異変? これはプラズマのせいだ プラズマで説明がつく
概要
『真・女神転生if...』の舞台である軽子坂高校の化学教師・大月先生。
学校が魔界に転移されるという異常な状況の中にあり、その原因についてを自身が信奉する科学的根拠プラズマ理論で説明しようと四苦八苦していた。
それだけであれば単に変わった先生で済んでいたのだが、風紀委員顧問であった立場を利用し生徒達の行動を一方的に制限してしまう。
そのことが一部生徒たちの反感を招くことになり、脱走者が多発する原因となってさらに事態を悪化させてしまった。
しかし、この現象が魔界の支配者魔神皇こと同校の生徒であった狭間偉出夫が、「悪魔召喚プログラム」を手に入れたことで引き起こされた事を知り、自身の知識を超えた技術と能力を持つに至った魔神皇に忠誠を一方的に誓って、主人公の前に立ち塞がる。
最初はプラズマを利用した機器で武装した「教師」のボスであったが、主人公達に敗れるたびに身体をプラズマ・パワーで機械化改造し続けることにより種族が「改造教師」となる。
その自己改造レベルは一介の高校教師には常識的に不可能なもので、彼自身が科学的根拠がないと否定していた、認知の強さにより常識が改変される魔界の法則に飲み込まれていたことが考察される。
なお魔神皇はオオツキに対して勝手に信奉するのは構わないが、結果的に役立たずであると見限っている。
BOSS戦
教師オオツキ
お前たち 魔神皇様の おたわむれを 真に受けて けんきょのリングを 手に入れたな
お前たちが 学校の外に出ていい 科学的根拠は 無いのだ!
Lv:11 HP:40 MP:0
特技:ヘルズフィスト/ヒールドロップ/プラズマ
学校1F LABOに登場。
この時点では腰回りにプラズマ発生装置を取り付けた普通の人間であったが...
お おのれー こしゃくなガキどもめー 覚えてろ
お前たちが 無事に現世に戻れる 科学的根拠は 無いのだ・・・
改造教師オオツキ(1)
あんなガキに 負けるとは・・・ だが 傷ついた体の改造ができた
これで やつには・・・・・・
ああっ! なぜお前がそこにいる!
まあいい こちらから出向く手間がはぶけた!
パワーアップした私に お前が 勝てる 科学的根拠は 無いのだ!!
Lv:18 HP:180 MP:0
特技:たいあたり/イナズマキック/プラズマ/ハンマーパンチ
※メイン画像
飽食界に登場。
失われた右腕が機械化されHPも大幅に上がっている。科学の徒であるため魔法に強い。
倒すとミクロ化できるという、質量保存則を無視した非科学的な発明品ミクロプラズマを落とす。
コミカライズ『学園の悪魔使い』に登場するのはこの姿。犬歯が鋭く悪魔化しているようにも見える。
・・・・・・また 負けた・・・・・・
だが お前たちが 魔神皇様にさからっても 何もならんぞ
覚えてろ
改造教師オオツキ(2)
ふふふ 来たな お前たちを 通すわけにはいかん 絶対 逃がさんぞ!
今度こそ 私が勝つ!! 身体改造もバッチリだ!!
魔神皇様の前に お前の クビを差し出せば
魔神皇様は 私に大いなる恵みを 与えて下さるに 違いない
どのみち お前が 生きのびる 科学的根拠は 無いのだ!!
Lv:46 HP:777 MP:0
特技:おしつぶし/てっけんパンチ/プラズマボール/ハンマーパンチ/まもる
嫉妬界(ユミ・レイコ編)・憤怒界(チャーリー編)に登場。
下半身が無限軌道になり、もはや人間をやめた姿に両足を突っ込んでいる。科学の徒であるため呪いの類いが一切効かない。
この姿に改造後はずっと前後に忙しなく動いているので、強い弱いはともかく見てて鬱陶しい。
・・・こんな バカな なぜ わたしが 負けるのだ 科学的根拠を・・・示せ・・・
改造教師オオツキ(3)
うらみかさなる ××××め おんこうのリングは 私がもらった!
欲しければ 私のLABOへ来い! 私のプラズマ・パワーを見せてやる!!
私のプラズマ・パワーは ついに 限界をこえた!!
もう絶対負けん!!
おまえが生きて貪欲界からでられる 科学的根拠は 全く無いっ!!
Lv:65 HP:1965 MP:0
特技:プラズマッシャー/だるまがえし/ハンマーパンチ/バルカンキック
貪欲界に登場。
プラズマ・パワーが限界を超えた最終形態。巨大ロボットの頭部が自身の上半身というもはや日常生活は送れない姿で、強力な物理攻撃を仕掛けてくる。一説によると悪魔の技術・常温核融合が動力源で、やはり呪いは効かない。
余談
モデルは早稲田大学教授・大槻義彦氏。氏はプラズマ物理学の第一人者で、本作発売時に人魂やUFOの正体はプラズマであるという自説をひっさげTVに頻繁に出演していた。
現世にいた頃は、香山先生に振られた八幡先生を、飲み屋でプラズマ理論を使って励ましたりもしており、少々変わっていたが人情が全くないわけではなかったようである。
プラズマ自体をモチーフとした悪魔として『偽典・女神転生』には外道プラズマ・ボールが、『真・女神転生Ⅳ』には魔人プラズマーが登場している。
関連タグ
・・・なぜ・・・ 私のプラズマ・パワーが 負けるのだ 全身を改造したのに・・・