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概要編集

ゲームアーツの3DSTG。

国内版の綴りの間違いは意図的な誤字で、ロゴにした際にかっこよくないことから現在の綴りとなった。


PC版は「蘇るPC-9801伝説」の付録にてPC-9801エミュレータ上で作動するPC-88版が付属、プロジェクトEGGにてPC-8801mkIISR版及びFM-77AV版が配信、SwitchのEGGコンソールではPC-8801mkIISR版が配信されている。

メガCD版がメガドライブミニ2収録決定


PC版編集

人類は冥王星軌道で発見した異星人の宇宙船を解析することで外宇宙への進出を果たし、銀河連邦を築き上げていた。

突如、ザカリテをリーダーとするテログループにより新造艦グロアールが強奪された。

強奪後に続発したテロの対応に追われる連邦軍の隙を突いてテログループは基地を襲撃し、惑星破壊ミサイルの強奪を狙う。

コンピューターユグドラシルが提示した成功率の最も高い作戦は、最終テストを終えたばかりの新型機シルフィードによるグロアールへの単独攻撃であった。


対応機種はNEC PC-8801mkIIシリーズ及びFM-77AV。

武装は左右に種類搭載可能で、出撃前に選択可能。

5万点ごとに新たな武装が獲得可能だが、スコアは左右独立してカウントされているため、片方のみを使っているともう片方は新たな武装が手に入らないということも起きてしまう。


SA-08シルフィード編集

機体番号SR-88。

単機で宇宙巡洋艦並の攻撃能力を持つ。

コックピットキャノピーの硬度は非常に高い。


メガCD版編集

3076年、突如各移民星系を太陽系軍無人艦隊が襲撃した。

地球にある銀河ネットワーク中枢フォトンコンピューター“グレイゾン”システムが、“ザカリテ” と名乗るテロリストをリーダーとしたテロリストグループに奪われたのが原因であった。

銀河連邦各星系の残存艦隊はザカリテを討つべく集結、有人戦術宇宙戦斗機 SA-77シルフィードを主力として残存艦隊は反撃に転じたのである。

目指すは地球。


SA-77D シルフィード編集

銀河連邦の有人多用途重装宇宙戦闘機。

動力システムは巡航時はアクシオンラムジェット推進、戦闘時には反物質プラズマ推進を用いる。

機体左右のメインウェポンと下部のサブウェポンの換装が可能。

大型ニュートリノビーム砲を改修強化した砲を胴体下部に搭載した長距離狙撃型は長く名称は不明であったが、プラモデルキット化の際にランサータイプと命名され、砲もランサーユニットと命名されている。


シルフィード ザ・ロストプラネット編集

ザカリテ戦役から31年後、11番目の移民惑星ソロントに隕石群が接近、調査に向かった哨戒機ホワイト・ビジョン03が突如活動を開始した隕石より攻撃を受けて撃墜、駐ソロント防衛軍は隕石に偽装して接近した敵艦隊を迎撃すべくシルフィードをスクランブル発進させる。

後にQBと呼ばれる事となるプラネットバーサーカーとの生存を賭けた戦争の始まりであった。


ハードはPS2

開発はトレジャー

敵に接近してダメージを受けずに破壊することで得点倍率が上昇するメガレートボーナス、敵編隊を全滅させることで得られるフォーメーションボーナス、などがあり、得点が一定以上となることで新たな武器が最大二つ取得可能となる。

