概要
初出はアーケード版『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate:Arcade』
家庭版でも2014年3月25日以降にダウンロード配信された
グラマーな女性ばかりが出揃っていることが売りだった本シリーズの常識を覆す本業メイドの貧乳ゴスロリ娘である。
普段はサーバントとしてエレナに仕えている……と言う事以外は、現在のところ明らかになっていない。
ロシアの軍隊格闘術『システマ』を操り、相手の攻撃をかわしたり捌いたりすることが得意なキャラに仕上がっている。システマ使い故にニュートラルの立ちポーズでも構えを取らない。
シリーズ最新作『DEAD OR ALIVE 6』にも登場
今回は最初からプレイアブルとして参戦した
待望のストーリーにも最初に使用するキャラクターとして登場。第6回DOAの準備を進めていたマリーは前回大会で密かに出場していたほのかの持つ力を悪用されないようエレナから「ほのかの保護」を命じられ、ほのかと行動を共にしていく内に友情を育んでいく。だが、ほのかの力を狙うM.I.S.Tの陰謀にマリーは巻き込まれてしまう。
こう見えて18歳である。
そして、このゲームでは外せない揺れ表現がちゃんと存在する。
…レジェンド以外だと本当に目を凝らさないと気付けないが。
背が低い事を気にしているらしく、勝利時の台詞からそれが読み取れる。
プロフィール
キャッチコピー | "小"悪魔サーバント |
---|---|
国籍 | スウェーデン |
誕生日 | 6月6日 |
年齢 | 18 |
血液型 | AB |
身長 | 147cm |
体重 | 39kg |
スリーサイズ | B74/W56/H78 |
職業 | 召使い |
好物 | プリンセスバーケルセ |
好きな色 | 紺色 |
趣味 | 裁縫、ホラー映画鑑賞 |
流派 | システマ |
CV | 相沢舞 |
性能
相手の打撃を捌いて隙を作る『ロンド』と呼ばれる特殊行動やそこから派生する技、高い避け性能を持つ『メヌエット』、相手を掴み背中を向けさせる技、前転からの投げやコンボなど、『構え』を持たないシステマ故のトリッキーな動きがウリ。
一方でリーチや一発のパワーに乏しく、性能を活かすにはコンボをしっかり決めつつ各種特殊行動の特徴もそれぞれ把握して使わなければならない。
単純な打撃の打ち合いになると特にその弱点が露呈しやすい。
もちろんホールド狙いも有効、特に上位版であるエキスパートホールドは脅威的な火力を出すことができる。
総じて高いポテンシャルを秘めているがテクニックと知識を要求される上級者向けキャラである。
相手の攻撃にうまく対応して、しっかり自分のペースを掴もう。
ホールドや捌き等を警戒して相手が打撃を躊躇すればマリーが攻めるチャンスになる。
幸せ投げ
"小"悪魔のキャッチコピー通り、マリーの投げ技には所謂幸せ投げに該当する技が複数存在する。具体例は以下の通り。
フェリシテ・パルマンティエ
技名の元ネタは薔薇の一種。相手の顔に股を開いて跳び付き、股間を押し付けながらそのまま倒れて押し潰す、正に顔面騎乗技。相手は後頭部を強打する為、実際は幸せどころではない。
(どうでも良いが花びらは小〇唇を指す隠語だったりする。…で?っていうね。)
イヴニング・ライト
相手の背後から跳び付いて密着し「沈め!」と叫びながらぶら下がりの要領で首を極める。美少女に背後から抱き着かれるまでは良いが、そのあと首を極められる事を考えると…。
アイボリー・タワー
相手の背後からジャンプして頭をふとももで挟み込み、首を極める。身長196cmのバースの肩にすら平然と登ってしまうあたり凄まじい脚力だ。
シークレット・ガーデン
和訳すると「秘密の花園」(女〇器の隠語)。しゃがんでいる相手の背後から「隙だらけ!」と叫びながら顔面の上に跳び上がり、股間を押し付けながら着地する。第二の顔面騎乗技。勿論相手は後頭部を強打する。
オレンジ・ラッフルズ
前転してから飛び上がって更に回転し、空中でM字開脚しながら相手に跳び付いて両手両足で抱き締め(だいしゅきホールドとか言わない)、その後「あーたたたた、たぁ!」と叫びながら連続パンチを入れる。パンチをしている間の彼女は自身の足のみで相手にしがみ付きながら姿勢を保っており、脚力に加え腹筋も相当なものを持っている事が窺える。だから断じて駅弁フ〇ックなどではない。
