内容
この先ネタバレがあります
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青人形の部屋で鍵を見つけることが出来ず、ギャリーは心壊した。そして彼を前にしたイヴもまた、心壊したのか、絶望したのか、彼の前に座り込んで動かなくなってしまった。
動かない彼女に痺れを切らしたメアリーは独りで部屋を出て行くが、「友達」のイヴを放っておくことが出来ず、戻ってくる。
外に出るのが夢だった。でも、友達を作ることも夢だった。
彼女は、やっと手に入れた2人の友達を、ゲルテナの美術品達に紹介する。
物も言わず身動きもしない2人と共に、彼女は楽しそうに遊ぶ。そして笑いながら2人に、これからはずっと一緒だと語るのだった。
「永遠に!」
概要
2013年3月19日にアップグレードされた、Ib_ver1.04に追加されたエンディングのうちの1つ。
もう一つの追加エンディングと同様、メアリーが中心に据えられたエンディングである。
ギャリーが青い人形の部屋で脱出に失敗することなど、分岐要素がいくつかあり、それを全て満たすことが条件。メアリーの好感度の高さが重要な条件となっており、こちらの場合は高い必要がある。低いままだと、もう一つの追加エンディングに突入する。
バージョンアップによるエンディング追加で、3人揃って脱出するエンディングがとうとう登場すると期待していた人も少なくは無かったはずだが、現実は非情であった。しかし、本作で唯一「イヴ、ギャリー、メアリーが3人一緒のままでいられる結末」でもあることは確かであり、その分ハッピーエンドとも言えるのかもしれない。少なくともメアリーにとっては(いつまでも一緒と並んで)一番幸せな結末であろう。
特に、もう1つのエンディングと比べれば、明らかにメアリーは幸せであると言える。
このEDの最後に見られる、メアリーの心からの笑顔は、ここでしか見られない顔グラフィックなので、じっくり鑑賞しよう。
それまで不気味なモンスターにしか見えなかった、ゲルテナの美術品達の、それぞれのキャラクター性が感じられる面白い一面もある。