ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

注意

タグとしては「まほろさん」ほか「まほろまてぃっく 」や「まほろ」タグに分散している。


概要編集

CV:川澄綾子


異星人「セイント」と地球人の和解を目指す組織「ヴェスパー」によって生み出された宇宙最強の戦闘用アンドロイド

正式名称は『V-1046R型 ヴェスパーハイパーソルジャーMAHORO』。


約9年間稼動していたが、残り稼働日数が約400日になった事でヴェスパー上層部から引退を提案され、残りの約1年の時を平穏に過ごすことを選択。メイドとして主人公の美里優の家で働くことになる。


当初、名前は「まほろ」のみであったが「アンドロイドなので苗字はありません」と言ってしまった際、とっさに優から「安藤さん」と呼ばれたため、それで定着するようになった。

同時に「19歳、海外育ちで三人姉妹の長女」という設定を捏造したのだが、後に二人の義理の妹を得ることになり、意図せず設定どおりになってしまった。


外見、性格、特技など、どれをとっても戦闘用アンドロイドとは思えない印象を受けるが、最強のアンドロイドと謳われたその実力は本物である。


容姿編集

外見は色白の肌を持ち黒みが掛かった紫色の長い髪の毛と大きな緑目が特徴の端正な顔立ちをした美少女。一見高校生程度に見えると評されるほど若く見られがちだが、身長は162センチと少し高めで手足は長くスタイルも良い。


その為、主人である優や義妹であるみなわと比較すると、お姉さん系キャラと言える。見ている者に安らぎを与える、おっとりとした癒やし系の雰囲気を持ち、誰もが見惚れるほどの美少女でもあり美人と言うよりは可愛い系であろうか。


なお「まほろDEまんぼー」の歌詞内でも「綺麗な肌」「可愛い」「小っちゃな胸」「おっきな瞳」(デフォルメではなく事実な模様)と評されている。


また、上述の歌詞から分かる通り胸のサイズは控えめだが、膨らみ自体はしっかり確認できる程度ある。貧乳ではあるものの無乳ではないと言えるだろう(バストサイズについては余談欄を参照)。


性格・趣向編集

少し生真面目な面はあるが、母性と包容力に満ちた優しい性格。「完璧な心」を持つとまで評されており、基本的には誰に対しても良家のお嬢様を思わせる丁寧語で接する。


優からは「真面目で仕事好きで優しくて清らかな心を持つ、今時の普通の女の子とは少し違うタイプ(古き良き時代の日本人像をそのまま体現したような存在)」と評されており、大江千鶴子は「まほろさんは風のような(心の壁を通り抜け、孤独な人間の心を癒す)存在」と評している。


その容姿と性格から(敵対組織の者を除き)万人に好かれており、当初はまほろを恋敵扱いしていたとりおまてぃっくの面々からもすぐに警戒を解かれたほか、商店街や町内会の男衆からはアイドル扱いされていた。一兵器であるにもかかわらず、ヴェスパーの主要構成員からも、まるで娘のように温かく見守られている。俗世間知らずのお嬢さん、のような部分もなきにしもあらず。


その反面、下品な相手には暴力的な傾向があり、下着泥棒などの犯罪者には鉄拳制裁を下している。特に優の担任教師である式条沙織に対しては容赦がなく、彼女が優を誘惑したり、まほろの貧乳をからかうような発言を見せると、躊躇なく拳を振るうなどお転婆な部分もある(さすがに相手が生身の人間なので加減はしていたようだが)。


敵対する者に対してもかなり強い口調で非難することが多く、アンドロイドやサイボーグを道具扱いするメフリス教授や、卑劣な策を弄するフェルドランスなど、非人道的な手段を厭わない「管理者」の構成員に対しては、特に激しい怒りを示している。


戦闘用アンドロイドとして行動する際には、普段の様子から想像できないほど冷徹な雰囲気を纏っており、圧倒的な力で敵機動兵器を容赦なく破壊するほか、殺人を行った描写も少なくない。

