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黒川あかね

くろかわあかね

黒川あかね(Akane Kurokawa)とは『【推しの子】』に登場するヒロインの1人。
目次 [非表示]

「正しい正しくないじゃないよ

アクアくんがすっごい悪い子だったとしても

私くらいはありのままの君を認めてあげなきゃって思う」


『少しずつ嘘を真実に』


「駄目だよアクアくん 自分の事は自分で決めないと

アクアくんは私の物じゃないし 私もアクアくんの物じゃない

自立した人間二人が寄り添う事に意味があるの

でも アクアくんが決めた事なら 私はいくらでも力を貸すよ」


プロフィール

初登場第21話
本名黒川茜
年齢17歳19歳
身長163cm
イメージカラー※(グッズなどではの場合が多い)
CV石見舞菜香
茅島みずき

※ライバルである有馬かなのイメージカラー()と対になっている。


概要

第3章『恋愛リアリティショー』編で初登場。


恋愛リアリティショー『今からガチ恋♡始めます』(通称「今ガチ」)という番組でアクアMEMちょと共演。その後MEMちょと共にメインキャラクターの1人へと昇格する。


黒川あかね

幼い頃の回想シーンでは元々はロングヘア(メイン画像、画像右)だったのだが、推しである有馬かなへのリスペクトの為に原作に初登場した当初はボブカット(画像左)していたのだが、星野アクアに救われたのを切っ掛けに4章以降は彼の好みに合わせてロングヘアに戻している。


人物

あかね

星野ルビーMEMちょ有馬かななど大きな瞳が特徴的なキャラとは異なり、落ち着いた雰囲気で整った顔立ちの美人。


常にメモを持ち歩くほどの真面目な努力家だが、引っ込み思案で自己主張が苦手。

舞台役者としては非常に有能といえる彼女であったが、芸能界全体で見るとあまり目立たなかったため、知名度の向上を狙う所属事務所の意向で恋愛リアリティショーへ出演した。


初登場の恋愛リアリティショーでは真面目な性格が災いして、SNSの悪意を真正面から真摯に受け止めようとした結果、自殺を図るほどに追い詰められてしまった。

人見知りで内向的な性格だったため、他人に気を遣いがち。そのため人間関係がメインの恋愛リアリティショーでは、完全に個性が埋没してしまい、早いうちからアクアやMEMちょなどの共演者から心配されていた。


恋愛リアリティショー以降は、共演者のアクアや鷲見ゆきの影響で、悪意から身を守る手段や、自分が一番目立つために戦う姿勢を学んだため、苦手だったバラエティも克服。彼女の演技が、限界を越えてさらに成長するためのきっかけにもなった。


包容力のある優しい性格だが、恋愛リアリティショー以降はわりかし感情的になる場面も増えた。

メインの女性キャラの中では最も背が高く、大人しい性格とクールな顔立ちも相まって大人びて見えるが、精神年齢は年相応で、初々しい反応や子供っぽい感情表現も多い。普段はしっかり者だが、意外と甘えん坊でもある。


母親とは良好な関係で、年末年始に海外へ家族旅行をするくらいには家柄が裕福で育ちも良い。家庭環境が破綻していたり、家庭の事情で苦労している登場人物の多い【推しの子】の中では、かなり恵まれている方。


趣味・嗜好・その他

母親と一緒に料理教室に通っており、普段から自宅でもしているため料理が得意。


名門中学のお受験組で偏差値78という秀才であり、前世で東京国立医大の合格経験があるアクア(偏差値70)をも上回る頭脳の持ち主で、洞察力と推理力に優れている。


一方、遠慮しがちで意見をはっきり言える性格ではないため、演技指導などは不得手。

そして、優しさから争いごとを好まない性格でもあり、狡猾な策略を立てたり嵌め手を仕掛けたりすることも得意ではない。


献身的な性格のため恋愛面では積極的に見えるが、「相手に告らせる」、「私を好きにさせてやる」などといった気概は特にない。「良い彼氏をしてくれている、それが満たされていれば必要充分」「これ以上望むのは罰当たり」「少しづつ嘘(の恋)を真実(の恋)に」というようにアクアを気遣う気持ちが、逆に彼女の枷となっている部分も否めない。


女優としての黒川あかね

彼女の所属は一流の役者しかいないと評される『劇団ララライ』。彼女は「若きエース」と呼ばれる程の実力派女優であり、元子役の有馬かなからも、「天才と呼ぶしかない」と評価されている。カメラ演技一筋で舞台演技に興味のなかったアクアは彼女のことを認知しておらず、かなの予想外の高評価に驚きを隠せなかった。


徹底した役作り、与えられた役への深い考察洞察、それらを完璧に演じきる天性のセンスによる「憑依型演技」が彼女のスタイル。

5歳の頃から独学で身に付けたプロファイリングでキャラ分析の材料を集め、欠けたピースは独自設定で補い、パズルのように演じる役の人格や、思考パターン、感情などを導き出している。

その精度は非常に高く、『今ガチ』でアイを演じたときは、「どういう生き方をして来た」や「どういう男が好きか」まで解明。さらにアイに隠し子がいたという事実まで可能性として指摘している。


