龍虎乱舞
りゅうこらんぶ
龍虎の拳、KOFシリーズ、餓狼伝説シリーズ、武力~BURIKI ONE~に登場する技。
極限流空手の使い手、リョウ・サカザキ、ロバート・ガルシア、タクマ・サカザキ(Mr.KARATE)、マルコ・ロドリゲスが使用する。
ユリ・サカザキは未熟なため龍虎乱舞は使えないとされていたが、KOF2002UM以降は「ちょう!龍虎乱舞」を使用。
基本的に超必殺技として登場。
突進で接近し、連続で技を繰り出す、いわゆる乱舞技。構成は作品や使い手によって異なる。
当初はガード不能技。KOFシリーズからはガードされてしまうようになったが、作品により被ガード時の特性が異なり、「ガードされた時点で技が止まる」「ガードされても最後から2番目の技まで出続け、敵の体力を削る」の2通りが存在する。ただし被ガード時にはスキが大きく、反撃を受けやすい。
派生技として「絶!!龍虎乱舞」「超龍虎乱舞」などが存在する。
「武力~BURIKI ONE~」は超必殺技ではなくコンビネーションの名前。
初代『龍虎の拳』では、体力が減り、通常時の構えから疲れの色が見えた状態でほぼ満タンに近い気力でコマンドを入力(236+A+C)
この頃の超必殺技は『餓狼伝説2』も含め、レバー入力+ボタンの同時押しが基本であり、コマンドも筐体のインスト表には書かれていない。
コマンドを知っていることが優位感、優越感を感じる人もいただろう。
今では当たり前にコマンドは表示されるし、入力が出来ない人用にボタンの同時押しのみで超必殺技が出せる仕様の格闘ゲームもある。
『龍虎の拳2』はリョウ、ロバートでのコマンドが「2363214+C」となり、以降『KOF』シリーズ等でもこのコマンドが引き継がれている。
ただし、発動条件は作品を追うごとに変わり、攻撃を繰り出す(空振り含む)、ダメージを受ける(ガード含む)といった動作で溜まったゲージを消費して発動する方法へと変化したほか、初代龍虎の拳版では連続技に組み込めないほど発動が遅かった本技も、年々ゲームシステムが変更され、現在ではほとんどの場合通常技キャンセルで連続技に組み込むことができるようになった。
ちなみにKOF94・95では、体力が少なくなった状態なら、気力によらずいつでも出せる仕組みになっていた。