相手がしゃがんでいる場合は不発に終わる為、単純に相手の目の前でM字開脚を披露するだけとなってしまう。ある意味では非常にハイリスクな投げ技と言える。
(因みにラッフルはヒラヒラした「ひだ飾り」を指す。ヒラヒラ→ビラビラ→アレ…とか連想しない事)
メイデンズ・ブラッシュ
5の崖っぷちデンジャーで発動できる投げ技。空中で相手の頭を捻り上げた後「チャンス!うおぉりゃ~!」と叫びながらやはり顔面に股間を押し付けながら地面に叩き付ける。第三の顔面騎乗技である。
彼女は股間を相手に押し付ける性的嗜好でも持っているのだろうか…。とは言えその殆どが首から上への致命傷狙いな辺りさすが小悪魔である。
因みに後述するようにマリーの1Pコスはゴスロリ服であり、スカートの下は当然ドロワーズ(所謂見せパン)である為、いくら顔面騎乗と言えど少々有難みに欠ける。
なので、彼女の幸せ投げを堪能したい変態紳士諸君は、2PコスのバトルスーツやDLCの水着、ショーツ着用コスで戦わせる事を強くお勧めする。ショーツ着用コスならありとあらゆるモーションでパンモロも拝めて一石二鳥である。
性格
DOA5U実装当初は"小"悪魔のキャッチコピー通りの小悪魔的な台詞が随所に見受けられたが(登場時の「血の薔薇、咲かせてあげる」「やれやれです」、投げ技時の「隙だらけ!」、アピール時の「つまんない」「こんなにおっきいのね」「汚れちゃったじゃない」「いつまで寝てる気?」、勝利時の「余裕でしたね」等)、スピンオフ作品であるDOAX3やDOAXVVで本格的に台詞が実装されると、本編の小悪魔さが影を潜め、普通の良い子になっている。
更に本編の続編である6では、自由奔放なほのかに振り回されつつも保護対象として彼女に健気に付き添う描写が多く描かれている(本人的には表(ほのかの同い年の友達)と裏(エレナのサーバント)を使い分けているつもりらしいが、実のところ全然使い分けられていない模様)。コラボ先でも当然良い子である(なんだ、ただの天使か)。
一方で戦闘時の小悪魔的台詞は健在であり、結果的に本人の性格と乖離が生じてしまう事となった。
なお「血の薔薇、咲かせてあげる」という台詞はDOAXVVにも実装されている(だいぶ可愛らしい言い方に変わっているがそういう問題じゃない)。女の子とビーチバレーをするだけなのに随分と物騒な物言いだが、今改めて彼女の性格を考えるにあまり深い意味はなく、何となく響きが格好いいから使ってるだけなのかも知れない…。そう考えると物騒な台詞が急に可愛らしく感じられてくる。
コスチューム
1Pコス・ゴシックロリータ
白と黒を基調としたいわゆるゴスロリ服。
フリルやレースが施されており、大きな赤いリボンがポイント。
ストーリーでもこの衣装なのでこれが彼女の給仕服なのかもしれない。
2Pコス・スク水風バトルスーツ
ボディラインが出る青いコスチューム。
かなり際どい衣装だがスク水ではなく、あくまでバトルスーツ。
ただDOAX3では実際に水着として実装されている。
DOA5と違ってデフォルトの衣装ではないため、ザックポイントを使ってショップで購入しなければならない。
また、長手袋やブーツ、ニーソックスは外している状態になっているため、実際に着てみるとより水着らしく見える。カラーバリエーションも青と白以外に赤などが存在する。
その他にも、制服・旧スク・メイド服・パジャマ・ハロウィン・パーカーなど、様々な衣装がある。
DOA5LRのPSPlus加入特典にはこんなものも…。
総じてセクシーなものよりも見た目相応な可愛らしいデザインのコスチュームの方が多い。
髪型
DOAX3ではロングヘアに変更は出来たが、本編DOA5ではツインテールのみである。DOA6ではツインテール、ロングヘア、ポニーテール、メイドバンドから変更出来る。なお、ロング以外でブレイクブローを受けると衣装破壊により問答無用でロングに変わる(ちなみに他の長髪キャラでも同じようなことが起こる)。
人気
マリーの人気は凄まじく、DOAX3の人気投票では堂々の1位になった(巨乳支持派が分散する中、非巨乳票が一極集中した影響もあると思われる。いわゆる「おっぱい作品」でしばしばみられる現象)。
「DOAは知らないがマリーは知っている」「マリーが可愛くてDOAを始めた」という声は多い。
