概要
ナコルル~あのひとからのおくりもの~とは、2001年7月にWindows用ゲームとして発売された有限会社インターレッツ製作のアドベンチャーゲームである。
「ナコりもの」の略称で呼ばれることもある。
『サムライスピリッツ』シリーズのキャラクターナコルルを主役とし、『サムライスピリッツ』一作目(初代)と『真サムライスピリッツ』の間の時期のカムイコタンを舞台としている。
2002年にはドリームキャストに移植されている。
PC版はバグが多いので遊ぶ際は注意。
登場人物
- ミカト
(画像左の少女)
本作の語り部。
本作の物語はほぼミカト視点で語られる。
巫女であるナコルルの従者。
7歳で一人称は『ボク』。髪が短いこともあり男の子のようにも見えるが女の子。いわゆる「ボクッ娘」。
主人公。
戦いから帰る途中で傷を負い、吹雪のなかをさまよった末に気を失ってしまう。ヤンタムゥとマナリ(後述)に助けられて村に帰るところから物語がはじまる。
既存シリーズでは服の色は赤が基調だが、本作では黄色を基調とした服を着ている。
- ヤンタムゥ
(画像右の青年)
ナコルルと同じ村に住む青年。快活な性格で、村の女性や子どもたちに人気がある。ナコルルとマナリのことをいつも気にかけている。
ナコルルと同じ村に住む女性。彼女の幼なじみ。歌をうたうことが好き。
ナコルルの妹。姉のことを気にかけている。
熊に襲われたミカトを助けた謎の女性。
名が無いという彼女にミカトは「風のような人」だから「レラ」と名付ける。
実はナコルルが捨てた「ナコルルの中にある戦いに関わる全て」(巫女の使命の汚い部分)が形を得た存在。
戦意や闘志、殺意などといった感情のことのようである。
アニメ
2001年に『序章「郷里之畏友編」』のサブタイトルをつけて発売され、続編も予定されていたが、制作元の倒産により未完となった。