概要
広義ではゼビウスのフォロワーとも言えるが、自機「ファイナルスター」から発射される地上空中両方に当たるショット「スタービーム」を連射して、打ち崩すスタイルで独自のゲーム性を打ち出すことに成功。100万点ボーナスの謎も話題になる。
翌85年6月にはハドソンによりファミコンに移植され、必殺技・秒間16連射を引っさげ登場した高橋名人と共に大ヒット。
同年9月のスーパーマリオブラザーズで社会現象化するファミコンブームの下地となった。
ちなみに、ヒット作となったが基板売りはほぼされていない。
コーエーテクモウェーブ取締役の原尾宏次氏によると、1983年11月に発売した「SENJYO」という疑似3Dシューティングゲームが展示会で好評を博し、その前評判からたくさん出荷されたものの、当時まだ珍しかった3Dシューティングにユーザーが二の足を踏んだか大コケしてしまったという。
それに対してテーカン社長から急遽、同基板を使った単純なスカッとするゲームを作るよう厳命が下り、そこで開発されたのがスターフォースであり、かつSENJYO失敗の穴埋めという目的から概ねロムキット売りになってしまったとのこと。
故にスターフォースが大きな収益を齎すのは、ファミコン版ヒットに伴うハドソンからのロイヤリティ収入が入ってからだという。
関連タグ
ファミコン コロコロコミック ハドソン 高橋名人 連射 連打 16連射
スーパースターフォース ファイナルスターフォース スターソルジャー
ギリシャ文字 - 本作でエリア(面)名として採用されている。FC版各面の最後には、そのギリシャ文字をアルファベットに変換した頭文字の書かれたエリアターゲットがボスとして控える(AC版、MSX版では該当ギリシャ文字がそのまま書かれている)。オメガで終わった後は、FC版だとエリア表示が「I」となる。インフィニティの意。その後はエリア表示が変わることなく、無限ループが続く。