ただし、彼女自身は相手の命を奪う事を好んでいないため、敵一般兵は格闘戦で気絶させて無力化することが多く、自身と同じ心を持つアンドロイド戦士・リューガに対してもトドメを刺すことは無かった。


実は戦闘用アンドロイドとして行動していた頃に、ヴェスパーの指揮官であり優の父親である美里良を殺害してしまった過去を持ち、優の家にやって来たのはその罪滅ぼしの為だった。

当初、優に対してはその罪悪感を抱えていたため遠慮がちに接していたが、やがて友達・姉弟のような関係になっていき、最終的に強い恋愛感情を抱くに至った。

義妹のみなわとは生い立ちや境遇が似ている事もあり、本当の妹のように可愛がっていた。


一途で主人愛が強いが、性的な話題にはとことん厳しく、エッチな本を隠し持っている優に長々と説教を施したほど。口癖の「えっちなのはいけないと思います!」はかなり有名。

貧乳であることを凄く気にしているなど、年頃の女の子らしい可愛らしい一面もある。前述の説教に関しても優が巨乳趣味である事からの嫉妬という面が大きい。また、前述の説教に反して優と混浴するなど、自ら性的なアプローチを行ったこともあるため「本当にえっちなのはまほろさんの方なのでは」という疑惑が提示されたこともある。


歌うことが好きなのか、たびたび歌を口ずさんでいる。

また、映画に関する造詣が深く、時代劇007シリーズのマニアでもある。


戦闘用アンドロイドとしての特徴編集

センシティブな作品


具体的にどのようなアンドロイドなのかは、劇中でも説明されていない。しかしアニメ版では同種の存在と思われるセラのモノローグで「合成された体組織に光学的に編み上げられた中枢神経」と(自分らのことを指し)語るシーンがあるほか、培養槽のようなプールから誕生した事が描写されており、メンテナンスの際も液体に浸かっていた事から、機械で構成されたロボットというよりは、有機アンドロイドや生体アンドロイドに近い存在と思われる。


そのため裸体になってもメカニックな要素は見当たらず、汗をかき涙も流す機能もある。また、普通の人間と同様に食事や睡眠も取り、夢を見る事も可能。排泄機能や生殖機能の有無については定かでは無いが、空腹時には腹の音が鳴り普通に暑さや寒さも感じる。

損傷した際も生物のように流血しており(鼻血も出る)メカバレのような描写はほぼ見られなかった。ただし蟹ロボットとの戦いの最中に閃光弾を食らって視界にノイズが入ったり、アニメ版では重傷を受けた際に目からハイライトが消えて灰色になるなどのメカニックな要素を匂わせる描写はあった。


アニメ版では装備の接続用にネジを使用していることが発覚し、死への恐怖からネジを吐き出す悪夢を見るシーンがあるが、原作漫画版ではフェルドランスから「(まほろを破壊して)ネジ一本でも回収出来れば良い」と言われた際に「私の身体にネジなど使われていません」と言い切るシーンがある。この為、原作版とアニメ版では設定が異なる可能性が高い。


前述の通り、「完璧な心」とまで評される完璧なAIを持っているためか、人格や外見、動作は極めて人間らしく、悩みや恋愛感情などもある。

人工物であるアンドロイドでありながら人間と同様のを持っているらしく、アニメ版では幽霊を成仏させるという描写まであった。


更に風邪を引いたり(ドラマCDによればバグコンピュータウイルスというわけではないらしく実際に寝込んでいる)、ワライタケを食べて中毒になるというアンドロイド離れした描写も見せている。肉体が成長するのかは不明だが、貧乳であることが強いコンプレックスになっているようで、強い巨乳願望を抱いており、ヴェスパー上層部に豊胸改造を上申したことがある(なお、この上申はヴェスパー上層部の貧乳趣味によってあえなく却下されている)。


戦闘能力は現役時代に比べて30%程度にまで弱体化していると言われているが、常人では反動が大きすぎて使いこなせないほど強力なマグナム拳銃を愛用するほか、素手で巨大ロボットを圧倒したり、眼前で乱射された拳銃弾を指で受け止めたり、走って新幹線に追い付いたり、海底や溶岩の中を歩行したり、半径数百メートルの巨大なクレーターが形成されるほどの大爆発に巻き込まれても全くダメージを受けないなど、常識を超えた攻撃力・機動力・防御力を併せ持つ。


