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概要

漫画『ドラゴンボール』に登場する時間転移装置。

人造人間編のキーアイテムであり、“未来”トランクス編でも重要な役割を持つ。

機体にはトランクスが出発前に書いた「Hope(希望)」の文字が書かれている。

機能

ある程度の時間移動を行うことができる。

機体下部の球体は飛行用の反重力装置になっており、過去へ飛ぶ際は必ず宙に浮く

また、機体にしがみついていても一緒に時間移動ができる。

カプセルコーポレーション製なのでホイポイカプセルにすることもできる。中は1人乗りの広さ。一回分のタイムスリップを行うためのエネルギー充電に8か月必要。

『ドラゴンボール超』では青の15号電気液をエネルギー源として動いており、未来世界ではさらに厳しい機材不足により片道分のエネルギーを抽出するのに1年近くかかったが、現代では往復分を丸1日でフルチャージできる。

起動には特殊な鉱石を必要としており、過去の世界では地中深くに存在するレアメタルで代替可能。

『ドラゴンボールSD』では人造人間のパーツを使ってエネルギーを無尽蔵に改造している(ギャグ調で言ってるがやってることは結構えげつない)。なお、スピンオフなため当然公式設定ではない。

悟空達の時代ではまだ確立されていない時間を越えるための理論や数式が用いられており、未来のブルマの手記があったとしても現物がなければ修理不可能だった。

ウイス曰く「人間(※)が造るなんて不可能だと思っていました」とのこと。

※この"人間"とは神々以外の知的生命体全般を指している。

作中での活躍

初めて登場したのはフリーザが地球に襲来した際、先回りしたトランクスにより壊滅させられ、悟空との話し合いで3年後に人造人間が襲来する危機を伝え心臓病の薬を渡した後、未来へ帰還した際に描写された。

人造人間が襲来した際は誤差により襲撃直後に立ち会うことが出来ず、もう少し過去へ遡ろうかと思案するも帰りの分のエネルギーを消費してしまうため断念する。

ユンザビット高地の南東にはセルが乗ってきたタイムマシンが放置されており、どうやったか不明だがトランクスは未来で人造人間達を破壊することに成功し、その報告をするため過去へ行く際に殺され、代わりにセルがやってきた。

このタイムマシンはブルマ達により回収され、解析のため預けられる。

『ドラゴンボール超』

未来で暴れ回るゴクウブラックを何とかするためトランクスは片道分のエネルギーで悟空達の時代へやってくる。

だが時空の揺らぎに干渉しゴクウブラックも過去へ現れる。そこで悟空と対峙するも揺らぎの修正で強制的に未来へ引き戻される直前、トランクスの乗ってきたタイムマシンを破壊する。

完全に破壊され修繕不可能となるも、上記のセルが乗ってきたタイムマシンを修理して未来の世界へ赴く。

後にブルマは未来の自分が残した手記を基にタイムマシンを製作するも、ビルス様にバレた事で手記もろとも破壊されてしまう。

類似品・人物

時の指輪

界王神のみが使うことの出来る指輪。

指にはめ、未来の行きたい時代を念じることでその時代へ赴き過去へ戻る。

本来は知的生命体の進化の方向性を確認するための道具であり、未来へ行くことは可能だが、過去へ行くことは出来ない。

ウイス

任意のタイミングを設定して三分間だけ過去へ戻る能力を持つ。

この力は破壊神であるビルス様が破壊した物や神々を捌く際の証拠を得た後、元に戻すのに使用する。

グルド

時間停止能力を有する宇宙人

本人の戦闘力は低く、停止中は息を止め続けなければいけない。

ヒット

「時飛ばし」という能力により0.1秒だけ時間を飛ばせる。

リスク

時間の移動は神々でさえ固く禁じられている重罪であり、安易な干渉をした結果未来が大きく変動しかねない。

界王神の時の指輪も未来へ行き、元の時代へ戻る時のみ使用が認められた物。

この時の指輪は並行世界が発生するたびに増える性質を持ち、作中では既に“四つ”も指輪が増えていた。

界王神以外の神々が時間を移動すると時空へ影響が出て予期せぬ事態に発展しかねないため、時間移動へは消極的な考えを示している。

破壊神が神を滅すれば時空へ干渉し、過去であれ未来であれ本来はその神の存在は抹消される。

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タイムマシン(ドラゴンボール)
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