用例
- ルート(root) - 根。数学上の平方根は、記号の「√」で表す。
- ルート(route) - 経路。ゲーム用語では分岐した物語をさす。
- 国道の別称。
- ルート(loot) - 略奪、窃盗、もしくはそれによって得られる戦利品。ゲーム用語としては、敵を倒した際に得られるアイテムのこと。
- 人物の名前や愛称。
- 『武装神姫バトルロンド』の期間限定イベントミッションのボス、全能なる者"root"
- 同じく『武装神姫』より、携帯電話コミック『forget-me-not』に登場する犀型神姫ディアドラの個体名。
- 『pop'n music』の登場キャラクター。→ルート@超ドー研
- 『Axis Powers ヘタリア』の登場人物の「ドイツ」の人名、ルートヴィッヒの愛称。
- 『Unlight』のNPCキャラ。「ショップのオーナー」などと親しまれている。→ルート(Unlight)
道のルート (route)
出発から到着までに辿る道程や、路線などを含めたコースをさす。
用例「この――を歩いて来ました」「駅から目的地まで最短の――」
ゲーム用語
進め方によって物語が変わるADVやRPGのプレイヤーは、物語の展開を道になぞらえる。節目の選択肢を分岐点と捉え、逆に分岐点の無い物語を一本道と呼ぶ。
ギャルゲーの進め方によってA・B・Cという3人のヒロインの誰かが主人公の恋人になる場合、Aと恋人になる展開を、俗に「Aルート」と言う。同様に、戦闘の勝敗による分岐があれば「勝利ルート」「敗北ルート」あるいは「生存ルート」「死亡ルート」などと言う。
あるルートに進むための条件はフラグと呼ばれる。
転じて、「こんな展開が見たい」「どうしてこうならなかった」というもしもの想像をゲームのルートに例えることもある。
関連タグ
略奪/戦利品のルート(loot)
lootとは略奪などにより不当に物品を得ることである。
そこから転じて、ゲームにおいて敵を倒した際に得られるアイテムや通貨のことを「loot」と呼ぶ。
一般的に得られるlootの価値は敵の難易度に応じる。手強い敵を倒せばそれだけ価値の高いlootを収拾することができ、lootによってキャラクターを強化すれば、更に上位の的に挑むことができる。
このような成長サイクルによってキャラクターを育てることをゲーム性の中核とする作品を「Loot game」「Loot based game」などと呼ぶ。類義語は「Grind game」。
なお日本国内では紆余曲折あり、本来近接アクションを重視することを指す「ハクスラ」という用語がこの「loot」システムを指す言葉とされている。もはや誤用を指摘するのが手遅れなレベルで浸透しており混乱を招いているのが現状。