概要
『ストリートファイターEX』でタイムリリースによる隠しキャラクターとして初登場。
開発当初は主人公になる予定だった「カイリ」と同様に「リュウ」をベースにしたスタンダードな性能で、本来はライバルポジションになっていたかもしれないが、ストーリー上での繋がりは全くない。
声優が「火引弾」と同じ細井治で設定等もおふざけ要素が多いが、確かな実力とそれに見合った性能を持つ。ソウルフォースは波動拳のようにちゃんと飛ぶし、ライジングドラゴンは昇竜拳のように無敵時間があるので対空に使える。一方で竜巻旋風脚はないが突進しながら正拳突きを繰り出すジャスティスフィストという独自の技がある。
幾つかの技名が直感的なネーミングであり、必殺投げの「空中で5発決めてうおっしゃー!」(家庭用では当たり障りのないものに差し替えられている)は彼を体現するモノだろう。
「ブレア・デイム」と同様に『ファイティングレイヤー』出演の弊害で出演の機会を失っていたが『ファイティングEXレイヤー』で久々に再出演を果たした。(声優は横田大輔)
『シャドルー格闘家研究所』でもプロフィールが公開されているが、何故か『ファイティングレイヤー』の時と内容が全然違う。
好き嫌いや身長体重はともかく、血液型まで違うのはどういうことか…
設定
アメリカ空手界最強と言われるほどの実力者であったが、トーナメント初戦で「ケン・マスターズ」と戦い敗北。
ケンに「井の中の蛙」呼ばわりされた彼は「井戸の中から外へ飛び出せるほどの、もっと強い足腰を持たなくては…!」とわけのわからない解釈に至り、より強くなるために世界へと旅立つ。
ファイティングレイヤーでは「これで俺も井の中の蛙ダゼ!」と自ら「井の中の蛙」を称して誇りを抱き、作品の舞台である「ザウスアイランド」を井の中に見立て、その中で最強の「蛙」になろうとしている等、勘違いの暴走が止まらなくなっている。
ファイティングEXレイヤーでは鬼人「ガルダ」と対峙したが無反応だったことが明かされている。