概要
無限湧きとは、ビデオゲームにおいて敵キャラクターが倒しても際限なく復活あるいは再出現することを指す俗語である。
復活する敵キャラクターはほとんどの場合、通常攻撃1~数発で倒せるようなザコキャラクターである。復活するパターンは、穴や扉(こちらが閉じたり侵入できない場所が多い)から一定間隔で出現するか、地面や空間からフェードインするように出現する、画面外から出現するものなどが多い。
無限湧きで出現した敵キャラクターは基本的に経験値などのポイントを持っておらず、こちらが倒しても得をすることはほとんどない。
ボス戦などの場合、ザコ敵に気を散らされることによってスキができ、手痛い損害を被ることも。
ただし無限湧きが一概にやっかいな仕様だとはいいきれず、むしろなければプレイに支障をきたす場面も存在する。こちらの攻撃手段がないか、回数に制限があるようなときに、無限に現れる敵を利用して攻略を進めなければいけないようなシチュエーションが存在する場合である(例:ヨッシーアイランドにおける対ゲロゲーロ戦)。
さらに、ゲームによってはわざとザコ敵を出現させる→倒すをくり返すことで経験値かせぎができることもある(例:マリオストーリーにおけるキラー)。
無限湧きの存在する作品例
- 真・三國無双…侵入拠点の兵長を倒さない限り敵兵が現れる
- ドンキーコング64…ほぼすべての雑魚キャラクター
- モンスターハンター…ランゴスタ、ランポスなど
- マリオストーリー…キラー
- ヨッシーアイランド…あほーどり、バサバサくんなど
- ボンバーマン…ジェネレータから出現する敵が該当。基本的に敵を全滅させる必要のある本シリーズにおいては、敵を際限なく出現させるジェネレータの破壊が必須になる。
- ガントレット…こちらも敵を際限なく出現させるジェネレータの破壊が必須になるが、同作の場合は時間経過でライフが減っていく仕様なので、破壊しなければ体力アイテム取得はおろかステージの出口に行くことすらままならない。
- ファイナルファンタジー零式…特定のエンディングの結末が、雑魚敵の無限湧きに押し潰されて敗北するという負けイベント。
- デッドライジング…至るところにゾンビが大量発生しており、どれだけ倒しても永遠に沸き続ける。
関連イラスト
無限湧きに関するイラストを紹介してください。