦いに敗れた最終ボスと話をつけ、主人公はようやく当初の目的であった地下世界の脱出に成功する。そして、エンディングの最後にある人物から電話がかかり、会話内容からその後の地下世界の様子が伝えられる。そのパターンは無数にあるため、すべてを知ることはかなり難しいだろう。それを知り尽くすのも一種のやり込みと言えるかもしれない。


中でも特殊なエンディングとしては、ボスモンスターをすべて殺害したうえで、道中のザコモンスターを誰も殺害しない条件で進めると、うざいイヌが王様になるというパターンもある。主要なモンスター(=統治者になりうる者)だけがことごとくいなくなるという奇怪な状況かつ、イヌは玉座で寝てばかりで何もしないのに、住民たちは従来よりずっと幸せに暮らしているという。地底世界における統治者の存在意義が問われるルートと言えよう。ある種のギャグエンディングとも言えるのかもしれないが、パピルスを殺しているのにサンズから感謝が述べられるのは逆に怖い。


なお、2度目以降のNルートに関しては、アズゴア戦後の最終ボスとの戦いはそれ自体が省略され、勝利した形で即エンディングへ進む事ができる。

この最終ボスと再戦するためには先に別のルートをクリアする必要がある。

関連タグ編集

Undertale

ルート

Human(Undertale) Flowey

Toriel Papyrus Undyne Mettaton Sans Asgore

Undertaleにおけるルート

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