「我、奥義を得たり!」
CV:天野由梨
プロフィール
身長 | 162cm |
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体重 | 51kg |
血液型 | A型 |
誕生日 | 9月23日 |
出身国 | 日本 |
好きな物 | おしゃれ |
嫌いな物 | 機械の説明書 |
概要
古武術を伝承する水神家の分家党首の娘。
苗字は設定上のもので、ゲームでは「ほくと」とのみ表記。
ちなみに水神は「みずがみ」と読むのが正しいとのこと(『EX2』のドラマCDより)。
ムック『ALL ABOUT カプコン対戦格闘ゲーム 1987-2000』では「みずかみ」となっていたが、こちらは資料自体に誤りがあった模様。
3人の母は同じだが、ほくとのみ父親が異なる。
リュウに好感を持っており慕っている。
水神家の分家に生まれ、本家に預けられて育つことになる。
のちに妹の七瀬が生まれ、一緒に武術の稽古に励むなど仲の良い姉妹として成長していく。
武神流本家の血を引いており、幼い頃から仕込まれた武術の技は精錬されて、水神古柔術正統継承者・正伝として認められる才能を開花させることになる。
カプコンシリーズではおなじみの忍者「武神流」の一族の血も引いているらしい。
17歳になったある日、修羅の道に生きる兄・カイリの存在を伝えられ、旅の果てに兄と再会するも、そこで「カイリ」という言葉によってかけられていた血の封印が解け、彼女はカイリを抹殺する暗殺者「血の封印を解かれたほくと」へと変貌してしまう。
血塗られた戦いの結末は選んだキャラや作品ごとのエンディングによって異なる。
ストリートファイターVの関連サイト『シャドルー格闘家研究所』でプロフィールが実に20年越しで公開された。
実はラジオドラマ「ストリートファイターEX2」の特別編「ほくとと七瀬の裏ドラナイト」ではかなりのギャグキャラクターで、おしゃれ好きだったり、機械音痴だったりなどプロフィールに反映されている。
血の封印を解かれたほくと
実は彼女は水神古武術を伝承する水神家の本家の母と分家の父との不義密通で生まれた不義の子であり、「訃」(しらせ)という幼名を付けられた。
「訃」の一文字には水神家本家の断絶を企む分家の父の呪いの意味が込められており、呪いで洗脳された幼少期のほくとがカイリを海に落として殺害未遂する出来事が起こっている。
その後、同じ事が二度と起こらぬように本家の父(カイリの父)の手で「血の封印」が施されたが、カイリとの再会で封印が解かれてしまう。
殺意の波動に目覚めたリュウとは対をなすキャラクターとされている。名前も何となく似ており、血の封印が解けた後、カイリに対する殺意に支配されている。
海に落とされた後のカイリの動向(殺意の波動を持つ者との交戦経験)も併せて見ると、殺意の波動との関連性を仄めかす描写が散見されるが、殺意の波動と「訃」の呪いは決してイコールではない。
明確な違いは、殺意の波動が世界の均衡を保つ為の力に対し、「訃」の呪いは本家断絶(カイリ殺害)の為に用いた悪の力である。
分家の父が本家の母を不義密通で孕ませた時点で本家への復讐を十分過ぎる程達してるレベルだが、それでは飽き足らず、ほくとに「訃」の呪いをかけて本家長男を殺させ(未遂だが)、数年後に再会した兄妹を殺し合いさせる、その粘着質は異常で、分家の父は紛れもなく真性のキチガイである。
カイリ殺害未遂の設定は当初は「谷底へ落とす」だったが『シャドルー格闘家研究所』でのプロフィール掲載の際に「海へ落とす」に変更されている。
ファイティングEXレイヤー
開発中の初期バージョンでの使用可能キャラであったが、2017年11月のプロモーションビデオで訃(しらせ)という新キャラクターと入れ替わる演出が提示され、実際に2017年12月の体験版では訃と入れ替えられていた。
公式ストーリーでは訃は過去作品における「血の封印を解かれたほくと」に類するキャラであり、ほくとの幼名であり真名であること、カイリ抹殺のための記憶的障害となる妹の七瀬を最後の意思で消したことが明かされた。
「七瀬を消した」という行為が具体的に何をしたのかは明かされていないが、同作に七瀬は登場せず、代わりに非常によく似た紗波音(さなね)というキャラが登場する。
また、初期バージョンでの「ほくと」はDLCとして配信されたのだが、その紹介文では「"ほくと"を名乗る謎の女」という意味深な一文があり、「訃」とは別人の可能性がある。
EXレイヤーエンディングのネタバレ
本作に登場する「"ほくと"を名乗る謎の女」の正体は、妹の水神七瀬である。