携行武器としては前述のマグナム拳銃及び脇差のような短刀を愛用しており、優れた機動力・身体能力を活かした接近戦を得意としている。他にも二丁拳銃による銃撃戦を展開したり、小型バリアや爆薬が仕込まれたクナイによる搦め手、「反物質封球弾」を発射する大型ビーム砲を携行しての長距離砲撃など、様々な戦術を駆使する事が可能。また、戦闘時は専用の戦闘用スーツを着用しているが、こちらも戦闘時に損傷する描写がほぼ無く、まほろ自身と同等の防御力を持っていると思われる。


現役引退の際に内蔵兵器の類は殆ど除去されているが、唯一「輝ける闇」と呼ばれる兵器だけが残されている。これは全身から金色のオーラを放射し、接触した物体を消滅させる強大な兵器だが、動力源と直結されているためエネルギーの消耗が激しい。

また、このエネルギー源の正体は劇中でも明かされておらず、ヴェスパーの技術力では、まほろにエネルギーを供給することは不可能である為、輝ける闇を使用することは彼女の寿命を削るということでもある。

ただ、寿命こそ低下しているものの、それが原因で活動に支障をきたすという事は殆ど無かった。


また、低下した戦闘能力を補うために各種サポートメカも活用している。特に飛行用バックパックの『シルフィード』は買い物など日常での移動にも多用され、黒豹型ロボットの『スラッシュ』はまほろや優にとって良い相談相手となっていた。このほか、巨大人型ロボット『TATSUJIN』、巨大竜型ロボット『VIMANA』のほか、アニメ版ではミサイルなどの銃火器が内蔵されたスポーツカーも所持している。


戦闘用の割に炊事洗濯など家事全般も得意。特に料理に関しては千鶴子から「この料理は高級レストラン○○の料理と瓜二つではないかーっ!」と絶叫されるのがお約束になっている。また各種車両、船舶、航空機の免許も持っており運転テクニックも優れている。


ただし、「形から入りたがるタイプ」なので変装は苦手で、潜入任務には向いていない。

優の通う中学校に侵入した際は髪型を三つ編みにし、眼鏡をかけて「鈴木まほ子」という偽名を名乗ったが即バレており、顔が露出した消火栓や電灯など学芸会のような変装を披露したこともある。ゲーム版に至ってはソリッド・スネークよろしく段ボール箱を被って目標を追跡する奇行すら見せた。


眠気を我慢すると頭から何故かヒヨコが出現し、周囲の人間まで眠らせるが、

この機能は仕様上のものではないらしく、ヴェスパー上層部からも疑問視されている。


「セイント」の戦闘兵器よりも優れた性能を持ち、ヴェスパー上層部ですら把握していない機能があるなど謎を秘めた存在として描かれていたが、原作版では実は戦闘用アンドロイドなどではなかった事が発覚する。アニメ版でも同様の設定と思われるが、当時は原作の連載が終わってなかったので詳細な説明はされなかった。


一方、優れた性能を持つが故に「管理者」からは研究材料として狙われており、彼女の存在自体が敵を惹きつけ、優たちの日常が脅かされるという悪影響もあった。


その他編集

耳の付近から水平方向に髪が突き出た独特なヘアースタイルが特徴的だが、これは水平モミアゲと呼称されており来世の流河まほろにも受け継がれている。


普段着ているメイド服は一着が398,000円もする特注品。また、戦闘時に装備する戦闘服は何処かから転送しているわけではなく一から着替えている描写が存在する。


正式名称の『1046』という数字が製造番号なのか識別番号なのかは不明であるが、『R型』という事から改良版である事が推測され、彼女より前の試用機が存在していた可能性が考えられる。ただし、


V=ヴェスパー

10=ま

4=ほ(ふぉー)

6=ろ(ろく)


