プロフィール
キャッチコピー | (斬紅郎無双剣)「神魔の堕とし子」 |
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流派 | 不明 |
武器銘 | ガダマーの宝珠 |
生年月日 | ? |
年齢 | ? |
出生地 | ? |
血ノ型 | ? |
身長 | (初代)?(天草降臨)六尺(約182cm) |
体重 | ? |
趣向 | (初代、天草降臨・悪)人間の暗黒面を誘い魔界に引きずり込むこと(天草降臨・善)化粧 |
家族構成 | ? |
宝物 | (初代、天草降臨・善)昔、ただ一人愛した女性の頭骨(天草降臨・悪)自分 |
好きなもの | (初代、天下一剣客伝)人間の邪悪な魂(天草降臨・善)美しい物(ただし、天草の美的センスにかなった物のみ)(天草降臨・悪)人間の苦しみもがく姿 |
嫌いなもの | (初代、天下一剣客伝)陰のない人間(天草降臨・善)醜い物(ただし、天草の美的センスからはずれた物のみ)(天草降臨・悪)人々の幸せ |
コンプレックス | (初代、天下一剣客伝)己の奥底に、ほんの一握りの良心があること(天草降臨・善)己が生み出してしまった悪の心(天草降臨・悪)精神が2つに分かれたため、無くなった |
尊敬する人 | (初代)アンブロジァ(天草降臨・善)いない(天草降臨・悪)自分 |
剣の道について | (初代、天下一剣客伝)人間の持つ魔性を呼び起こすきっかけ(天草降臨・善)自らの過ちを償うための手段(天草降臨・悪)…快…感… |
特技 | (初代)聖書の暗唱 |
平和だと思うとき | (初代)人がたくさん死んでいくとき |
好みのタイプ | (初代)……覇王丸 |
現代社会での彼らは…? | (初代)セクシーな歌手 |
CV |
概要
初代『サムライスピリッツ』のラスボスであり、『天草降臨』の中ボス(悪として)でもある。
武器として使用するガダマーの宝珠の正体は、タムタムの探すパレンケストーンである。
17世紀前半に島原の乱を起こして非業の最期を遂げた天草四郎時貞(1621〜38年)の怨霊であり、幕府への積年の怨みを暗黒神アンブロジァに付け込まれ、その力を借りて服部真蔵(服部半蔵の長男で、次代の服部半蔵)の体を奪って復活した。それ以来、邪教を広めて民を苦しめて世界を滅ぼそうとしたが、エンディングにて自分を破った相手へ復活を予告しながら姿を消す。
『真』では対CPU戦の中間デモのみの登場となるが、覇王丸・千両狂死郎・柳生十兵衛・ナインハルト・ズィーガーの4名が羅将神ミヅキに魂を奪われそうになった際に身を呈して彼らを逃がし、魔性から解放された姿を見せる。しかし最期はミヅキに粛清され、後には真蔵の肉体だけが残された。
2019年版サムライスピリッツの第三弾シーズンパスにてチャムチャム、高嶺響に次ぐ3人目の配信キャラとして登場することが公式サイトにて発表された。なお、時系列的には、本来ならこの時間軸には天草は復活していないはずである。(本作のED後(天草以外の全キャラ共通)に復活の兆しを見せる)
好みのタイプとして『覇王丸』を挙げている。これが『覇王丸の魂(つまり精神エネルギー的なもの)』に惹かれているのか、バイなのかは定かではない。少なくとも、プロフィールを見る限りは『女性を愛した経験があるが死別している』『現在の好みのタイプは覇王丸』ということである。
善悪について
上記の通り、第二作目の『真サムライスピリッツ』ではいわゆる光堕ちした天草が登場する。
登場場面でこそ「我、復活せり!」という台詞と共に凶悪な笑顔を見せているが、「我、人として蘇ったり!人の世を乱す悪は許さぬ!」とミヅキに立ち向かう様は改心した姿そのものである。
また『天草降臨』でプレイヤーが使用出来る方は修羅・羅刹共に「善の天草」であり、物語も半身である「悪の天草」の討伐に向かうという内容になっている。
目的を果たした後は『真』同様に入滅されて半蔵に息子の身体を返す流れとなる。
サムスピシリーズの時系列は、『リリース順』ではなく、以下の通りである。
『零(及び零SP)』→『天下一剣客伝』→『2019(いわゆる令サム)』→『初代』→『斬紅郎無双剣』→『天草降臨』→『真』→『侍魂』→『アスラ斬魔伝』→『閃』→『蒼紅』
「悪の天草」は、ラスボスとして登場した初代で討ち取られ、魂が善と悪に分裂している。
その後、『斬紅郎無双剣』において、分裂した魂の一方である「悪の天草」が登場する。『「真」で「善の天草」が登場した後にリリースされた作品』であることや、『初代の後の時系列の作品』であることから、勘違いしているファンもいるのではないだろうか。
また、先述の時系列から分かるように、『初代』よりも前の作品では「悪の天草」である。近年の作品は全て『初代よりも前の時系列』なので、天草が「悪」であることは矛盾や勘違いの類では無い。
『斬紅郎無双剣』『天草降臨』『真』での「天草の善悪の扱い」を覚えておき、『残りの作品では全て悪』と覚えると良いだろう。
なお、台詞周りは善も悪もテンションが高い傾向にある為、天草の『生来の性格』なのかもしれない。また、プレイヤーが使用できる方が「善」として登場している『天草降臨』でも、必殺技が(技の内容も技の名前も)「悪」の頃のまま。
つまり、善人なのに『死霊刃』『逢魔刻』『汝、暗転入滅せよ』『冥府魔障弾』『降魔招来破』『凶冥十殺陣』といった技を用いる。技のグラフィックも悪の頃と同じく禍々しいまま。『肉体が使い慣れた技の方が戦いやすい』ということだろうか。
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