アイを演じて以降は演技にカリスマ性も加わり、本気の演技中は彼女の瞳にも星が宿るようになった。『劇団ララライ』代表の金田一敏郎は、この特徴的な眼を「人を騙す眼」、「役者にとって最高の資質」と呼んでいる。

演じればいい

彼女の役作りは、充分な考察材料さえあれば『完コピ(原作29話サブタイトル)』の領域であり、『本物』と変わらないキャラを無数に演じることができる

逆に、考察材料が少ないと、欠けたピースを補うための独自設定が増えるため、自然と役作りの精度が落ちてしまう。さらに「彼女のキャラ解釈」と「脚本の解釈」が食い違った場合、彼女が思うように演じきれなくなるという弱点もある。


彼女の演技は高い「考察力」と「洞察力」、プロファイリングの「知識」と「経験」、さらに作った役を完璧に演じきる「天性のセンス」が揃って初めて成立する。特に10年以上積み上げたプロファイリングの知識と経験や、天性のセンスは他に代えられないため、実質彼女以外には真似できない「異質」なものになっている。


人間関係

恋愛リアリティショーで共演した役者であり、表面上の恋人(ビジネスカップル)。

自身が引き起こしてしまったトラブルを解決する為に、尽力した彼への恩返しのつもりで彼の理想の女性であるアイを完璧に演じてみせる。

番組終盤、上記のプロファイリング技術に利用価値を見出した彼の告白を受け入れ、キスをする。

番組の打ち上げにおいて、自身を異性として見ていないことを指摘するも、「女優として興味がある」という彼の言葉に納得し、仕事上の彼氏彼女を続けていくことになった。

記事の上の言葉の通り、アクアに対して献身的。後にアクアと正式に恋人になった時は、アクアの不安定な部分を受け止め、アクアが彼女に過去をあえて見せ、復讐の是非についてあかねに選択を任せるほどに心を許させるなどアクアにとって今やその存在は-有馬かなや-MEMちょといった同じ事務所の人間と同等まで大きくなった。

アクア曰く「どんなあかねでも俺は好きだぞ」とのこと。


同い年であり同じ子役からの女優。

舞台「東京ブレイド」で数年ぶりに共演する。

幼少期に天才子役と謳われた彼女に多くの役を取られたことがトラウマで、現在ではその立場が逆転して仕事の少ない彼女に天才役者と謳われる自身が疎まれているなど、お互いがお互いをライバル視している。

髪の色、体格、性格、イメージカラー、演技への向き合い方やなど、あらゆる面で正反対のため顔を合わせる度にケンカをしてきた。


恋愛リアリティショーで共演したyoutuber。現場に馴染めないでいるあかねを早いうちから心配していた。彼女からのSOSのおかげであかねはアクアに救われ、彼女のネットノウハウのおかげでSNSの炎上も鎮火した。

あかねの番組復帰後に、彼女がアクアの理想の女性をアイだと言い当てたことから、アイを演じることになる。番組でアクアと交際を始めた後は、SNSにアップしたデート写真に欠かさずイイネするなどアクアとの関係を応援してくれている。


恋愛リアリティショーで共演したファッションモデル。

番組内での仲はとても良好だったが、あかねが思うように番組で目立てていなかった焦りから、彼女に怪我を負わせてしまったことが原因でSNSが炎上。自分があかねに発破をかけた所為であかねが炎上被害に遭ったことを気に病んでいた。

恋愛リアリティショー以降は、自分が出演する舞台へ他の共演者たちと共に招待するなど、良好な友人関係は続いている。


アクアの理想の女性ということで彼女を演じる事になった。

彼女の資料を集めプロファイリングを行い、「特徴的な瞳は自信によるもの」や「15歳頃に良い出会いが有った」など多数の考察から、見事にアイの人格や感情を再現して演じる。その姿に実の子であるアクアルビーまでもがアイの幻影を見てしまった。


余談

アニメ版で星野アイ役を務めている高橋李依氏はあかね役もオーディションを受けていた。

元々、高橋氏はアニメ化が決まる以前から漫画『【推しの子】』のファンであり、一番好きなキャラクターは黒川あかねで、アニメ化が伝えられオーディションが来た時には当初はあかね役を受けるつもりであった。しかし、自分のあかねの芝居を録音したデモテープを聞き返してみると、「この役は高橋李依じゃないな」「自分の声の音域が考えて、アイの方が合っている」と判断し、アイ役の方に移行したという経緯がある。

実際に、役を担当する事となった石見氏は7話にてあかねがアイの演技を始めた際の演技は口調や息遣い、些細な雰囲気まで高橋氏の演じたアイとそっくりの演技を行ったためSNS等で高い評価を得る事となった。


コアなファンが多い、メンゴ先生っぽい!?ヒロイン

  • 赤坂先生は黒川あかねに対してのインタビューに、
    • 今後も長く活躍するキャラクター
    • 最近はダークな雰囲気に寄せてきた

と回答。

  • メンゴ先生
    • 仮にアカ先生が描けなくなったとしても、私が描き続けられるのは『黒川あかね』の方

と回答している。

インタビュー記事※原作6巻時点


  • 序盤のインタビューに登場していない事から、行く末を案じるファンも少なくない。

関連イラスト

子役黒川あかね

黒川あかね黒川 茜


関連タグ

推しの子

星野アクア 有馬かな MEMちょ 星野アイ

アクあか 目が星

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