とも解釈できるため個体識別番号の可能性も高い。


また、サポートメカの外見は『バビル二世』の三つのしもべが元ネタとなっているほか、名称は往年の名作シューティングゲームが由来となっている(『シルフィード』、『タツジン』『ヴィマナ』)。更に識別番号に至っては『R-9 SRASH ZERO』、『RX』、『R13』とより露骨な由来が窺える。先述の『R型』に関しても『R-TYPE』と読むのが正解なのかもしれない。

苗字の『安藤』にしても『ゼビウス』に登場する巨大要塞『アンドアジェネシス』のファン間の通称が『安藤』である。ともに世界観の中枢にかかわるガジェットである。


見かけによらずお酒には強いようであり、式条沙織と共に宴会を行った際には共に酔っぱらいながらも酔い潰れる事は無かった。ただし、酔った状態で寝ると寝相がとても悪くなり、一晩中寝言と共に奇行を繰り返して式条の怒りを買っている。


ヴェスパー上層部から「性能よりなにより悪運が強い」と評されるほど運が良く、そのためギャンブルにも強い。式条にパチンコを教えられた際には大当たりを連発していた。


スリーサイズに関しては「79・50・80(アニメ一期時)」と「78・56・80(アニメ二期時)」という二つのデータがあり、後者ではBカップ相当の妥当な数字になるが、前者ではDカップ相当であり、貧乳とは言いがたいサイズになってしまう。


ちなみに編集

まほろちゃん」は別キャラ(大和町のマスコット)。

「まほろ -大和」で検索するのがいいかも知れない。


関連イラスト編集

いけないと思います


関連タグ編集

まほろまてぃっく まほろ まほろさん えっちなのはいけないと思います!

紫髪 一本結び メイド/メイドさん アンドロイド 戦闘機人 ガイノイド サイボーグ


関連項目編集

ヒカリ(この醜くも美しい世界) - 川澄綾子が演じるメインヒロインであり、(胸以外は)酷似した容姿を持ち、清水愛が演じるアカリの姉的な存在であり、特異な能力を持っているなど、まほろをモチーフに設定されたと考えられるキャラクター(アニメ版の製作スタッフもほぼ同じ)。


えっちぃのは嫌いです - ToLOVEるの登場人物である金色の闇が発した台詞で上記の「えっちなのはいけないと思います!」のオマージュネタ。ただし作品の知名度や世代の関係上(まほろまてぃっくファンの年齢層が高いため)こちらが本家の台詞として誤認される事が多い。




































  【警告】これより先、このヒロインの結末が記載されているため閲覧には注意されたし




























【まほろの出自と正体】

原作終盤、まほろの正体はセイントの指導者であるAI『S01-R ARCADIA(アーカディア・マシュー・フェイ・レイ、通称:マシュー)』の分身である事が明らかになる。


かつて、天才科学者マホロ・マシュー・フェイ・レイ博士の手で惑星環境管理用のAIとして生み出されたマシューは、セイント母星に蔓延っていた様々な問題を解決し、戦争公害の存在しない楽園のような世界を生み出していた。だが、そうした環境はかえってセイント人を衰退させ種としての寿命を縮める結果になってしまう。


やむなくマシューはセイント人との交配が可能な生物を探すべく宇宙探査を始め、ついに地球人とのファーストコンタクトを果たす。だが、この世界の地球人は『管理者』という組織に率いられ、問答無用で攻撃を仕掛けてくるという、かつてのセイント人よりも野蛮で好戦的な種族だった。


地球人と交配しなければセイント人は滅びる、しかし地球人を受け入れる事はマシュー自身とセイントの民が築いた未来を否定してしまう事に繋がる。ジレンマに陥ったマシューは『管理者』に支配されておらずセイントとの和解を目指している組織『ヴェスパー』に自身の分身である戦闘用アンドロイドを所属させ、その目を通して人類との共存が可能か否かを見極める事にした。そのアンドロイドこそが『まほろ』である。


分身を作るにあたり、マシューは自分にとって最も大切な存在であるマホロ博士を模した形で容姿・性格・思考を構成しており、それ故に分身にも『まほろ』の名を与えている。

ただし、生真面目な性格や控えめで美しい乳房などマシューから受け継がれた面も多く、まほろは単なる分身というより、マホロ博士の要素を受け継いだマシューのと言うべき存在に育っていった。


