概要
現在、”DEAD OR ALIVE”と名付けられた世界格闘大会を舞台とする本編(ナンバリングタイトル)5作と、本編登場の女性プレイヤーによるビーチゲーム…ビーチ故に、当然ながら全人物水着着用の要素が楽しめるスピンオフ作品の『XTREME』シリーズが3作とそのブラウザゲームアプリが存在する。開発はチームニンジャ。
2019年3月1日、ナンバリング最新作『DEAD OR ALIVE 6』が発売された。元々は2月15日の予定だったが品質向上のためという理由で延期になった。
基本のゲームシステム
「打撃」、「投げ」、「ホールド」がジャンケンのような3すくみ構造を成すゲームシステムであり、ナンバリングによっては更に異なるシステムがあり、さらにステージギミックも豊富で、壁はもちろんの事、床でも追加ダメージを受ける「デンジャーゾーン」(オフにもできる)の存在や、床や壁をぶち破ってステージが変わることも多い。
そして、女性プレイヤー(一人を除き全員、巨乳。DOA6にて巨乳とは言えないキャラの二人目が追加された)の過剰なまでの乳揺れとパンチラ(むしろパンモロ)が特徴。
なので格闘ゲームとしてのクオリティが高いのは勿論のこと、ファンの中には「乳揺れゲー」と認識している者も少なくはない。
ちなみに、佐藤正のギャグ漫画『メダカの王国』では、その表現を強調させた架空の格闘ゲームをネタにしていたが、後にこのゲームが登場して乳揺れゲーが現実になったという所までネタになっている。
モデリング製作へのこだわり
自然な乳揺れのためにエンジンを開発するほどに力を入れられたグラフィックと恥じらいなぞ何のそのと言わんばかりのダイナミックな動きの表現は男女共にクオリティが高く、ビジュアル面でクオリティを支えている。
豊富なコスチュームも魅力の1つで、更に女性キャラの下着の模様や布面積まで多種多様。基本的にコスチューム1着につき4パターンの下着が設定されている為、単純計算でコスチュームの4倍の下着が存在する事になる(実際には下着が見えないコスチュームやデザインの使い回しがある為、単純計算の4倍というのは流石にあり得ないが。
中にはTバックやCストリング、スリングショットやマイクロビキニを着用して戦いに臨む猛者もいる、というか女性キャラの殆どがどれか1つに当てはまるコスチュームを所持している。彼女達に羞恥心は無いのだろうか…。
あえて見せている痴女だらけなのか、下着が見えても問題ない世界観なのか、はたまた羞恥心という概念そのものが存在しない世界なのか、謎は深まるばかりだ。
因みにこれだけ露骨なエロ売りをしておきながら、戦闘中のやられボイスは2005年発売のDOA4で初実装となっており、他社の格ゲー作品と比較してもかなり遅かった。だがやはりそこは流石DOAクオリティであり、豪華声優陣の熱演によって非常に良質なボイスが数多く追加された。
またダウンモーションも大幅に追加され
①頭を振って必死に意識を取り戻そうとする
②痛みがあるお腹を抑えてうずくまる
③痛みに耐え切れずに全身でもがき苦しむ
以上3パターンが直前に受けたダメージ量によって使い分けられ、更にうつ伏せ仰向けで別個のモーションが用意され、計6パターンものダウンモーションが追加された。
更にダウン中に強制起こし属性持ちの技でKOされると、激痛にのたうち回った後に動かなくなるという完全に狙って実装したとしか思えない程の無様なモーションも2つ(うつ伏せ仰向け1つずつ)追加された。
そして6ではフェイタルラッシュを受けた際の特殊なやられモーションが多数追加された。
これらの大幅な進化はとある界隈で大絶賛されているとかいないとか…(と言うか最早スタッフ内にそっちの界隈の愛好家がいるとしか思えない)
胸の見た目のサイズについて
初作でこそ、格ゲー史上初?の乳揺れを強烈にアピールすべく女性キャラ全員が巨乳どころか爆乳レベルの胸の大きさだったが、作品を追うごとに徐々にリアルな大きさへとサイズダウンがされている。だがそれでも未だに「デカ過ぎでは…?」と思っているファンは少なくないだろう。
実際に主人公のかすみのバストサイズは89と数値上はそこまで巨乳という訳でもないのだが、グラフィックが大きく向上したDOA5以降でもどう見ても89には思えない程デカい。
「ゲームだから(笑)フィクションだから(笑)」と言ってしまえばそれまでなのだが、実は有志による検証の結果、数値と見た目はそこまでかけ離れているとは言えないという真実が明らかになった。その秘密は身長とウエストにあったのである。
