「天才は神からのギフトだ。必ず世界に届けねばならん……」
CV:上田燿司
概要
謎の支援機関『アラン機関』のメンバーである男性。同機関の一員である証として、金色のフクロウのバッジを身につけている。
凄腕のハッカーであるウォールナットにDA(Direct Attack)のハッキングを依頼したり、ダミーの依頼人を通して錦木千束とコンタクトをとるなど、ストーリーの影で暗躍する黒幕的な存在。また、自身が直接動く以外にも、部下の姫蒲に指示を下す場合もある。
喫茶リコリコの店主であるミカとは長い付き合いの旧友であり、事あるごとに彼の店を訪れる常連客として千束をはじめとする店員たちにも親しまれている。ただし、吉松本人は自身の素性をミカをはじめとするごく限られた人間にしか明かしておらず、千束の過去に関わったキーパーソンであることといった多くの秘密を伏せたままにしている。
人物
容姿
丁寧になでつけられた明るい色味の髪と、柔らかくも芯のある声色が特徴的な、品のある身なりをした男性。自身が着る紺色のスーツの左襟には、『アラン機関』のメンバーの証である金色のフクロウのバッジがつけられている。
それらの要素をまとめた彼の雰囲気は、情熱的でありながら狡猾(こうかつ)さが見え隠れするような、一筋縄ではいかないミステリアスな印象を与えるものになっている。
性格
冷徹で理知的な振る舞いのなかに、どこか人を惹きつけるような情の厚さを感じさせる、つかみどころのない性格の持ち主。
『アラン機関』の掲げる理想を崇高なものとして捉え、そのためなら自身の命を捧げることもいとわないほどの強い信念を持っており、その想いの強さはストーリーの裏で暗躍する際の悪逆行為や、執拗に千束の能力に拘る彼自身の執念などを通して垣間見ることができる。
そんな彼だが、行動の根幹は全て千束のためであり、不殺ではなく人を殺すことに特化した才能を活かすことが彼女の幸せになると本気で信じていた。最終話では「(千束に)狂わされた」と自嘲しており、機関としての強い使命感からだったのか、それを確かめることは難しい。
余談
第5話の次回予告をミカと共に担当する。
その際に喫茶リコリコのSNSを見てリコリコに訪れる様になった事を明かしミカと意味深な会話をする。
そして予告の最後にミカに「何で戻って来た」と聞かれた際には「ミカに会いたかったからさ……ミカに会いたかったからさ」と答え、2回目の「ミカに会いたかったからさ」には謎のエコーがかけられた。
第9話ではホテルでシャワー後の二人が描かれるなど、二人は恋仲ととれるような描かれ方をされている。
関連タグ
個別
カップリング
ミカシン:ミカとのカップリングタグ。