概要
登場作品は『真・女神転生if...』。
その状況から脱出しようとした同校の女子生徒が、野良のゾンビに襲われたものか、死霊使い悪魔の魔力によるものかは不明だが、ゾンビと化したものである。
種族はなんらかの力で動くようになった死者が所属する”屍鬼”でレベル6。
ゾンビ系の持つ「麻痺噛みつき」や「毒引っかき」以外に「セクシーダンス」のスキルも持つ。(世紀末の東京が舞台の『真・女神転生』に登場するボディコン姿の女ゾンビボディコニアンを、今作の世界設定に合わせてデザイン変更したもの)
会話することが可能で、流れによっては昇天させることもできる。
だがしかし、人間としては助けることはかなわず切ない。
……が、本作の悪魔の中で唯一(魔法の箱を除いて)宝石・ターコイズを持っているため、主人公のステータスアップ目的で狩られまくることもしばしば。
同様にゾンビ化した男子生徒「ゾンビくん」や先生「ゾンビせんせい」も登場するが、もはや魔界という概念の一部になっているのか、在籍数を超え際限なく出現する。
(一説によると、魔神皇が自らに従わない軽子坂高生に対する嫌がらせで、魔界の野良ゾンビの姿を偽装しているのだともいう。)
pixivにおいてこのタグで投降されているのは、ほぼ㌍スゥ氏による愛あるイラストである(メイン画像含む)。
シリーズでの扱い
『if...』のスピンオフとして製作された『女神異聞録ペルソナ』では、舞台の御影町にある聖エルミン学園の制服バージョンの同名ゾンビが登場している。
物理攻撃には強いが、魔法攻撃には弱いためペルソナという媒体を通じて攻撃魔法を使える主人公達にとっては容易くなぎ倒せるはず。
このゲームのシステムには、仲間に加わる(分岐前のパーティー一時解散後、各ルートに分岐した後に再合流する仲間も含む)キャラのLV、PLVは主人公の物に準ずるというものがある。
すなわちルート分岐前に主人公のLVを可能な限り上げておけば、加わる仲間たちのLVを上げる手間が省けるのである。その為マハーガル(主人公の初期ペルソナ・セイメンコンゴウが習得できる)で容易に倒せるゾンビちゃんはカモとして狩られる事が多い。
交渉し、興味を最大まで引く事でスペルカードも入手できる。
また続編『ペルソナ2』には、「罪」では春日山高校の地下防空壕に、「罰」では七姉妹学園に、三つ編みでモンペ姿の竹槍を持った「ゾンビ女学生」が出現する。
戦中の女学生たちの死体がゾンビ化した者であり、コンタクトは通じない。
火炎・光属性には弱いのでそれらの属性のスキルを持つペルソナでさっさと楽にしてあげよう。
なお「罪」では防空壕に迷い込んだ者は、出口がわからず脱出できないという学校の怪談から生まれた噂悪魔の属性も持つ。