自身の秘密を知らぬままヴェスパーに所属したまほろは、やがて美里優と出会って恋に落ち、彼を含む全ての地球人を愛しながら最期の時を迎えた。まほろの目を通して地球人の価値を見極めていたマシューも心動かされ、セイント人と地球人の共存が可能という結論を下している。


【最期とその後】

本作はアニメ版と原作漫画版でストーリーが異なっており、まほろの遂げた最期と後日談も多少異なっている。どちらも彼女の死は優にとってはあまりにも衝撃的すぎたため、彼が復讐鬼と化してしまう要因になってしまった。


【アニメ版「もっと美しいもの」での最終話】

管理者の総攻撃から逃れる為に優と共に南米を逃亡、そこで管理者のサイボーグ・フェルドランスの追撃を受ける。フェルドランスは複製された『輝ける闇』を装備しており、その力でまほろを圧倒。万策尽きたまほろはフェルドランスを羽交い絞めにし、輝ける闇を暴走させて自爆する最期を遂げた。

それから20年後、セイント母星へ帰還しようとしていたマシューは、植民惑星シルヴァプラナでアンドロイドを狩る孤独な復讐鬼と化した美優里を哀れに思い、彼を救う為にまほろを復活させた。再会を果たしたまほろと優が、かつて暮らしていた美里家に帰っていくシーンでアニメ版は完結を迎えている。


原作がまだ完結してなかったためアニメオリジナル展開になったが、最終回だけ別作品のような世界観で描かれたことに加え、「マシューとは何者なのか、何故まほろと同じ姿をしているのかが一切説明されない」、「まほろの復活は現実の光景ではなく、負傷して瀕死の優が見た幻覚とも受け取れる」など不可解な描写が多かった為、当時の原作ファン・アニメファン双方から顰蹙を買い、「アニメ二期は黒歴史」と評される結果に終わってしまった。


【原作最終話】

管理者の総攻撃の最中、まほろの捕獲を企むキャナン博士の追撃を受けて優と共に逃亡する。

さらにフェルドランスから「地球に月の欠片が激突して全人類が滅亡する」という絶望的な事実を知らされるが、全人類を護る為に『輝ける闇』を発動して月の欠片を破砕、同時に管理者艦隊による一斉砲撃を受けてスラッシュと共に粉々になり跡形も無く消滅した。

その後、管理者の残党狩りを行う復讐鬼と化した優を救うため、そしてマシュー自身が抱いた「夢」として人間として転生させられ(まほろ自身も人間になりたいという願望はあった)、流河夫妻の下で育てられた。当初は普通の少女として人生を送っていたが、20年の歳月の中で前世の記憶を思い出し、再びメイドとして美里家を訪れる。彼女と再会した優は「復讐者として多くの命を奪った自分は、既にまほろの知る自分ではない」と涙したがまほろは「変わってませんよ」と以前と変わらない親愛を見せ、美里家への帰還を遂げた。


ただし、このまほろは以前の『安藤まほろ』と完全に同一人物ではなく、前世の記憶を共有している本物に限りなく近い別人の『流河まほろ』である。


またヴェスパーの後継組織「ヴィナス」では彼女の横顔を模したロゴマークが使用されており、この事から同組織内では神格化されているものと推測できる。


【余談】

コミックス7巻のカバー返しには原作者の中山文十郎自身によるコメントがあり、本人曰く「まほろをデザインするにあたって、ぢたま某先生には本人なりのシンプルさを追求してもらうよう依頼しました」との事である。また月刊コミックガム2004年9月号の付録である『最終話シナリオブック』の後書きでは「まほろは最初から完璧な存在のため成長も変化もしません。成長しているのは周囲の人間たちです。そのため優を動かすのに苦労しました」とコメントを残している。


関連タグ編集

悲劇のヒロイン 消失系ヒロイン

関連記事

親記事

まほろまてぃっく まほろまてぃっく

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1036121

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました