プロフィール
出身地 | アメリカ合衆国 |
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生年月日 | 不明 |
身長 | 186cm |
体重 | 84kg |
スリーサイズ | B123 W81 H87 |
血液型 | AB型(Ⅴでは「不明」) |
好きなもの | 正義、スコッチ(Ⅴでは「特になし」) |
嫌いなもの | 不正(Ⅴでは「正義 スコッチ ベガ」) |
特技 | ハリアー整備、心理学 |
キャッチコピー |
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CV |
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概要
名前自体は『ストリートファイターⅡ』が初出で、ガイルがナッシュの仇のためベガを追うキッカケとなっている。『ストリートファイターZERO』シリーズでプレイヤーキャラとして登場。軍内部の腐敗の根源としてベガを追っているが、ZEROとZERO2ではいずれも悲劇的な結末で終わっている(後述参照)。ZERO3では、上層部に察知され田舎の武器弾薬庫管理職へと左遷されてしまうが、ナッシュ自身はこれを好機と位置づけ、有志を募って私設軍隊を結成しインターポールの春麗と共にベガを追うようになる。
元祖ソニックブームの使い手で、ナッシュの必殺技のひとつである「サマーソルトシェル」はガイルの「サマーソルトキック」と通じるものがある。
日本国外ではチャーリー(Charlie)と呼ばれていることから、一部のコミックや映画などでは二つの名を繋げて「チャーリー・ナッシュ」(Charlie Nash)がフルネームとされることがあったが、『IV』以降この設定が公式に逆輸入されて正式なフルネームとなった。
人物像
戦いに関しては相手の動きを先読みしながら闘う頭脳派で、言動もクールでキザな態度をとることもある。しかしその一方で、軍の腐敗が許せず、上層部と癒着するシャドルーを単身追い詰めるなど、熱くなりやすい一面がある。また、勝利セリフではガイルに比べて人情味のある台詞が多い。ロレントにスカウトされているが、ナッシュ本人は相手していない。
悲劇的な結末を迎える苦労人
エンディングではベガによって生死不明となるという悲惨な結末を迎えることが多い。ZEROとZERO2ではいずれも死亡ではなく生死不明ということになっている。スタッフ曰く「行方不明ということになっているが、生きていると断言しているわけではなく、そのへんはボカした感じにしている」とのこと。
ZERO
ベガを倒し無線で仲間に連絡するが・・・、再び立ち上がったベガの不意打ちを食らう。
ZERO2
ベガを倒してアメリカ空軍の上層部とベガの繋がりについて白状させようとしたところ、ナッシュの援軍がヘリで現れたと思ったら、実は同僚たちもベガの手に落ちてたようで、ヘリの機関銃を食らって滝壺に落ちる。ステージが「ギアナ高地・大瀑布(ベネズエラ)」になっているのもそういう伏線があったのだろう。
ZERO3
ベガを追い詰めるが、ベガは基地の中へ逃亡してサイコドライブで回復しようとした。しかしナッシュはハリアーを使って爆弾を投下して基地ごと破壊した。それでもベガは生還して姿を現すが、ハリアーの機関銃でトドメを刺した。
・・・とこのように前々作と前作のエンディングとは異なり報われたエンディングになっている。しかし、ガイルのエンディングではサイコドライブごと爆破しようとする際にベガが現れ2人を道連れにしようとするが、ナッシュ自身が囮になりガイルを脱出させて爆発に巻き込まれた。
まさかの・・・
Ⅴ
上述のZEROシリーズにおけるエピソードから、以降のストーリーでは基本的に死亡して故人になっている設定で、ガイルがベガを仇として追う理由でもあったが、シリーズの最新作『ストリートファイターⅤ』にて、なんと復活を遂げることとなった。
ストーリーはZERO2エンディングから繋がっており、ベガと交戦するも、内通していた同僚達の裏切りで滝壺に落とされ死亡した後、謎の機関にバラバラになった遺体を回収され、全身を半サイボーグ化された状態で強引に蘇生。約15年ぶりにプレイヤーキャラクターとして復活した。
裏切りに見舞われた生前の経験から、己以外を信用しなくなっており、かつての冷静ながらも温かみのあった部分は失せ、復讐という目的のみに囚われた冷徹な性格になっている。
ガイルと共通点の多かった戦闘スタイルは大きく変貌しており、主力技のソニックブームを初め、主力技がコマンド入力に変えられるなどファンの間で衝撃が広がっている。とある秘密結社が関係しているとの噂が・・・。
その他の作品
外部作品ではマヴカプシリーズ(マヴカプ3以外)やガンスパイクなどにも登場。
ただし、『X-MEN VS. STREET FIGHTER』ではシャドルーに捕まり人造人間シャドウとして改造されてしまったり、ガンスパイクでは基地の爆発に巻き込まれて生死不明となる(ただし、使用キャラクターの組み合わせによっては生還する)。
『ストリートファイターⅣ』では本作の5年前にアベルを救出し知人の傭兵隊長に彼を託して行方を眩ませた人物がナッシュであることが発表された。だからアベルがガイルのソニックブームを「その技どこかで見たことがある」と言っていたのだろう。
『ハイスコアガール』ではZEROシリーズに言及された回で登場するのだが、キャストに関しては鳥海氏になっている。
実写映画『ストリートファイター』ではナッシュは登場しないものの、カルロス・ブランカがナッシュのポジションとなっており、奇しくも本家のナッシュと同様に改造人間にされて悲劇的な結末を迎えている。
ストZERO稼働と同年に放送されたTVアニメ『ストリートファイターⅡV』では、容姿が全くの別人と言える程に変更されており、黒髪に眼鏡をかけた髭面の黒人男性という外見になっている。
作中終盤にてシャドルーに捕らわれたリュウとケンを救出するべくガイルと共に要塞に潜入。
ザンギエフに足止めを食らったガイルに先んじてベガの下へ乗り込むも、ベガのサイコパワーの前には銃弾すら防がれ、返り討ちに遭い死亡する。