ルオン(KOF)
るおん
「あなたの高笑いを聞いていると疲れるわね……それも作戦なのかしら?」
『THE KING OF FIGHTERS XIV』で初登場した妖艶でミステリアスな雰囲気を持つ女子格闘家。
世界テコンドー協会の会長であるガンイルとは世界巡業の最中に出会い恋仲になり、名目上では愛人関係にある。
長い脚から繰り出されるムチのような攻撃とテコンドーをアレンジした独自な格闘術が得意。
性格・外見
相手を色香で惑わすような扇動的な言動を繰り出す一方で、真意を悟らせない底知れなさを秘めている。
特に掛け合いではキムは赤面しつつも彼女の言動に迷惑がっているが、師匠の愛人であるために逆らうことができない様子である。(因みにルオンもしばしば彼をからかっている。)
身長180cmの長身であり、男子格闘家としては小柄な体格のガンイルの傍らに寄り添っているイメージが強いせいもあるが、対戦中でも背筋を伸ばした立ちポーズ故にほとんどの男子キャラより大きく見える。
経歴
『XIV』のストーリーでは、キム・カッファンがチャン・コーハンとチョイ・ボンゲが地底王と恐れられるザナドゥと共に悪人チームとして出場することに知りガンイルと共にキムの助太刀するために出場することになる。
エンディングではガンイル達を何とか帰らせようとするも失敗し、居残ることになった二人に流石のキムも心中で「めんどくせーーー」と本音を零していた。
『XIV』に続けて『XV』もプレイアブルキャラクターとして参戦決定。
今作ではキムとガンイルは修行のため不参加(後にキムはDLC追加ファイターとして参戦)であるが、ハワードコネクションの構成員のハインから密かに頼み事を引き受けた彼女は、ブルー・マリー、ヴァネッサで『エージェントチーム』を組むことになる。
エンディングでは大会の騒動に紛れてドロレスが身につけたアミュレット「賢者の眼」(実は発信機入りのダミー)をパクった彼女は、ハインが「賢者の眼」の力を使ってギースを倒すことが目的であることを二人に明かした(それを聞いたマリーは他にも隠し事があると睨んでいたが、詰問する際に逃げられてしまった為、分からず仕舞いに終わった)。
ガンイルに会うまでの素性が一切不明のルオン。はたしてその正体とは…?
上中下の3方向に脚を伸ばす「戟」を中心に立ち回る中距離に優れたキャラクター。ジャンプの軌道が高過ぎるので、空中からは強「鎌」でめくりを狙う以外に旨みがないので、基本は地に張り付いて戦うのがベスト。ノーゲージでの無敵技がないのもルオンの大きな弱みとなっている。