秘密の花園とは、
- 現実には滅多に見つけられない、または存在しない幻の花園。
- 1909年に発行されたフランシス・ホジソン・バーネットによる小説、およびそれを元にした諸作品。
- 主に男性が妄想する男子禁制な女性の場所(例:女子高、女子更衣室、女性のチョメチョメ)の比喩表現。
- ゲーム『ワールドヒーローズ』の登場人物であるラスプーチンが使用する技。詳細は検索するなよっ?!絶対に検索するなよっ?!
- 漫画・アニメ『青の祓魔師』の原作にはないオリジナルストーリー、第21話のサブタイトル。
- 1992年にGAMEテクノポリス(徳間書店インターメディアのアダルトゲームブランド)から発売されたアダルトゲーム
当項目では、2について記載する。
概要
1909年に発表され1911年に発行された『小公女』や『小公子』の作者であるフランシス・ホジソン・バーネットによる小説(原題は『The Secret Garden』)。
バーネットの最もポピュラーな小説と言われ、TVアニメ化や映画化もされている。
ストーリー
インドで両親を亡くしたメアリーは、英国ヨークシャーの大きな屋敷に住む伯父に引き取られる。
新しい生活に馴染めないメアリー。そんなある日、彼女は小さな鍵をみつける。
それは伯父が、死んだ妻の思い出とともに封印した「秘密の花園」の鍵だったのだ。
メアリーは、伯父の心のように荒れ果ててしまった花園にわずかな緑の息吹を感じ、
仲良しのディコンと病弱な従兄のコリンとともに、大人たちには内緒のままその花園を蘇らせる決心をする。
登場人物
メアリー
誰の愛情も感じずに育ち、誰も愛せない孤独な少女。
両親の愛に恵まれず使用人にも叱られず甘やかされて育ったためか、性格は我儘で気難しい。
「秘密の花園」と出会ったことで、少しずつ変わっていく。
ディコン
メアリーの女中であるマーサの弟。メアリーの友達になる。
動物や植物を愛し、どんな動物からもすぐに好かれる元気な少年。
コリン
クレーブンの一人息子。メアリーの従兄弟にあたる少年。生来病弱で歩くこともできないためベッドから殆んど出たことが無く、屋敷の奥の部屋で孤独に暮らしていた。
自分は長生きできないと悲観していたが、彼もまたメアリー達と「秘密の花園」に出会ったことで少しずつ変わっていく。
クレーブン
メアリーを引き取った伯父。
広い屋敷の主人だが十年前に妻を失って以来深い悲しみから立ち直れず、一年の大半を旅に出ているためあまり家にいない。
関連イラスト
この作品をもとにして作られた作品
テレビアニメ
「アニメひみつの花園」
1991年(平成3年)4月から1992年(平成4年)3月にかけてNHKで放送されたアニメ。
「アイドルマスターシンデレラガールズ 2ndSeason」
舞台版「秘密の花園」という劇中劇として、登場人物がレッスンや公演を行っているシーンがある。
テレビドラマ
「ヒミツの花園」
2007年1月9日から3月20日まで、関西テレビの企画・制作によりフジテレビ系列で毎週火曜日の22:00~22:54(JST、初回のみ23:09までの15分拡大放送)に放送されたテレビドラマ。
映画
1949年に一度映画化され、1993年にリメイクされた。
1993年版は製作総指揮にフランシス・フォード・コッポラ、監督にポーランドのアニエスカ・ホーランドを迎え、『シザーハンズ』のキャロライン・トンプソンが脚本を担当した。