概要
通称:レイコ
軽子坂高校1年生。
大人しくいつも読書をして、真面目で敬語で話す主人公の後輩に当たる。軽子坂高校の異変にいち早く気付き、原因である狭間偉出夫を止めるために主人公のパートナーとして共に行動をする。異変が起きた学校で頼りになる相棒を冷静に探している辺り、かなりの芯の強さを持っている様子。狭間と何らかの関係があるみたいだが……。
途中までは白川由美とほぼ同ルートだが、レイコだと最終ボスを倒しても終わらずに、真の最終ボスが待つダンジョン(狭間偉出夫の精神世界)に突入し、そこで事件の真相が明らかになるので、彼女でなければ物語は分からないまま終わるので、真・女神転生if...を知るには彼女をパートナーにしてクリアする必要がある。
その為か、他のパートナーとは違いレイコをパートナーにするには特殊な手順となる。
ガーディアンの能力はまちまちだが、その代わりにバランスよく魔法を習得できる。
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ここから先は事件の真相についてのネタバレがあります。
事件の真相
彼女は狭間の事情を知る数少ない存在で、狭間偉出夫を「偉出夫」と呼ぶ。2人は幼い頃、両親の離婚で生き別れとなった兄妹であり、彼女の苗字が違うのはそのため。
狭間は妹と意識していない様子(幼い頃に別れたので、顔を覚えてない可能性もある)だが、彼女は兄の事を気にかけており、この凶行を止めようと彼の精神世界で「すべての原因」を取り除くため、幼児退行した彼を受け入れる。
そして崩壊していく魔界に残る選択をした2人は、偽りのない愛をその腕の中に感じ取るために抱き締めるのであった。
その後、彼女は狭間共々永遠に存在しなくなった。
このルートは様々な解釈があり、2人が魔界に残り消えてしまうバッドエンドと捉えるか、学校だけでなく狭間も(精神的に)救われたハッピーエンドと捉えるかは、受け手によって変わってくるので本質はメリーバッドエンドになる。
主人公や学校よりも兄を優先している節があり、ブラコンキャラに見えなくはないが、狭間に対しては異性としての愛情ではなく、母性やバブみの愛情の方が強く感じられる。
他の媒体
真・女神転生if...の公式コミカライズの『真・女神転生if... 学園の悪魔使い』では、軽子坂高校の生徒ではないため未登場。
代わりに上記作品の後日談にして、真・女神転生に繋がるコミカライズの『真・女神転生カーン』及び同作のノベライズ版の『真・女神転生カーン 虚飾の楽園』にて登場。だが“離婚して生き別れた狭間の実妹”以外はほぼ別人で、敬虔なクリスチャンになっている。
最終的に聖母受胎の如く、転生した狭間を身籠り、世界が終わった日に狭間を出産しその人生を終えた。
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