また、ファン感謝祭である『DOA festival』で、来場者特典で渡されるネックストラップは2年連続でマリーの絵柄が真っ先に無くなっていた。3回目の開催時でもマリーの分は多めにあったがごっそりと減っていた。
公式も「DOA6が出せたのは3割以上マリーのおかげ」と発言するなどその人気は公式も認めるところのようだ。
コラボ
同社他社含め複数キャラでコラボする機会が多いが、各タイトルごとで見ると2023年1月時点で唯一マリーだけ皆勤賞でコラボ対象に選出されている。
『無双☆スターズ』へ、ほのか・かすみと共にDOA枠として参戦(あやね・ハヤブサはNINJA GAIDEN枠で参戦)。
『閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASH』へ、ほのか・あやねと共に追加配信された。
SEGAの『PSO2』のACスクラッチにDOAシリーズコラボが2017年11月~12月までの期間限定で登場し、マリーの髪型と1Pコスが実装された。
DOAのコラボキャラはマリー・かすみ・あやね・ハヤブサの4人で、キャラメイクにより顔や体格を本人に似せて再現することが可能。
他の景品にはマリーの床ポスターやマリーが使うコンボのロビーアクション、マリーのメインBGMもある。
また直接のコラボではないものの、後継作となる『PSO2NGS』では前作のクリエイトキャラとの共有が可能であるため、1000年後の世界の惑星ハルファの大地をマリーの外見で操作することも可能
『初音ミク -Project DIVA- X』と『DOAX3』とのコラボで初音ミクとマリー・ローズのPS4/PS Vita用テーマが配信された。
アプリゲーム『デスティニーチャイルド』と『DOAXVV』とのコラボでマリー・ローズがデスチャに参戦した
第一弾はかすみ,ほのかの3名、後の第二弾にはあやね,レイファンが登場したので、
5名で組めるチーム全員がDOAキャラで構成することが可能になった
デスチャにはキムヒョンテ描き下ろしのマリー達が登場し、DOAXVVにはデスチャのサキュバス「ダビ」のコスチュームを着たマリーが登場する(後にかすみ達も参戦する)。
アプリゲーム『アリス・ギア・アイギス』で2020年3月末~4月中旬に
『DOAXVV』コラボでマリーとかすみの2名が、その2年後の第二弾コラボで女天狗も参戦し、3人チームを全てDOAキャラで編成できるようになった。
常夏の楽園「ヴィーナス諸島シャード」にバカンスに向かった夜露たちがかすみ,マリーらとバカンスを楽しむシナリオが展開される。第二弾では同じシナリオに女天狗が追加される形となった。
マリーの専用ギアはショットギアがデュアル(近距離型)でクロスギアが剣などの武器の代わりに本家の格闘モーションを搭載し、敵からの被弾直前にカウンターを発動することでダメージ無効化&反撃弾を放つなど、ホールドとも見受けられる要素が入っている。格闘モーションはDOA5LRの技がベース
またミニゲームでぴょんぴょんゲームもあった。DOAキャラを持っていればコラボ終了後も遊ぶことができる
『アズールレーン』で2020年11月~12月にかけて『DOAXVV』コラボで
マリー,ほのか,かすみ,女天狗,みさき,なぎさ,モニカの7名が登場した
マリーは前衛の駆逐艦なので直接操作ができる
被弾時に反撃弾幕を放つなどホールドと見受けられる要素があり、魚雷への高適正や味方支援の能力に恵まれている
コラボ期間中のミニゲームではビーチバレーが遊べ、寮舎はDOAXVVの南の島の内装が販売された。家具の一つにはザック像モチーフの饅頭(マスコットキャラ)像があり、タッチするとVVの音楽が流せたりと芸が細かい。なおアズレンにはケッコンシステムがあるのでマリーともケッコンできる(ただし衣装は変化しない)
同社タイトルである『三國志14 with PK』では『DOAXVV』コラボで
マリー,ほのか,みさき,かすみの4名が武将として配信された
水着ではなくVVでの晴れ着を和装として着用している
『KOFAS』では3周年記念として『DOA6』コラボが開催され、マリー,ほのか,かすみ,女天狗の4名が登場した
通常衣装版と楽園の天使版の2種類がある。本家における1Pコスと2Pコスがこれに相当している。ベルトスクロールアクションであるため操作が可能、格闘モーションはDOA6の技がベースとなっている