ブラジャーの大きさを表すカップサイズという単位があるが、このサイズは何を基準に決まるかと言うと、トップバスト(バストの一番高い部分の胴囲の長さ)とアンダーバスト(バストの付け根の胴囲の長さ)の差で決まる。しかしながらアンダーバストの数値はスリーサイズの項目に含まれない為基本的に正確な数値を知る術はなく、アンダーバストが分からなければカップサイズも分からない…のだが、何と「バスト」「ウエスト」「身長」を入力するだけでアンダーバストのサイズを推定算出し、推定カップサイズを導き出してくれる神サイトがこの世界には複数存在するのだ。
そしてそういったサイトを駆使して本作に登場する全ての女性キャラのカップサイズを一覧で比較したのがこちらのツイートである(正確にはDOAXVVの全キャラ)。この表によれば、かすみのカップサイズは何とGカップにもなるのである。この事実を知った上で改めてグラフィックを見てみるとどうだろう、今までデカ過ぎに見えていたキャラクターの胸が段々と妥当な大きさに見えて来ないだろうか…。
それでもまだ納得出来ないだろうか?実はその違和感は決して間違いとは言えない、何故なら本編においてもDOAXVVにおいても、キャラクターの身長は何故かグラフィックに正確に反映されていないからである。一例を挙げると、158㎝のこころと172㎝の女天狗の身長差は14cmだが、グラフィック上では全く同じ身長なのだ。更に158cmのかすみと196cmのバースの身長差は38㎝にも及び、本来であれば顔一つ分を優に超える程の身長差なのだが、グラフィック上ではどう見てもそこまでの差があるようには見えない。
このようにキャラ毎の身長差に関してはかなり曖昧に設定されており、グラフィック上の身長が数値以上に高い関係でバストまで数値以上に大きく見えるという訳だ。技術的に難しいのかも知れないが、ファンとしてはそういった細かい所までリアリティを追求して欲しいと思ってしまうのだが…
デッドオアアライブ18禁同人作品禁止騒動
2016年10月7日に、DL.site等にコーエーテクモゲームスから「デッドオアアライブの18禁同人作品の配信停止申請」が出されていた事が発覚している。
上記について様々な考察がなされていたが、コーエーテクモからの通達内容は「【DEAD OR ALIVE」のキャラクターを利用した成人向け作品全て】に対して、【キャラクターを貶める表現を多数含んでいるため、著作者人格権を著しく侵害している】」ため即時中止である。
今回の騒動については「キャラクターモデルデータを抜きだして改変したものが引き金になっている」と言われていたが、コーエーテクモからの指摘には「特定の1作品に対する内容の問題といった記載はない」とのこと。
恐らく発端のほとんどは、確かに該当する女性キャラに関しては「乳揺れ」やある程度の身体の露出をしているので「問題はなさそう」だと思ったのか、創作者もとい同人作者らがこのような勝手な解釈で自発的に行われていた可能性がある。成人向け同人コンテンツの二次的創作については一切認めていない事がはっきり解る対応だった。
現在では、多くの同人販売サイトから作品が消えている。
登場人物
一部登場キャラの中には、リサやたまきのように先に外伝作品に出演、のちに本編のDOAシリーズに格闘家として出場するという、逆輸入のような例外ケースもある。
シリーズオリジナルキャラクター
NINJAGAIDENシリーズ
XTREMEシリーズ
ゲストキャラクター
バーチャファイター(VF)シリーズ
ザ・キング・オブ・ファイターズ(KOF)シリーズ
HALOシリーズ
戦国無双シリーズ
スーパーブラックジャック(SBJ)シリーズ
関連イラスト
関連タイトル
闘姫伝承:同社の美少女格闘ゲーム。アーケード版はデッドオアライブと近い時期にリリースされている。
ジャスティス学園:パンチラの激しい格闘ゲーム。
deadfantasy:『RWBY』の原作者「MontyOum」が製作した自主創作アクションムービー。
関連タグ
DEADORALIVEXTREME デッドオアアライブエクストリームビーチバレーボール デドアラ
DOA100users入り DOA500users入り DOA1000users入り DOA5000users入り DOA10000users入り