武装はステージ開始時と途中で補給機から補給を受けた際に変更が可能。

前作と繋がりのある世界観であり、ネオ・グレイゾンと呼ばれる地球を護る最終防衛システムが登場し、QBが奪った兵器に前作に登場したものが混じっている。

ステージ間にはムービーに加え、歴史編纂局士官による記述が挿入される。


SA-77J シルフィード編集

単機の攻撃力が宇宙巡洋艦と同等以上といわれ、改修を重ね、43年の長きにわたり最強の宇宙戦闘機の座を保持している。

最新のJ型では胴体下部のサブウェポン部に強力なシールドシステムを搭載しており、高い防御力を誇る。

またメインウェポンラックを大型化してより強力な多種兵装を搭載可能としている。

機体左右のメインウェポンのみの換装が可能で、下部のサブウェポンは固定となっており、イベント時以外は使用も変更もは不可能となっている。

最終ステージであるオペレーションガイア時には下部サブウェポン部に超重力弾を搭載し、胴体後部にブースターを追加した仕様も登場している。

超重力弾搭載型は発艦後に敵勢力圏直前へとワープアウトしてQB惑星母艦内部を強行突破、中央核となった惑星ソロントを破壊するべく用意されたもので、超重力弾は12発分しか用意が出来ず、QBの侵入能力の高さから有人の12機のシルフィードが改修され、ソロント出身者を含む12人のパイロットが5分以内に母艦中央核へと到達する必要があるという生還率0.08パーセントの作戦に投入された。


プロジェクトシルフィード編集

人類が地球から船出して数百年、植民地惑星と地球政府との対立が横たわっていた。

西暦2632年7月、最新鋭空母アクロポリス所属の部隊に属するカタナ・ファラウェイは新型機の訓練任務中に地球からの独立を訴えるアダン自由同盟の奇襲攻撃を受ける。

そしてかつて訓練校の同期であり友人でもあったマーグラス・メイスンと敵として再会することとなった。


ハードはXbox360

前作までの縦スクロールSTGからエースコンバットのようなフライトSTGへと変更された。

前作までとの物語のつながりは無い。

タイトルも「PROJECT SYLPHEED」と意図的な誤字は無くなっている

誰が呼んだか「戦闘機版ガンダムSEED」。

自由に飛ぶだけでなくパワーカットにより慣性飛行が可能。

宇宙ではエンジン停止しても慣性により速度と飛行方向を維持しつつ機首の方向を変える事が可能であったり、大気圏内での飛行時には重力の影響を受けて実弾兵器では発射後に徐々に失速して落下していくなど、ステージによっては機体や兵装に様々な影響が及ぼされるようになっている。

また、実弾兵器には自機の速度も影響を及ぼし、爆弾のような投下兵器では航行速度が異なると投下軌道が変わるとともに威力も変化するものもある。

耐久力とシールドの二種のゲージがあり、シールドは被弾以外に急加速やエンジン停止、特殊攻撃により減少していき、シールドが0になると耐久力が減少していく。シールドは時間経過により回復するが、耐久力は自然に回復せず、補給により回復する必要がある。

特殊攻撃ゲージのチャージにより使用できる特殊攻撃は全兵装一斉発射、シールドを強化しての体当たり、時間減速の三種類があるが、使用にはシールドゲージを消費する。

弾切れの際には補給機か母艦での補給を受ける必要があるが、ステージや戦況によっては補給が出来ないため、注意が必要である。

武装は出撃前に選択可能だが、ステージ途中での武装変更は出来ない。

武装はステージが進むことにより解禁されていき、開発により使用可能となる。

国内版はDLCとなっているチャレンジミッションは高難易度のミッションとなっており、誘導兵器の使用禁止や敵位置が不明などの本編よりも厳しい条件のミッションとなっている。クリアにより強力な追加武装が解禁される。


NATF-4 デルタセイバー編集

地球統合政府が計画した「プロジェクト・シルフ」の一環として開発された最新鋭汎用戦闘機。

NATF-1アローヘッドを母体に開発され、強力なシールドシステムと大推力エンジン、多彩な兵装によって単体での実制圧能力を持つ。

機首部のノーズウェポンに加え、機首左右、機体左右、胴体下部に3種のメインウェポンの搭載が可能。

搭載可能な兵装は幅広く、航空機用の武装だけでなく艦載用の砲の搭載も可能としている。


シルフィードオルタナティブ編集

惑星間航行中の民間宇宙船が正体不明の戦闘機軍により攻撃を受けて多くの命が失われた。

異星人との星間戦争の始まりであった。

宇宙艦アースガルズに所属するライトニング隊は戦闘機グングニールにて迎撃に向かう。

AndoroidOS対応。


プロジェクトシルフィード同様にフライトSTGとなっている。


グングニール編集


関連タグ編集

PLUM:SA-77Dをプラモデルキットしたプラモデルメーカー。通常型とランサータイプは当初は個別に販売されていたが、後に選択式に変更。SA-77J風にするデカールと成型色の変更をしたロストプラネット使用も発売している。

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