『KOF'98 UM OL』でも2021年11月に『DOA6』コラボでマリー,ほのか,女天狗の3名が登場した
タッチによる攻撃のみとなるため直接の操作はできない。格闘モーションはDOA6の技がベースとなっている
『ドラゴンとガールズ交響曲』では『DOAXVV』コラボで
2021年9月に第一弾でマリー,かすみの2名
2021年11月に第二弾でみさき,ほのかの計4名がハントレスとして登場した
彼女たちからすると突然異世界転移に巻き込まれ、魔獣だらけの戦場に降り立ってしまった。プレイヤーであるリーダーとその仲間のハントレス達がこの4名を救出し元の世界へ帰還させるシナリオが展開された。
『シノビマスター閃乱カグラNEW LINK』では『DOA6,DOAXVV』として第三弾までコラボ展開しており、閃乱カグラシリーズ全体で見るとコラボした回数が現在最も多い。
2018年11月の第一弾ではかすみとあやね、2019年4月の第二弾ではマリーとほのか、2022年3月の第三弾ではたまきに加えマリーとほのかは新カードが追加された。特にマリーは第三弾で唯一アニメーション付き最高レアリティのLRキャラとなった。5人チームなのでこちらも全てDOAキャラでの編成が可能。
『フィギュアストーリー』では2022年12月下旬に『DOAXVV』としてマリーとほのかの2名がフィギュア体として登場した。フィギュアとはいえあちらの世界観では普通に動けるしプレイヤーとも会話でコミュニケーションを取れたりできる。
普段の衣装はDOA6の1Pコスで、特別衣装はDOAXVVの小悪魔のささやきの2つがある
戦闘モーションは2人ともバレーボールをぶつけるので素手による格闘はしない。
余談
プリンセスバーケルセ
好物である『プリンセスバーケルセ』とは鮮やかな薄緑色をしたスウェーデンのケーキの一種だが、2014年4月現在この単語でGoogle画像検索すると最初に出る画像はマリー・ローズである。
2015年8月時点でも最初に出る画像こそケーキになったものの、それ以外の画像トップ20枚は未だに半分が、というか、トップ10枚のうち7枚がマリー・ローズである。
さすがに2016年5月現在ではケーキのほうが多くなったが、やっぱりマリーの画像も多い(トップ20枚中9枚がマリーローズ。何故だ・・・)。
なお、DOAX3ではゲーム内アイテムとしてもプリンセスバーケルセが登場。ピンク色をしているが、これも実物のバリエーションのひとつである。
キャラクター関係
前述した通り、エレナに仕えているサーバントと言う事以外は分かっていない(DOA5U以降は追加ストーリーが存在しないため)。
そもそも、エレナに仕えていると言う事実さえ、正式に公表されたのは登場からおよそ1年半経ったTGS2015(9月19日)のステージだったりする(一応、台詞やステージBGMなどから推察出来るようにはなっていたが)。
エレナとタッグを組むと試合開始時のデモが二人で礼をする特殊なものになり、交代する時には彼女がはっきりと「エレナ様」と口にしている。
DOAX3では急にお仕事のお休みを言い渡されており、不思議に思いながらもバカンスを楽しんでいるというのがわかる。
また、ほのかからは格闘技のプロとしてタッグイントロで「胸を借りてもいいですか?」と頼まれているのだが、皮肉に聞こえたのか不機嫌な表情を見せている。
『DOA5 LASTROUND』のパッケージではかすみとともに描かれており、DOAX3でもほのかとともにパッケージに描かれている。
フィギュア化
コトブキヤ製1/6スケールのマリー(1Pコス)が2017年2月頃発売された。
ドロワーズは着脱可能で、中は白いパンツを穿いている。
マックスファクトリー製1/5スケールのマリー(2Pコス)が2018年10月に発売された。
コスチュームの光沢度合いが原作ゲームのそれよりも一層強調された印象となっている。
フリーイング製1/4スケールのマリーとほのかが2019年1月に発売された。
こちらはDOAX3としてのフィギュアでコスチュームは追加衣装の「パフ」である。
ポーズはDOA5LRでのマリーとほのかのタッグ勝利時の両手の人差し指を立てて前に突き出すものとなっている。
関連イラスト
関連タグ
未来(閃乱カグラ):巨乳ヒロインが跋扈する作品中での貧乳キャラ繋がり。