概要
初代『ストリートファイター』と『ストリートファイターZERO』、そして『ストリートファイターV』シリーズに登場するキャラクター。
初代とZEROシリーズでは外見やキャラ設定が大きく異なっている。
プロフィール
出身地 | イギリス |
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生年月日 | 不明 |
身長 | 201cm(初代)、216cm(ZEROシリーズ) |
体重 | 114kg(初代)、111kg(ZEROシリーズ) |
スリーサイズ | B156 W102 H108 |
血液型 | O型 |
好きなもの | ビール、ビーフジャーキー、金儲けの話 |
嫌いなもの | 子供、警察 |
特技 | 大食い、犯罪行為 |
担当声優 | 高木渉(ZEROシリーズ)、大友龍三郎(OVA)、宇垣秀成(Ⅴ) |
概要
初代
初代では外見がモヒカンにパンクスタイルという世紀末スタイルな巨漢ファイター。その見た目とは裏腹に彼自身は優秀な格闘家でボクシングやプロレスなど様々な格闘技で活躍していたが、強者の定めなのか徐々に対戦相手がいなくなりやむを得ず酒場の用心棒を務めるようになった。当時の性格に関しては詳しいことは不明だが、ZERO以降のとは違って悪くはないのは確かである。
因みにこの頃はまだ顎に白ひげを蓄えてない。
ZEROシリーズ
「・・・・・・おいてめぇ、教えろ! その髪型、どうセットするんだ?」
卑劣で残虐な手口のためにプロレスをはじめとするあらゆる格闘技界から追放されたためパブの用心棒として燻っていたが、麻薬組織シャドルーの存在を知りストリートファイトで自身の力量をアピールしながら何とか接触を試みる。
穴の空いたモヒカンと褐色の肌をしていて、両手の手錠を繋ぐ長い鎖が外見上の大きな特徴になっている。体格も初代以上に大きくなっている。ただし、体重だけは少し減っている。
ちなみにザンギエフやエドモンド本田などに対しては、髪型を理由に対抗意識を燃やしている。
ZEROとZERO2のエンディングではベガから実力を認められ予定通り構成員となるが、ZERO2のエンディングではそのままシャドルーを乗っ取ろうと新たな野心を燃やしてゆく。
ZERO3ではすでにシャドルーの一員となっており(ただし、組織の仕事をこなす訳でなくゴロツキ同然の日々を送っている)、ベガを倒して、サイコドライブを奪取して組織を乗っ取ろうとする。ただ、ベガはバーディーの目論見をさほど気にしてはおらず、ある程度は自由に泳がせている。しかしエンディングではその装置を試したもののサイコパワーが無いためか逆に力が抜けてしまい、そこに来た春麗とナッシュに連行されてしまうという報われない結末を迎える。小悪党的なキャラはM・バイソンとかぶるためか、これ以降はしばらく登場することは無かった。
また、バーディーのほうが理知的な一面があるのか、目の前にあるのがサイコドライブだと知らずに破壊したうえに「まだベガに金もらってなかった」と気付くバイソンに対して呆れる描写がある。
シャドルー入隊中
シャドルー格闘家研究所で公開された情報によると、シャドルーにいる時には規則の帽子をかぶらなかったためファン様に怒られていたとの事。ヘアスタイルを自慢していたらしい。格闘家としての実力はあるが、目先の欲につられやすく熟考して行動することができないとの事。シャドルーにいた時はシャドルーの社員食堂(通称シャ食)で散々飲み食いしていたとの事。そのためにシャドルーに入る前は痩せていたが、ぶくぶく太った。
シャドルー脱走
ストリートファイターVにてまさかの復活を果たす。ストリートファイターZERO以来、20年半ぶりの登場である。Vではシャドルーのやり方に気に食わず、脱走し、裏切った(理由にはこの他にも、組織内ではファンの方針で帽子着用が規則であったことも挙げられる)。脱走した後、神月邸に侵入(?)し、神月かりんと出会う。かりんは事情を聞いた後に、命令を聞くならばかりんの食客となる事を許すと言い、バーディーも食客(平たくいえば居候)になる事を承認した。
上述の通り、バイソンとのキャラが被っていた為か、性格はシャドルー時代以前と比較して小悪党的な一面が薄れると同時に、中の人の演技も合わさって、どこか憎めない茶目っ気溢れるコメディリリーフなキャラクターになり、春麗からも「(以前より)丸くなったわね。性格も…体型も」と評されている。
中平漫画版
中平正彦の漫画では、格闘を捨てようとしていたリュウを船上での麻薬取引の際の用心棒に雇う。アウトローではあるが、リュウと闘い敗れた自分に母親以外に自分を認めてくれたリュウに感激している。 また、殺意の波動に目覚めたリュウを止めるべく刑事である春麗と自発的に共闘して自分の身を犠牲にすることも辞さなかったり、 更にリュウの豹変ぶりに涙まで見せるなど原作と違って人情味に厚くなっている。ちなみに、原作とは違ってシャドルーとは関わりを持ってない。
ゲーム内での性能
ストリートファイター1
初代では敵専用キャラとして登場。
動きは遅いものの彼の代表的な技の一つである「ハンマーパンチ」の威力が一撃で体力が3分の2ぐらい減るというもので、当然2回食らえばKOされる。ラスボスのサガットの必殺技「タイガーショット」(これも5分の4ぐらい減る)の次くらいに驚異的な破壊力である。
しかもこの「ハンマーパンチ」、デコジャンプのような鋭角な軌道で繰り出してくるので、近い間合いの「波動拳」は死を意味する。
対策としては「ハンマーパンチ」の射程外からの「波動拳」連打が一番効果的だろう。近距離ではひたすら耐え忍ぶべし。
ZEROシリーズ
このシリーズからプレイアブルキャラとして登場。
コマンド投げを持ち、初代で使っていたヘッドバットはブルホーンとブルヘッドとして残っている。攻撃力が高く、中でもブルホーンはXイズムで最後まで溜めればスーパーコンボ並の威力がある。しゃがみ強パンチとブルドロップは対空に使うことができ、使い分ければ頼れる。先読みでならブルホーンも対空として機能する。対空と威力の高い必殺技を軸にプレッシャーをかけていくキャラクター。前後の歩きは遅いが、ジャンプは軌道が低く滞空時間が短いため、跳び込みを仕掛けやすい。特殊技のボディープレスは無敵判定の無い対空技なら潰してしまうことが多く、めくりも狙える。飛び込む時は他にも斜め下に突き出たジャンプ弱キックや横に長いジャンプ強キックが強い。Vイズムのオリジナルコンボとは相性の悪さが目立ち、『ZERO3』では重量級であるにもかかわらず火力が低い。
ストリートファイターV
ブルホーン以外の技がタメコマンドではなくなり、技の性能自体も変更されている。また飛び道具が実装された事で技バランスが整い、ある程度間合いを選ばない戦い方が可能になった。その一方で、元々大きかった喰らい判定がさらに拡大しており、連続技を受けやすくなってしまっている。また、ジャンプの軌道が高くゆったりしたものになり、くぐられやすくなっている。
余談
マッスルボマーシリーズのタイタン・ザ・グレートはかつての相棒である。
関連動画
Theme of Birdie
ストリートファイターVでのバーディーのテーマ