概要
シューティングゲーム『ゼビウス』に登場する生体コンピューター・ガンプ率いるゼビウス軍の浮遊要塞。アーケード版(およびナムコミュージアム)では文字通り浮遊していたが、ファミコン版ではファミコンの性能の問題で地上に張り付いている。
設定上では直径8500m、高さ1300mという桁外れなサイズを誇る(と言ってもゲーム画面や映画『超スーパーヒーロー大戦』では500m位にしか見えないが気にしてはいけない)巨大な要塞。
地球側のコードネームは「アドアーギレネス」及び「マザーシップ」。安藤(さん)と言う渾名も生まれた。コンピューターゲーム初の巨大ボスとしてゲーム史に名を残している。後年のシリーズでも様々な
ほぼ全身がバキュラ製で、核(コア。4000pts程)を取り巻く砲台(アルゴ。1000pts)から弾丸(スパリオ)を放出して自機ソルバルウに対抗するが、実はアンドアジェネシス自体はそれほど強くはない。厄介なのは要塞らしく大量の護衛を引き連れている事である。
ゼビウス軍の総攻撃を掻い潜ってコアにブラスター(対地攻撃爆弾)を撃ち込めば倒すことができるが、コアの本体であるブラグザ(ガンプのレプリカ)に逃げられてしまうため、残念ながら本編では殲滅する事が不可能である(続編ではブラグザを破壊出来る作品もある)。
派生作品
ソーシャルゲーム『ゴシックは魔法乙女』
ソルバルウとセットで1つのキャラクターの扱いにされてしまう。もはや魔法じゃない点は他のコラボキャラにも言えることだが、仮にもお前ら敵同士だろ…
映画『超スーパーヒーロー大戦』
中ボスとして登場。ゼビウスの世界を抜け出て無数の艦載機と共に現実世界を襲撃し、宇宙戦隊キュウレンジャーや仮面ライダーエグゼイドと対決。主砲から真っ赤なレーザーを放ち、キュウレンジャーの駆るキュウレンオーと真っ向からぶつかり合った。
一度は韓国首都・ソウル上空でキュウレンオーに破壊されるものの、コアだけで脱出し逃走、再び電脳世界から出現して東京を蹂躙する。
これに対しエグゼイドはアカライダーに変身し、仲間達と共に仮面戦隊ゴライダーとなって果敢に挑む。かくしてアンドアジェネシスはゴライダーに協力するバリブルーン、マジドラゴン、ゴーカイガレオン、デンライナー、キャッスルドランによる総攻撃を受け、最後はゴライダーの放ったゴライダーハリケーンでコアをぶち抜かれ、完全に爆発四散し消滅した。
NDS『怪獣バスターズPOWERED』
(バンダイナムコつながりで)、アンドアジェネシスが作成可能。ただしこれは主人公が使用するボード(武器兼移動手段)の一種であり、人間一人が乗るサイズ。
素材にワープユニットを必要とする割に性能は控えめで、『ゼビウス』(あるいはナムコの歴史)に思い入れがある人の為のサービスといえる。