プロフィール
流派 | 紅獅子流傭兵術 |
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武器名 | ズァリガーニ※ |
生年月日 | 1761年8月19日 |
年齢 | (真)28歳 |
身長 | 210cm |
体重 | 125kg |
血ノ型 | A型 |
出生地 | プロシア王国 |
趣向 | ビール作り |
宝物 | 皇帝陛下より受けた数々の勲章 |
好きなもの | キドニーパイ(牛や豚や羊の腎臓の煮込みのパイ) |
嫌いなもの | カエル |
特技 | タップダンス |
尊敬する人 | 皇帝陛下 |
家族構成 | ? |
コンプレックス | 笑顔が作れないこと |
剣の道について | 騎士道 |
平和を感じるとき | ズァリガーニの手入れをしているとき |
好みのタイプ | 才色兼備な女性(エリザヴェート) |
現代での彼らは……? | 大工さん |
CV |
※…ゲーメストなどの4コマギャグマンガを手掛ける漫画本のネタでザリガニと誤解するなどのネタが相次いでおり、ネタとしても有名であった。
概要
プロシア王国(現在でいうドイツ)出身の騎士で、モーントシャイン・ドラッヘ帝国皇帝ハインリッヒに仕える「紅き獅子聖騎士団」団長。「千の破壊者(タオゼント・シュトゥルムウイント)」の二つ名を持つ。皇帝からの命令を受け、ヨーロッパ各地に起こった異変の原因を究明するために戦う。実は「玄珠魂」という特殊な魂の持ち主であるため、羅将神ミヅキに狙われている。
使用する武器のズァリガーニは、オーパーツから作られた巨大な鉄製のガントレットで、薬莢を用いて火を噴くなど銃器としての特性も併せ持つ。防具は下半身だけで、上半身は裸で戦う。他の「紅き獅子聖騎士団」の騎士たちが全身に甲冑を纏い、剣や槍を持っているだけに、『上半身に防具を纏わず、異形の武器を装備して戦うスキンヘッドの大男』という姿は、騎士としては殊更に異質な風貌である。
皇帝の娘であるエリザヴェート皇女から想いを寄せられており、『真』のエンディングにて結婚。ズィーガーはそれ以前はシャルロットに想いを寄せていたこともあった。『天下一剣客伝』のエンディングではアンドリューと親交を深め、ハインリッヒ皇帝の病没後に皇帝の座に即位し、善政によってプロシア王国を中心としたヨーロッパ諸国を纏め上げて繁栄させることに成功している。
性格は謹厳実直かつ紳士的で、正義感と忠誠心が人一倍強いという、『騎士の鑑』という言葉がピッタリな好人物。貴重なオーパーツから作った武器『ズァリガーニ』を託されていること、皇帝の娘であるエリザヴェートの結婚相手に選ばれ、後に皇帝の座に即位したこと、善政によってヨーロッパ諸国を纏め上げて繁栄させたことから、皇帝からの信望の厚さと、彼が文武共に優れていることと、素晴らしい人柄の持ち主であることが容易に分かるだろう。
一方で感情表現が欠落しており、特に笑顔作りは不得手。厳めしい見た目に加えて無骨な性格の人物であるが、本人はそのことにコンプレックスを抱いている。「戦いの際に敵に髪の毛を掴まれるのが嫌だから」という理由で毎日髪を剃っている。断じてハゲではない、スキンヘッドである。
シゲル
彼にまつわる有名なエピソードといえば、なんといっても「ゲーメスト」で『真』の新キャラ4人のシルエットが公開されて編集部が予想イラストを紹介したのだが、そこでの彼の予想イラストは何と「魚を担いだ変なハゲ」という斜め上を行くものであった。
ちなみにこのイラストは当時のライターの一人であるMAN次郎氏が作成したものであり、大きな反響を呼んだ。
これの影響で、『すっごい!アルカナハート2』で新キャラの犬若なずなのシルエットがブログ『アルカナパーティー』(現在は更新終了)において発表された際、スタッフの一人によって描かれた予想イラストが「2足直立した魚がハゲの男に足をつかまれている」というカオスにもほどがあるものとなった逸話がある。
つくづくゲーメストは罪作りな雑誌であった。
またゲーメストでは彼のスペル「Sieger」(独語で「勝利者」を意味する)をローマ字読みして「シゲル」という愛称をつけていた。
これから派生して、先述の魚を担いだ変なハゲのゲーメスト公式名が『珍サムライスピリッツ』の不人気キャラ、「シゲル」 になったりした。
偽造テレカも出回っている設定らしい。
このシゲル誕生の経緯は、ゲーメストの生まれ変わりともいえる「アルカディア」2010年4月号に載ってたりするので興味のある方は一読してみよう。
後々に覇王丸がソウルキャリバーⅥのDLCとして参戦した際、同梱のクリエイションパーツにシゲルを完全再現できるパーツがしれっと含まれている。
空耳
シゲル・・・もといズィーガーといえばやたら空耳が多いことでも有名である。
必殺技「ヴォルフ・ファンゲン」は「チチホンゲ!!」(あるいはもっと卑猥な言葉)、 KO時のボイスは「ンー、ラブリー!!!」と聞こえてしまった。
ちなみに、正確には前者は「ディッヒ・ファンゲン(Dich fangen)」、後者は「ウングラオプリヒ(Unglaublich)!」と言っている。
これは英語で言うところの「Got you(ガッチャ)」「Unbelievable(アンビリーバボー)」……つまり「捕らえたぞ!」「信じられん!」とかそういう意味のドイツ語である。